ノンステロイド治療を開始する前、

ドクターゆきが、
皮膚科ガイドライン通り忠実な治療を
心がけていた頃ですね。


ステロイドを使わないで湿疹を治療する、
ということが、まさか出来るとは、
思いませんでした。

じゃあ、今のガイドラインって
何なの?
患者さんに、ステロイドをしっかり塗るように指導するの、
けっこう大変なんですけど。


しかし、どうも、世間では、
「脱ステロイド」とかいう噂はあるけど、
本当に「イカサマ治療」とかのたぐいなのだろうか?

・・・
しかし、
ドクターゆきが、以前診ていた
ある重症アトピーの男性のことを思い出しました。

前医で、ステロイド治療をうけていても、
全身の皮膚が、ゴワゴワで、赤い発疹と茶色の発疹でおおわれてました。痒いです。


ガイドライン通りだと、
ステロイドのランク強いものにして、
たっぷり連日1日2回塗ってもらいました。

それでも治らないので、
さらに最も強いステロイドをたっぷり塗ってもらいましたが、治らない。

悪性リンパ腫の可能性も考え、
皮膚の一部を生検し、病理学的に調べてみても、「慢性皮膚炎」ようするに、アトピーです。

あれー?!うーん、大学病院をご紹介します。
と紹介状を作成しました。


それから、約一年後、
別件で
ドクターゆきを受診されました。

皮膚がツルツルになってました。

どうやって治ったのですか?
と聞いたら、

「あのあと、一度、大学病院皮膚科に行きましたが、治らなかったので、何も塗らないでいました。」

・・・何も塗らないで治ったの?
「はい。
何も塗らないでいたら、消えていきました。」


ドクターゆきは、唖然・・・。

うーん、ステロイドにかぶれる人もいるらしいから、ステロイドのかぶれだったのかなー?

先輩医師にお話したら、
「えっ?あの生検したひどい患者さんが
治ってたの?何もしないで!?」
と驚いてました。

という出来事を思い出しました。


・・・・
さて、
脱ステロイドをしている医者は、
どんなことをして、
本当に治せるのか?
という疑問に対し、



〜この本で、
           脱ステロイド
                  治るかどうか、
                               一目瞭然〜


ありがたいことに、
ステロイドを使わずに、
どういう風に治っていくのか、
写真があります。

ガッテン!ガッテン!

医学的にも、
詳しく解説されています。

しかし、
今は、増刷してないのでしょうか。
上のアマゾンは、定価の3倍近いです。
皆がみれなくて、残念です。