管制と計器とパイロット | 禁煙成功より喫煙失敗

禁煙成功より喫煙失敗

禁煙をしたくない人でも、タバコをやめられるかもしれない。
少なくとも一人はいましたから・・私ですけど!(^^)!

パイロットの腕がよくても、

管制の指示がパーフェクトでも

機体に何の損傷がなくても、

墜落事故が起こることがある。

それは計器の不良である。

操縦席には様々な計器が付けられている。

ドラマで見た程度だが、

よくあんなにたくさんの計器を読み取るものだなと感心する。

パイロットはさすがにエリートだ。

しかし、どんなにパイロットの腕がよくても

その計器が故障して、正しい情報を見るものに伝えなければ、

どんなに管制の指示や飛行機の機体性能がよくても

墜落してしまう。

計器は高度1200メートルを示しているのに、

本当は上空1000メートルを飛んでいたら、

計器が200メートル示した時は、既に地上すれすれである。

どんなに腕のいいパイロットが操縦していたとしても、

壊れた計器を100パーセント信頼していたら、墜落は免れないだろう。

現状の正しい認識は飛行機の操縦のみならずどんな場合でも必要不可欠なものである。

それが間違ってしまっていたら、飛行機は墜落する。

正しい情報がなければ、本来は簡単にやめられるはずの

タバコ1つやめられずに苦労する羽目になるのである。

計器が誤作動をおこしているのであれば、

計器の不良を整備して、初めて安全に着陸することができる。

腕がいいに越したことはないが、新米パイロットでも、

正しい計器と、管制の的確な指示と、

未熟ではあるが一応の操縦技術さえあれば、

ソフトランディングとはいかないかもしれないが、

安全には着陸ができるだろう。

例えば、ニコチンには、麻薬と同様の依存効果がある。

という情報をよく見かけるが、

あれは、故障した計器の間違った情報にすぎない。

そんなものを基準にしているから、

タバコを辞めることが難しくなってしまうのである。