クラッチ交換 三菱ふそう スーパーグレート 6R10 | とらっく整備士のきろくぼ

とらっく整備士のきろくぼ

自分で行った整備や自動車情報をご紹介していきます。自動車に興味がある方はもちろん、整備をはじめたばかりの人や調べ物をしている方などの参考にしてもらえればと思います。

ポイントのみですが、クラッチ交換を紹介します!

 

 

 

 

 

 

三菱ふそうのスーパーグレート!

 

大きくて重いだけで基本的なやり方は小型、中型車と同じです。

 

スターターはエンジン側についてるのではずさなくて大丈夫です。

 

パーキングワイヤーもないので小型、中型よりもはずす部品が少ないです。

 

シフトワイヤーはこんな感じ。

 

 

パイロットベアリングはスナップリングがついています。

 

 

大きな特徴はプル式クラッチということ。

 

なのでレリーズベアリングはクラッチカバーと一体になっており、

 

そのレリーズベアリングからグリスホースが上のサービスホールへと出ています。

 

  

 

その為、ミッションをはずす前にサービスホールの中でホースをはずすか

 

ホースの先をサービスホールにすべて入れてからミッションをはずすかになります。

 

グリスホースはクラッチ側に残るからということですね。

 

 

 

あとレリーズフォーク。

 

ミッションをはずす時は特に何もしなくていいのですが

 

ミッションをつける際にレリーズフォークをレリーズベアリングより

 

クラッチ側に持ち上がっている状態にしなくてはいけないので、

 

ミッションをつけ始める時はレリーズフォークを寝かせておいて、

 

すべてはまる少し手前では起こします。

 

  

 

こうしないとそもそもぶつかってミッション入りません。

 

クラッチブースターの角度も合いませんし。

 

はじめて作業する方などこれらプル式の特徴は事前に知っておいてください。

 

 

 

最後に、わたしが作業を行ったスーパーグレートは

 

EZGOのリセットボタンがありませんでした。

 

調べても方法が出てこなくて、EZGOも機能していたのでそのままにしました。

 

違う型ではリセットは必要だったりするのでしょうか?

 

分かる方教えていただけたら幸いです。

 

 

 

最近よく読まれている記事