行ってきました、沼津のいけすや食堂。
寝坊に負けず、乗り合わせた輪行者の足柄の廃線探訪の誘惑にも負けず、沼津駅に降り立って予想外の暑さにもめげず、噂のアジを堪能出来たので、今回のミッションはギリギリ成功といえる。
さて、いけすやに興味ある方へのtipsですが、超人気店なので整理券が配布されることを念頭において予定を組むことをオススメしておきます。
食堂は11時オープンですが、売店の開く9時から整理券が配布されます。配布というか、回転寿司と同じようなシステムで端末に人数を入力してチケットが印刷される感じです。
9時5分について、既に5番目。恐るべしいけすや。
開店10分前にご来店くださいと言われ、ほぼ2時間暇な訳ですが、大瀬崎まで往復30キロ強なので、ロードバイクならそこらへんで腹を空かせるなりしましょう。
ドラマはそこにありましたが。
30キロ程度で2時間与えられたら、そらもうほぼファンライドですよ。後半はアップダウンあるけれども、大瀬崎に着いたのが予定通りの10時前。あとは適当に戻って開店前に余裕という予定は所詮予定でしかなかったという事態をこの時は知る由もない。
大瀬崎といえば、海に突き出した半島の先端に真水の池があることで有名ですが、相変わらず鯉がうじゃうじゃ泳いでいて、岸辺に立つと条件反射的に口を開けて群がってくる訳です。そうやってればいつでも餌が貰えると思ったら大間違いだからなと、しばし鯉を眺め、ビャクシン樹林を歩き、バイクの所まで戻ってきたら10時20分。
スマホを二度見しましたね。
30分以内に15キロってつまり、時速30キロを30分維持するってことだからね。しかも湧き上がるように向かい風。さっきまで無風だったのにね。試されてる。
何台自転車追い抜いたか覚えてないけど、食堂にたどり着いたのが10時55分。本気も本気。あまりに本気で走ったから食欲途中で落っことして、着いて軽くえづいたけど、注文は迷わず満腹定食。
アジ、素晴らしいですよ。プリップリですよ。亀仙人のじっちゃんのテンションでこのセリフが出てくるくらいの食感ですよ。しかもご飯デフォルトで大盛りだし、アジフライおいしいし、小鉢の鯖の竜田揚げがシミジミ美味い。
このボリュームで1300円とかね、そりゃみんな通うよね。駐車中のナンバーは県内がほとんどという事実が地元に愛されてる感があり評価できる。
ただ、アジはお造り定食の方がいいかもしれないですね。丼だとアツアツのご飯でアジが生暖かくなってしまうので。
次回はまご茶漬けとかいう漁師飯か、アジ、秋刀魚、サバの三種が頂ける干物定食が本命のような気がします。干物は浦々で味が違うので、むしろこっちが通好みかもしれない。しかも干物定食900円とかもうね。あり得ない。
道すがら、路地販売で極早生のみかんが100円で売ってたのを買ったから5分オーバーしたのはここだけの話だし、大瀬崎からの帰りで足を使い過ぎて膝が痛んでしまい、湯ヶ島経由で伊東に抜けるルートを諦め修善寺から輪行したら、駅員さんに輪行袋に入れなくても持ち込めます……よ? と言われて、遠い目になったのもここだけの話。
最後に。
車やオートバイだと微妙に持て余す内浦いけすやですが、ロードバイクだとかなりフィットするし、これからミカンのシーズンなのでグルメライド的には屈指のスポットだと思われます。
ちなみに内浦の松月ってお菓子屋さんに、みかんどら焼きってのもあり、あんこにみかんがそのまま入ってるのかと、いちご大福みたいなのを期待してましたが、果汁をあんに練り込んだタイプで思ってたのと違って真顔になりました。
ちなみにのちなみにですが、内浦のお店にはサイクルラックがほぼ常備されております。信金にまで設置されていて、???? となりますが、ロードバイクに優しいですね。みんな素通りしてくけど。
最も重要なのは、真冬でも暖かく、同様なコンディションの館山より近いというこの一点につきます。



