鎖の強度を弱めよう③ | 禁煙成功より喫煙失敗

禁煙成功より喫煙失敗

禁煙をしたくない人でも、タバコをやめられるかもしれない。
少なくとも一人はいましたから・・私ですけど!(^^)!

ではなぜ、ニコチン依存症が、他の薬物依存と同等かそれ以上
などという情報が蔓延してしまってしまったのでしょうか。
それは、依存症にかかった人の数を元に、...
依存症の強弱を判断するしかないからです。

以下少し古いですが、
使用人口に対する依存症になった人の割合です。

タバコ 32%
ヘロイン 23%
コカイン 17%
アルコール 15%
抗不安剤(鎮痛剤や睡眠剤を含む) 9%
大麻 9%

ダントツの依存症比率です。
ですが、ヘロインやコカインなどは規制されている国が多いでしょう。
依存症になるまでの使用は困難かもしれません。
それに対してタバコの使用は比較的容易であり、安価です。
ちゃんと仕事をしている人であれば、
アルコールも依存症になるほど飲めない人がほとんどでしょう。
しかし、タバコに関しては近年たしかに厳しくはなりましたが、
御存じのように、喫煙ルームもあり、
他の薬物より摂取頻度が優遇されているのです。

先日の離脱症状、禁断症状の比較を見られても分かる通り、
もしも全く同じ土俵で依存症の程度を比べたら、
明らかにこの比率は変わってしまうのではないでしょうか。

ニコチンの依存が、他の薬物依存と同等かそれ以上というのは、
タバコ産業が仕掛けた数字のマジックなのかもしれません。