2種類の喫煙者 | 禁煙成功より喫煙失敗

禁煙成功より喫煙失敗

禁煙をしたくない人でも、タバコをやめられるかもしれない。
少なくとも一人はいましたから・・私ですけど!(^^)!

最近色々な喫煙者の方と話をして知らされたのだが、
喫煙者といってもどうやら2種類に分かれるらしい、

ところかまわず煙を振りまく、中毒的喫煙者と
タバコを愛好する、愛煙者の2種類である。

前者の中毒的喫煙者には、節操がない。
子供のいるところでも、路上禁煙の区域でも平気で吸うし、
健康のためにウォーキングをしている私の横を、
自転車に乗りながら、歩道を走り、平気で煙を置いて去ってゆくのがたまにいる。
(私はトーマスと名付けているが・・・)
酷いのになると吸殻をポイ捨てして火も消さずに平気である。
嫌煙家め、と吸わない人を目の敵にしたり、
喫煙者の権利がどうとか言われる方々がだいたい、この中毒的喫煙者である。
しかし残念ながら、中毒的喫煙者にとって、喫煙は権利ではなく義務である。
定期的に吸わねばならない義務があるから、時と所を選んでいられないのである。
しかし不思議なことに、眠りながらタバコを吸っている人を見たことがない。
どうやら、眠っているときはその義務から解放されるらしい。

後者の愛煙家と呼ばれる人は、
タバコを愛好しているので、タバコの悪口を言われるのを非常に嫌う。
だから、ポイ捨てなどというお粗末なことは絶対にしないし、
子供やタバコを嫌う人の前では喫煙することを自主的に避ける。
真にタバコを楽しんでいる愛煙家は、
前者の中毒的喫煙者と違い、喫煙が義務ではなく、権利であるから。
その権利を行使する時や、場所を選ぶことが出来る。
別に定期的に吸わなくても良い人々である。

ほとんどは、前者の中毒的喫煙者であると思われるが、
現在の社会的なことを考えると、
喫煙者も、ニコチン依存症から脱却して、
中毒的喫煙者から、愛煙家への転換が求められているのかもしれない。
非喫煙者にとってはそのほうが有り難い。