WWE SuperStars Review (8/11) | コアドラのプロレス研究室

コアドラのプロレス研究室

プロレスレビュー、泥陀羅、ライブ雑感記など書いてます。
WWE/TNA/ROH/PWG/CHIKARA/CZW/DGUSA/AAW/AIW/EVOLVE/ドラゲー/新日/全日/DDT/大日/ K-DOJO/Wrestle-1/CMLL/AAA/IWRG/DTU

デビアスvsバレッタ
技術だけなら、即戦力なんだが、いかんせんメイン番組では、まだジョバー以外に使い道が確立されない二人。こうしてスパスタで試合が組まれると、結構出来るじゃん!な印象を残すものの、どうも本流に乗れない。試合が組まれるだけましと見るのか、過小評価と見るのか、HHHのタッグ活性化に興味というニュースが本当であれば、ぜひとも使ってほしい二人である。


アリシアvsタミナ
ベス、ナタリアのプッシュでタミナも来るかと思いきや、スパスタ枠から出れないままなのか。しかも、アリシア相手に星を献上。アリシアも決して下手なレスラーではないが、タミナ相手にクリーンフォールは少しばかり不自然だ。ベス、ナタリアに負けず劣らずのパワーファイターであるタミナ。ここでフェイスターンして、この二強の対抗馬になるべきだと思うが。


クレイvsアーロンジェームス
ローカルジョバー制裁シリーズ。
個人的には、クレイもタッグを経由して、出世して行ってほしい。これだけ大柄でそれなりに動けるレスラーなのだから、変にシングルで使い道がないくらいなら、少し小柄なレスラーと組んで凸凹タッグをやってほしいというのがちょっとした妄想。
凸凹タッグだと、クレイの爆発力が生きてくる気がするのだが。


ボーン&マレラvsマクギリ&オタンガ
タッグ王者がストーリーが組まれず、本流に乗れてないのが、今一番の問題ではないだろうか。ディーバ部門だってRAW、SDそれぞれで一応のストーリーは展開しているというのに、タッグ王者がこの扱いなのはなぁ。

さて試合、若干塩分が抜けてきたものの、オタンガのパワーアピールはまったく説得力がないね。アピールしておいて、マレラに食われては何の意味も生まれてこない。WWEの激しいロードを考えると、経験のなさはそろそろ言い訳にはならない。マクギリはうまいけど、決め手に欠けるし、タッグとしての連携も薄っぺらい、問題だらけのタッグ。時間差攻撃にずいぶんお熱だけど、正直見栄えはあまりよくない。解散しろとはいわないが、ベルトを手放して、スパスタ枠で地道にがんばってほしい。

一方のマレラとボーン。即席タッグだが、二人のポジションがちゃんと確立されているね。マレラが孤立、ボーンが試合をかき乱す、連携こそはほぼ皆無も、タッグとしての役割はやはりこの二人のほうが心得てる。たぶん役回りが逆でもうまく機能するだろうね。


しかし、マレラもボーンもスパスタ枠に落ちてしまった。過去にも言ったが、ここ数年PPVを共催で行ってきていたが、どこかでブランド単独開催にしないと、有望な若手レスラーにスポットが当たらないような気がする。何せ4ヶ月弱抗争したら長いなんて単独開催のときはなかったしね。(オートンvsクリのこと)