前回書いた小沼敏雄選手を憧れの目で見ていた頃、ダンベルとバーベルのシャフト、重りを合計60キロくらい買って自宅でトレーニングしておりました(これらもたしか阪急イングスで買った)。

 

 

その頃の自分はどんなことをしていたのだろうと探してみると、当時のトレーニング記録を発見。今見ると手書きで丁寧に書いているなぁ。途中からワープロ打ちに変わっております。

 

ベンチプレスを見ると、最初片手7.5キロのダンベルから始め(計15キロ)、少しずつ増やしていって、最後は自分が持ってる最大重量のバーベル60キロまで挙上重量を増やしていたようです。今思うといじらしくて自分ながら可愛らしくさえ思えます。

 

もう少し重量を増やしていればよかったのでしょうが、その頃は家にあったエレクトーンの椅子をベンチ代わりにしていて、セーフティバーも無かったので、家でやるにはこの辺りが限界だったかもしれません。

 

ジムに通うという選択肢は頭にありませんでした。近くに24時間ジムなど無く、当時は時短という概念は薄く、遅くまで残業して、夜11時頃帰宅して、ご飯食べて、その後寝るまでが唯一の自由時間というような生活。むしろすごく時間のやり繰りをしてトレーニング時間を作っていた記憶があります。

 

目的は野球の補強がメインで、コンテストに出るなんていうのはどこか別の世界の特殊な人たちがやるもんだと思いこんでいたので(実際当時は全体にそんな雰囲気だった)、コンテスト出場なんて1ミリも考えていませんでした。

 

トレーニングはその後しばらく熱心にやった後に途絶えてしまって、今になって改めて再開しているわけですけれども、ずっと継続していればもっとましな身体になっていたのでしょうか。「たられば」ですけど。