おや? これはシャッターチャンスなのでは?!
スマホを構えたら、彼はこちらをちら見して、おっとこれは失礼、すぐ通り抜けますね! って早足に。
いやいやそうじゃなくてね? と目配せしたら、あ、なるほどですね! じゃあゆっくり歩きますから、しっかり撮って下さいね?
このやり取りを瞬時にした結果がこちら。
伊勢神宮に行ってきました。
というのも、先日参拝した大宮の氷川神社でのおみくじに、神明社を信心すべしとあったんですよ。
そのこころは、境内末社の神明社を参拝すべしって意味なのです。
ではあるんですが、毎年この時期に神宮へ角祓を引換に行くこともあり、18切符の消化も兼ねて、強烈な弾丸ツアーではありますが、参拝してきたのです。
そうです。始発出発、終電帰宅という、途中アクシデントが一つでもあれば即終了一本勝負の旅です。
考えたら負けだけど、それはそれでええじゃないか伊勢2021──18切符の魔力とは恐ろしいものでございます。
今年は外宮が殊の外空いていました。対して内宮というか、おはらい町はそれなりの人出でしたが。
外宮は閑散と言っても差し支えないくらいで、あれ? 最近の人は内宮だけの片参りで済ませちゃうの? と思ったくらいです。
それはそれでこちらにはメリットでして、なにせゆっくり参拝できますからね。いやゆっくりは出来ないんですけどね。
滞在時間3時間半もないというね。
ただ、ありがたいことに外宮の御正宮では格別のお引き立てというか、逆上がりしちゃうんじゃないの?! ってくらい御帳がめくれて、それはもう圧巻でした。ここ10年で記憶にないですね。
別宮もお参りして、内宮に着いたところで冒頭の写真に繋がるのですが、内宮は例年並みに混んでいた印象でした。
皆さん、おはらい町で息抜きしてる感じでしたね。
ここで、内宮参拝で押さえておくべきポイントをひとつ。参拝客の流れを見ていていつも思いますが、9割以上の方がやっていない。思い当たりますか? 鳥居で一礼とかそういうレベルの話じゃありませんよ?
順を追って確認してみましょう。
まず宇治橋を渡り、神苑を抜けて、手水舎で清めます。そうすると右手に五十鈴川に降りていく石段が見えますよね。
ここで半数以上の方がそちらに進みます。五十鈴川の水で身を清める。正解です。
満を持して御正宮へと歩を進め──いや待って下さい。大事な場所が抜けていますよ。
先に風日祈宮(かざひのみのみや)へ? いえ、御手洗場の南隣、木陰になって見落としがちですが──
瀧祭神(たきまつりのかみ)
にお参りしてください。くださいというか、した方が得ですよ。
こちらに坐す神様は五十鈴川の守り神というのが公式案内ですが、いやその通りなんですが、地元では
「おとりつぎさん」
と呼ばれています。その名の通り、天照大神様に取り次ぐお役目の神様です。こちらで、住所氏名と願い事というか口上をしておくとよいですね。平たく言ったら、ここでアポイント取ってねって話です。
感謝の記念は御正宮で、個人的な祈願は荒祭宮でしっかりと、です。
はい、ここまでスクロールして頂いてありがとうございます。ここでもう一度この写真をご覧下さい。
考える前に撮っていた写真ですが、情報量の多さ、メッセージ性の高さに驚きます。
タロットやオラクルカードと同等かそれ以上の意味がある写真です。
クロ猫が横切ると不吉あるいは幸運の兆しともいいますよね。
見ず知らずの猫が堂々と至近距離で眼の前を横切るというのは、
人生の区切りが近い
という意味をはらんでいます。
しかも、ここは伊勢神宮の門前。並の場所ではありません。
さらに社寺仏閣にいる猫は、神様の手伝いをしているともいいます。
これはあなたへのメッセージ。
あなたにとって、新しい何かが始まろうとしています。
これまでのやり方を続けていても、願いは叶わないかもしれません。結果を出せるように、考え方を変えるのも必要になりそうです。
しかし、その変化をポジティブに、素直に受け入れた先には、宇治橋鳥居の先の青空に龍が舞う──
生まれ変わったかのような新鮮な世界が待っていますよ。
あなたに幸あれ。

