禁煙を勧める人に
大きく分けて２通りの人がいることをよく知る必要があります。
たとえば、旦那さんがタバコを吸っていて、
奥さんが「あなた、いい加減に禁煙してよ、部屋がくさくなるし、子供だっているのよ」
というのは、
旦那さんに、本当にタバコをやめてもらいたいのです。
しかし、禁煙＝タバコをやめる
のが常識になっているので、こういう言い方になるのです。
タバコをやめてもらいたくて、「禁煙してよ」と言うのは当たり前のことですが、
逆に
タバコをやめてもらいたくなくて、「禁煙してよ」という人もいるのです。
禁煙はしてもらいたい、
でもタバコはやめてもらいたくない。
そんな人がいるのか、と思われるかもしれませんが、
実際にはいるのです。
世の中には禁煙をするときにあると便利なものがいろいろとあります。
禁煙しやすくなるパイプとか
ニコチンを含んだガムとか、
禁煙を勧める本とか、
タバコを吸うと気持ち悪くなる薬
さまざまな物品が販売され
さまざまな情報が飛び交っています。
それらの物品を販売する人は、
禁煙をする人がいなくなってしまうと、
商売が成り立たなくなりますので、
本当は、タバコをやめてもらいたくないのです。
彼らの切に願っていることは、
喫煙者にタバコをやめた。という喜びを与えることではなく、
禁煙を続けさせて、利益を得つづけることであり、
タバコをやめると、禁煙をする必要がなくなりますので、
本当はそんな状態にはなって欲しくないのです。
禁煙をすすめる人にも大きく分けて2通りの人があるということが
分かられたでしょうか。
本当に、タバコをやめてもらいたと切に願っている人。
出来るだけ禁煙を続けて、それによる利益を落としてもらいたいと
切に願っている人。
あなたに、禁煙を勧める人は、
前者でしょうか、後者でしょうか。
勧める行動は同じでも、その心は真逆であるということを
知っていただきたいと思います。
ちなみに、わたしはもちろん前者です。