馳 星周 「アンタッチャブル」
2015年初版 2018年文庫本
Webより
警視庁公安部の「アンタッチャブル」と、
捜査一課の「落ちこぼれ」コンビが巨大テロの脅威に挑む。
馳星周の新骨頂、ファン待望の公安エンターテインメント!
容疑者追跡中に人身事故を起こした捜査一課の宮澤に、
異例の辞令が下った。異動先は警視庁公安部外事三課。
上司は公安の「アンタッチャブル」――
かつては将来の警察庁長官と有望視され、妻の浮気・離婚を機に、
「頭がおかしくなった」とうわさされている椿警視。宮澤に命じられたのは、
椿の行動を監視・報告すること。椿とともに、
北朝鮮のスパイと目される女の追跡をはじめるが……
疾走するストーリーに、一筋縄ではいかない人物たちが次々登場。
数多のトラップ、ラストの大どんでん返しまで一気読み必至のコメディ・ノワール!
文庫本
馳星周さんはお初です。
先ずは警視庁公安ということで読むことに、結構分厚い本でしたが
最初は主人公の宮澤部長刑事が捜査一課から畑違いの公安へ
その中でも窓際の資料室へ、そこは昔は切れ者のキャリアだった椿が
唯一の上司ですが周りからはもう終わりの邪魔もの扱いの警視・・・
どうなっているのかな~と読み進めあれよあれよと引き込まれ。
椿は真面なのか?頭おかしいのか⁈でもしっかり捜査しているような
ところが次から次へ北朝鮮テロが現実味を帯び上が動き出しどうなるのか
なんというどんでん返しやられました~
最近続編がでたとのこと、
この方、馳さんはノワール(暗黒)らしい
次が楽しみです