こんばんは、うさ子です。



暗い話なんだけど、

わたしは大学時代、非嘔吐過食症だったんだ。



高校時代、過激なダイエットして拒食症に、

そして大学生になるころには反動で過食症になった。



世間的には過食症🟰嘔吐までがセットってイメージかもしれないけど、

私は吐けなかった。



なんか嘔吐恐怖症というか、生理的に無理なんだとおもう、吐くことが。



だからブクブク太ってはいったんだけどね。




講義の時間以外はひたすら食べてた。


ところかまわず食べてた。


それほど過食の衝動って抑えられないものなんだよね。


当時気になっていたイケメン男子がドン引きした顔でこちらを見ても

止められなかった。


恥ずかしい恥ずかしいと思いながらも食べることを優先した。


売店や大学付近のスーパーをはしごして


大量のパン、

余ったるいジュース、

チョコレート、クッキー、ドーナツ…

(とにかくハイカロリー)


ときにはそのあと食堂に行ってうどん大盛り。


そして締めにアイス。


かなり気持ち悪くなったし、

もはや動けないレベルにお腹パンパンなのに



まだ


足りなかった。



そして…

食べてしまった罪悪感とデブることへの恐怖から

またダイエットをしようとした。


過食の翌日はあんまり食べないようにした。



しかし、食べないように我慢した反動が

翌々日には過食衝動となって現れるため、

本末転倒。



こんなに食べればお金もピンチ。

ホントはお金は過食につかわず、
おしゃれ、友達付き合い、勉強など
もっと有意義なことに使いたかったなぁ。



だからさ、



過食症を治すにはダイエットを一旦やめればよかったんだよね。



せめて運動だけにしてさ、


一旦3食がっつり食べて、


身体に「もう飢餓状態じゃないよ」

と教えなければならなかったんだ。



でも、拒食マインド&長年の体型コンプレックスのある私に

「ダイエットをやめる」

という選択肢はとてもできなかった。



そんなことしたらもっとデブになる。

醜くなる。

モテない。

馬鹿にされる。


そして…



あの日みたいに家族に罵られる。




中1のあの日の夜みたいに。



「デブ」「ブタ」


って。



私が「ひどいよ」と泣くと


「事実だろうが」


ぶん殴られたあの日のように。




家族に恥ずかしくて非嘔吐過食症のことは言えなかったけど、

2年くらい経ったら限界がきて

とうとう打ち明けた。



「病院にいこう」

と父は顔をひきつらせながらも言ってくれて、

「これで治るかも」

と喜んだらのもつかのま、

結局病院には連れて行ってもらえなかった。


まるではじめから何事もなかったかのようにされていた。


勇気を出して相談したけど…

スルー?



拍子抜けした。


家族が冷たく感じた。



私は相変わらずダイエットと過食の日々を続けた。


ある日、

「いい加減にしろ!!」

と父にボコボコにされた。



顔面も蹴られたので、ほほに大きなアザができた。



さすがにヤケクソになり、

「もうデブになって食べ過ぎで死んでやる」


ダイエットをやっとやめれた。


過食症は少しずつなりをひそめた。



皮肉なことに、


憎んでいる父の暴力のおかげでやめれたのだ。




悔しいけど。



で、


いまでもたまーに


ストレスを感じるとドン引きされるレベルで

暴飲暴食はしてしまう。


でも、あの当時ほどの量ではない。


ギリッギリやけぐいの範囲内かな。


まあ、とにかく



非嘔吐過食の克服法は、

ダイエットをやめること

だね。