地方CE(ME)のブログ

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臨床工学技士という仕事をするうえで、地方ならではの悩みや、医療系の職業の方を中心に使えるネタを提供できればと思います。

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先日、仲の良いディーラーさんから言われました。



「サーンズの送血管、自主回収だって!!」



最初はへえーって感じで聞いてましたが・・・



ちょっとまてよ?


ウチはここ10年送血管は変わっていないサーンズ・・・



ええっ!



自分「全部?」



ディ「いえ、6.5ミリと5.2ミリ」



自分「・・・・・・」



ウチの人工心肺症例の8割はこれです・・・



テルモが現在販売権を持っているらしいのですが、


医療業界の方なら分かるかもしれない・・・テルモらしくない!


まあサーンズの製造工程が問題なら仕方ないとは思います。



にしても、なんだか腑に落ちない話でした。



現在メドトロと、ウチ小児ではスタッカートなので、



このあたりで代替を模索中です。



結構困ってる病院あるんだろうなあと、人事を考える余裕?


現実逃避?


まあ、Drが入れるので一番大変だとは思いますが、


サイズだけは妥協しないように心がけています。


心カテ室でPPMがある場合、通常CE業務と言えばプログラマーの操作が今や一般的でしょう。


しかし、当院では未だにメーカーさんが来てプログラマー操作をしています。



なぜか・・・。



やる気が無い?


いえいえ、ちゃんと担当も決めた(兼務ですが)し、GOがでればいつでもやります。



知識が無い?


確かにまだまだ浅いかもしれません。しかし、各メーカー主催の勉強会にも参加してるし、


メーカーさんから操作方法も教わっています。




では何故か・・・


循環器内科科長のGOが出ないのです。


決して仲が悪いとか、信用が無いわけではないと思いますが、


「来てくれないメーカーがいるなら使わないよ」ってなスタンスなんです。



今時はずかしくて周りには言えません。


では、PPMのとき、心カテ室でCE業務とは何かと言えば、直接介助をしています。



今日久々に入りましたが、執刀医が研修医の先生に色々教えていたので、


自分は助手に没頭しました(笑)



暇じゃない?って思う人もいるかもしれませんが、なかなかやること沢山です。


ポケット作りの介助、縫合の介助、リード挿入、位置調整の介助、周辺ケーブルや


電気メスのセッティング、術野の展開など、実はセンスが問われる仕事だと思ってます。



術者が何も言わなくても助手がポンポン進めていけば、術時間は簡単に2,30分は短縮できます。


経験の浅い後輩たちは「退屈な仕事だ」と思っているみたいですが、どんな仕事でも



自分のMAXを目指してほしいものですね。


久しぶりに来ました。切迫破裂!


今月末にウチで定期手術の予定でしたが、今朝裂けてしまった・・・



ウチでは大血管のステント治療はやってないので、必然的にオープンOPです。



麻酔が完了し消毒されている患者さまのおなかを見ると、


入室時よりもぽっこり感がましていました(汗)。



当然血圧も下がり、開けた瞬間に・・・ドバーっと出ました。


しかし、麻酔科の先生がガンガンポンピングしてくれていたので、


術者がバルーンでオクリュージョンするまで耐えられました!すごい!!



んで、我々はというと、人工心肺が回るわけではないのであまり目立ったことはしません。


しかし、輸血が間に合わなくなることが最悪なので、RCCが途切れると、


すかさず全力でセルセーバー血を麻酔科に渡します。


全力で洗浄、回収して血圧と輸血の届き具合を見ながら麻酔科Drのサポートをする。


これが一番の仕事で、その他にはOP前に麻酔器の始業点検を行い、


SvO2(プリセップ)のセッティング、CALを行う。


また、患者さんの移動や圧ラインのチェックをすると言った地味な作業が待っています。



患者さんが助かってよかったですが、

月曜日からなかなかバタバタしたスタートでした。


今週も頑張ろう!!




明日は小児の人工心肺症例があります。


特に難しい症例ではないのですが、


いつまでたっても慣れませんね、子心は。



全体的なvolumeは少ないし、だいたいは無輸血を目指すので、


出来るだけ希釈せず、なるべく早く人工心肺離脱させたいし。



かといって大人より灌流量は必要なわけで、多いときで200ml/kg/min(マニアックか)


なんてときも珍しくありません。


しかし、最近は材料が改良され、メーカーさんも頑張ってくれています。


人工肺は40mlそこそこのvolumeで2L以上のFlowが出せるようになってますし、


動脈フィルター15、ヘモコン80、リザーバー30mlなどなど、


少量のプライミングボリュームでかなりの体重の子までカバーできます。




実際、医療の進歩でかなりの心疾患を抱えている子供が助かるようになっています。


昔なら、ほとんど助からなかったかもしれない子も、普通に生活できます。



確かに医療の進歩です。


しかし、材料の進歩も同じくらい貢献していることを忘れてはならないと思いました。



当院は田舎の基幹病院となっていて、地域で小児心臓やってるところは


ウチしかないです。



なので、金銭、時間に余裕がある家庭では


最先端の大学病院なんかに行って手術しますが、決して一般家庭においては


楽な出費ではありません。家族の宿泊費なんかは、


保険で出ない場合が多いからです。



しかし、田舎の病院でも



大学病院とほとんど変わらない手術が出来るようになりました。


これはネットワークによる情報の共有と、


他ではない医療機器、材料の進歩だと思います。





メーカーさんと先人の皆さまに感謝しつつ、


明日も頑張ろう!

最近、循環器内科でiliacやSMAに対する治療が増えています。



当院では、下肢PTAを全て心臓血管外科が行っていました。


しかし、循環器内科が「PPIもやるよ」と言っちゃったので、形成外科や近隣病院なんかが


「マジで?ありがたい!!」



となり、下肢動脈狭窄や閉塞に対する症例が増えています。




ここで思うことがありまして、



まず、どっちが良いとか悪いとかは思ってないことを断言してから始めます。



循環器内科は冠動脈へのPCIが根本にありますから、じっくりと戦略をたて、


時間に糸目をつけずに、しっかり、何度もIVUSなどで確認しながら治療を進めます。


これによって安全に治療が進められますし、仕上がりもきれいになりやすいです。


(個人差はもちろんありますけどね(笑))


ただ、患者さんは何時間も同じ体勢なので、結構きつそうですけども。



逆に心外のPTAは、簡単に言うとサクサク、ざっくりです。


まあ症例にもよりますが、パパッとシース入れて、大体の位置を決め、


必要性があればIVUSしますが、確認造影のみで入れちゃうこともあります。


なんとも外科らしいと思いますよ。いい意味で(笑)



個人的に思うんですが、心外の場合、


「なんかあったら開けて手術して修復できるから大丈夫だ」



という余裕が見られるような気がします。


患者さんも、「え?もう終わったの??」ってな感じです。


造影剤の量もかなり少なく済むし、特に高齢の患者さんには逆に優しいかも。





どうでしょうか。


先にも書いたように、どっちが悪いとも言いません。


正解は無いと思います。


しかし、性格というか、特性というか・・・



外科系と内科系ってぜんぜん違うなあって思いました。


ま、ウチの病院だけかもしれませんがね(笑)