横山秀夫 「真相」

単行本:2003年05月/文庫本:2006年10月

Webより

犯人逮捕は事件の終わりではない。
そこから始まるもうひとつのドラマがある。
──息子を殺された男が、犯人の自供によって知る息子の別の顔「真相」、

選挙に出馬した男の、絶対に当選しなければならない理由「18番ホール」など、

事件の奥に隠された個人対個人の物語を5編収録。
人間の心理・心情を鋭く描いた傑作短編集。

短編とはいえ、それぞれのドラマは奥が深いです

絶対に言えない昔の秘密(犯罪)を死守するために村長選挙へ

5日間の間に豹変してしまう当事者「18番ホール」

どのドラマも読んでいる内に背筋が寒くなるような恐怖を感じました。

それぞれにある過去に秘められた真相・・・

恐怖を感じながら読まずにおれない横山マジックにハマりました。

単行本