今日のアトピー広場では、
「ストレスとアトピー」について
藤澤皮膚科の藤澤大輔先生がお話くださいました。
その中で、印象に残ったのは、
「リバウンドで湿疹がひどくなってる時は、
『皮膚がステロイドを作り出しているぞ!』と思うとよいです。」とおっしゃっていたことです。
リバウンドで湿疹のひどい時期は、
皮膚に炎症が起こっているので、
皮膚にストレスがかかっています。
ストレスがかかると、
皮膚は、コルチゾール(=ステロイド)を作り出すのです!
何度もリバウンドを経験すると、
それがトラウマになってしまう方もいらっしゃり、それは、とてもよく理解いたします。
しかし、
科学的にみると、
「リバウンドは、肌がよくなるチャンス!」
なのですね。
「リバウンドを繰り返す度に、
肌がどんどん強くなっているのを実感しています」
という体感をシェア下さった視聴者さんもおりました。
「ステロイド外用薬を止めてから、4ヶ月位で大分肌が良くなってます。」という視聴者さんは、
「ステロイド外用薬を止めてから、精神的に気分が良くなっています。」とおっしゃっていました。
お話の中で、
「ステロイド外用薬を塗ることで、精神疾患(うつ、躁鬱、統合失調症)を発症させやすい傾向がある」という話題もありました。
あ〜、
日々の診療では、アトピーに限らず、日本人全体的に、精神疾患の薬をのんでる割合が増えているように感じます。
私の個人的見解では、農薬のネオニコチネイドやグリホサールの影響もあるのではないかな、とにらんでます。この農薬も人体には影響がない、と言われて大量に使われてますが、現在は精神や腸内細菌に影響させる物質であることが分かっています。
「デルモベート軟膏15g外用すると、
9時間後に、副腎機能が抑制される」というお話もありました。
デルモベート軟膏は、ステロイド外用薬の中で一番強いくすりです。そして、それを大量に処方する皮膚科医もいるので、皆さんに、気をつけていただきたいですね。
ステロイド外用薬は本当に恐い薬です。
そういう同じ認識をもつ仲間が、こうして精力的に活動してくださるのは、本当にありがたいことです。