熊野古道をまた歩くことにしました。

 

5月に歩いた前回は、田辺市の滝尻王子から中辺路ルートを通って熊野本宮へ行きました。

 

途中「赤木越(あかぎごえ)」ルートを選択して湯の峰温泉に到り、湯の峰から「大日越」で本宮に向かいました。

地図出典:田辺市熊野ツーリズムビューロー

 

これは通称「裏街道」と呼ばれているそうです。俺の人生、裏街道。ピッタリです笑。

 

赤木越を歩いた時の投稿:

 

 

今回は赤木越へ分岐した分岐点からスタートして、発心門王子を経由したいわゆる「本街道」を通って中辺路ルートを完遂したい、という試みです。

地図出典:継桜王子~熊野本宮大社

 

赤木越分岐:ここからスタートです。

 

発心門王子:

 

 

発心門王子バス停:実は朝ここでバスを降りて分岐まで移動。そこから同じ道を引き返しているという何ともご苦労なことをしています笑。

 

 山道。歩きやすい道でした。

 

すばらしい見晴らし。

 

ヤギがいた。

 

 伏拝王子(ふしおがみおうじ):

 

伏拝王子の休憩所:

 

中辺路を歩いてきたお遍路さんは、目指す本宮(今の大斎原)がここで初めて見えたそうで、伏して拝んだというのが名前の由来だそうです。

 

これは現地で外国人観光客の皆さんに、通訳案内士さんが説明していた内容の受け売り。案内士さんは山伏風の格好をしていました。伏拝は"kneeling and praying"と説明されていましたね。

 

本宮の入り口:

 

生垣を四角くくり抜いている所が本来の熊野古道が通っていたルートだそうです。その後本宮が大斎原から移築された際に、少しずれた隣に鳥居が建てられたんだろうな。

 

ボクはもちろん生垣の穴を通って中に入りました。

 

本宮に到着。ヤタガラスもマスクを付けています。

 

前回のお参りから半年の感謝をしっかりお伝えしてきました。

 

本日は3時間半掛けて約10 kmの道のりを歩きました。お手軽なハイキングコースでした。

 

 Relive:歩いた経路を空から見てみよう。