肺癌の女性、亡くなったと聞いた。
ついこの間まで普通にしゃべって、声も覚えてて
そばにいて肩がぶつかったりした時に、その人の身体も体感していたのに
でももういない。
癌だって知ってたから、いつかこの日が来ることは分かってたのに
でも
あったものがなくなってしまうのは簡単には受け入れられない。
私が見てきた中で
末期癌で抗ガン剤をしていない人は、直前まで割と元気に過ごしていた。
だけど
風邪をひいたりして体調が良くない時に、グッと痩せる。
そして食べれなくなる。
肝臓ガンだったら、硬くなって肥大した肝臓が胃を圧迫し食べれなくなる。
肺がんだったら、呼吸器系が機能しなくなって徹底的にダメになる。
そこからはあっという間。
この急激な変化に自分がついていけなくて苦しい。
家族や親しい人は、もっとそれを感じているみたいだった。
これを自分に当てはめると
私が死んだら、子どもたちのダメージはかなり大きいってこと。
やっぱり、私の病気のこと
ちゃんと話してはいるけど、もっと具体的に言っておいた方がいいかなと思ってる。
不安をあおらず、事実を伝え
その中でお母さんは頑張っているんだよってこと、やっていくしかないんだな。
10年20年生きるかもしれないし
1年後に死ぬかもしれない。
先のことは誰にも分からんのよ。
ふくよかなノラ猫ちゃん