PWG : BoLA N3 Part1~Play the Game~ | コアドラのプロレス研究室

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キャンディス・リレイ vs.ジョニー・ガルガーノ トーナメント2回戦
速攻ベースの攻防。ガルガーノは紳士的な葛藤をちらつかせましたが、打撃は叩き込めないと表現している割に、他の攻撃はためらいなく出すので、やや違和感。しかし、それを逆手にとって、性差や力量差はありますが、一進一退を実現しています。10分そこらと短い試合ですが、両者の良さは出ている。よいオープニング。


TJパーキンス vs.リコシェ トーナメント2回戦
緩い空気を出しながらも、いざ攻防が始まると、軽妙なやり取り。TJPがかつてのサムライ・デル・ソルのような立ち回りで、手数を重ねながら、要所でジャベやサブミッションが光る。
リコシェも打撃で乗せながら数を重ねていきました。ベナドリラーは短時間決着の時には便利ですね。良質な試合。


トレヴァー・リー vs.マイケル・エルガン トーナメント2回戦
エルガン手動でハイペースな試合運び。決して特異なペース配分ではないですが、リーの力量を信用しているところもありますね。
エルガンは一撃の重さに余韻を聞かせるような試合運びにシフトチェンジすると、リーが呼応するように数を重ねだし、長短を調整しています。
技のスケールを大きくしながらも、決着を予感させない展開が続くかと思いきや、丸め込みで唐突に切り上げるのは何ともトーナメント仕様らしい。良い試合。


ケニー・オメガ vs.マット・サイダル トーナメント2回戦
攻防に軽さを出しながらも、オメガは数を絞って、パワーを強調し、サイダルが被虐で見せる。
攻防時代はありきたりなもので構成し、PWGの世界観に寄せたユーモアを織り交ぜていきます。これまでの空気をゆるく引きずり、丸め込みを随所に挟んだのはいい判断でした。
フィニッシュはあっさりとしていますが、およそ無難な内容。

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試合結果
キャンディス・リレイ vs.○ジョニー・ガルガーノ トーナメント2回戦
TJパーキンス vs.○リコシェ トーナメント2回戦
○トレヴァー・リー vs.マイケル・エルガン トーナメント2回戦
○ケニー・オメガ vs.マット・サイダル トーナメント2回戦