最終日、いよいよ目的地熊野本宮大社へ。
つぼ湯の奥に続いている細い道が、熊野本宮大社へ向かう大日越のルートです。
登り始めてすぐに湯峯王子(ゆのみねおうじ)が。
いきなり結構な斜面が。峠越えをしているのですからある意味当然なのですが、急激に上って急激に下ります。
下っている時、前方から汗だくだくで上ってくる若者の一行が。こちらも前日の赤木峠越えに続いて大日峠越えとかなり疲労が蓄積しています。特に下りの方がヒザにくる〜笑。
月見岡神社(つきみがおかじんじゃ):熊野本宮大社の境外摂社だそうです。特に案内の標識も見当たらず、ちょっと不気味な感じでした。
発心門王子側のルートだったら、もう少し楽だったかもなぁと夢想しながら歩いていると、ようやく下界(笑)が見えてきました。奥に小さく大斎原(おおゆのはら)の大鳥居が見える!
大日越えで来ると、大鳥居ではなく、大斎原の西側にある鳥居から入ります。
鳥居の左側には八咫烏(やたがらす)の碑が。「熊野本宮サッカーヤタガラス必勝祈願碑」だそうです。
大斎原の旧社殿跡で手を合わせ、大鳥居をくぐりました。
本宮大社へ向かいます。
到着っ!!!
奥には5つの神殿があり、参拝の順序が決まっています。看板に書いてある通りの順序で参拝しました。
参っていると、一番最初に参る家津美御子大神(けつみみこのおおかみ)にすごく長い列が。すると「空いている所にお並びくださーい!」とのアナウンス。どっちやねん笑。幸いそこは既に済ませていたので、残りを順番通りにお参りしました。
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個々には大変な箇所もあったけど、全体には順調な旅でした。
ここのところ左の腰の調子が悪かったんですけど、歩いている間は全く問題無し。山道を歩くことで自然とバランスが取れたのでは、という感覚です。
街ブラしてると1時間も歩いたら腰が痛くなって、コーヒーブレイクってなる場合も多いのに。
また森の中にいるだけで気分が安らぎます。便利だけれども人工的過ぎるものに囲まれていると、知らぬ間に気分が滅入っているのかもしれません。
本日の移動ルート on Relive: