まるかんの斎藤一人さんの「劣等感(コンプレックス)」のお話をご紹介いたします。
子育て中の方はもちろん、人生に悩んでいる方に、聴いていただきたくと、気づきが生まれて、人生がかわるかもしれません。

かくゆうドクターゆきは、子供の頃から「劣等感」の塊でしたので、
本当に、人生が苦しかったです。
自分のことも大嫌いで、
「生まれてきてすみません」というスローガンをたすき掛けして生きていきたい、とさえ思っていました。

 

色々と恵まれた環境に生きているにも関わらず、不幸を感じている、
なんでまた、自分はこんなえげつない人間なんだろうと、思っていた時に、
まるかんの斎藤一人さんの「劣等感のお話」を聞いて救われたのでした。

 

 

 

 

 

↑久しぶりに、このお話を聴いてみました。
ドクターゆきなりに解釈した内容を書いてみますね。。。

 

 

「劣等感(コンプレックス)」を心の奥底に持っていると、
自分は価値がない人間なんだ、
自分は人から愛されない人間なんだ、
自分はこの世にいらない存在なんだ、

と思っちゃいます。(無価値感)

しかし、その「劣等感」や「無価値感」は、幻想や思い込みにすぎません。
その「劣等感」は、子供の頃に、親や周りの人に植え付けられた幻想です。



人は誰もが、愛される存在で、愛そのものです。
人生の中で、「失敗」と思われることもありますが、
「失敗」からは、次回はこうしようという発展が生まれます。
順調な人生では学びが得られません。
「失敗」という出来事から、学びを得て成長していくのが人生の醍醐味です。

 

 

しかし、子供の頃に、成績が悪かったとか、なにか失敗をしたとかで、親ががっかりしたり、

さらに、もっと未熟な親の場合、暴力をふるう親もいます。
子は「自分がしたこと」で親にがっかりされると、

とっても悲しくなります。
親のがっかりした顔を見るだけで悲しいのです。


「パパ、ママを喜ばせたいのに」
「パパ、ママを笑顔にしたくて生まれてきたのに」

がっかりさせて、悲しませてしまった!
自分は悪い子だ、と思っちゃいます。
もっといい子にならなければ、頑張らなければ、愛されない、と勘違いしてしまいます。


親にとっては、「生まれてきてくれただけで十分に愛しい大事な子」なのに、
成績が良くないといい子じゃない、
マラソンで一等をとらないといい子じゃない、
○○じゃないといい子じゃない、

親も子も勘違いしてしまっています。


そういう出来事が、何度も繰り返されるうちに、
「劣等感」が心の奥底にしみついたまま、生きていくようになります。
何度も何度も心の中で「自分は悪い子だ。いいことをしなければ愛されない。」と大人になっても反芻しつづけます。
そういう人は、自己否定して生きていくので、とっても苦しいので、いつもイライラしています。

幼い頃から優秀な子供ほど、親の期待が高いため、親にがっかりされた顔をされることが多く、「劣等感」が非常に強いです。

 

しかし、

親ががっかりしたのも、親が怒って暴力をふるったのも、それはすべて親の勝手なのです。
あなたが悪いのではないのです。
親が勝手に子に過剰な期待をしていただけ。

親が劣等感を持っていてイライラしていて、子にその憂さ晴らしをしていただけなのです。

 

「劣等感」が心の中にしみついていると、自分が嫌いで、幸せを感じれなくなります。
だから、常にイライラしています。
そして、そのイライラを周りのせいにする。
周りの人が自分の思いどおりに動かないから、私はイライラしているのだ、と思い込みます。

 

「劣等感を持っている人」の種類には、二つあって、
攻撃的劣等感の場合は、
自分より下の人間(後輩、子、妹や弟、部下、気が弱そうな人)に、怒ったり、どなったり、ネチネチと叱り続けたり、暴力をしたり、ハラスメント行為をします。
内向的劣等感の場合は、うつ病になったりします。

やっかいなのは、彼らは「劣等感を持っている」ことに気づいていないことです。
また、さらに、やっかいなのは、子に「劣等感を与えている」ことに気づいていない親が多いことです。

そして、親自身も、自分の親に同じように育てられ、劣等感を植え付けられています。

もし、そのような人が身近にいたら、
「この人が早く劣等感から抜け出して、幸せになりますように」と祈ってください。
彼らは、「劣等感を持っている」ことがばれると、そういう行為をしなくなります。

もし、ご自身が劣等感を持っていたら、
「この劣等感は、子供の頃に、親の身勝手から植え付けられた幻想なんだよ。
自分は、神が存在を認めたかけがえのない素晴らしい魂なんだよ。

劣等感という幻想を手放して、幸せになっていいんだよ。」
と、自分に言ってあげてください。

 

 

誰かに認められようと頑張らなくても、
人によく思われようとしなくても
誰かのために生きようとしなくても、
誰かの役に立たなくても、
人より優れているところがなくても、
いいのです。

 

誰がなんと言おうと、
「ただ在る」「生きている」「存在している」・・それだけで素晴らしいのです。

 

 

「劣等感」の正体がわかったら、
それを手放し、
人に「劣等感」を持たせるような言動をやめましょう。

これ以上、「劣等感」に苦しむ人を増やさないことです。

そして、「劣等感」を手放したあとの、ぽっかり空いた心の隙間には、
いいエネルギーの言霊を満たします。
「ついてる、うれしい、楽しい、幸せ、感謝します、ありがとう、許します」

心の中で唱えていくうちに、あふれ出ていくようになり、そのうち、周りの人にも言えるようになります。

 

 

・・・・・以上のように、ドクターゆきは受け取りました。
イライラしているのは、人のせいでもなく、自分のせいでもない、
ただ、育てられ方が間違っていただけなのです。

 

そこで、今のアトピー治療について思うのは、
「掻いているから治らない。掻いてる自分は悪い子だ」
「湿疹が治らない自分は悪い子だ。」
そんな風に、お子さんに思わせてはいませんか?

ということです。