横山秀夫 「ノースライト」
単行本:2019年02月/文庫本:2021年11月
Webより
横山ミステリー史上最も美しい謎。熱く込み上げる感動。
一家はどこへ消えたのか?
空虚な家になぜ一脚の椅子だけが残されていたのか?
『64』から六年。待望の長編ミステリー。
一級建築士の青瀬は、信濃追分へ車を走らせていた。
望まれて設計した新築の家。
施主の一家も、新しい自宅を前に、あんなに喜んでいたのに・・・・・・。
Y邸は無人だった。
そこに越してきたはずの家族の姿はなく、電話機以外に家具もない。
ただ一つ、浅間山を望むように置かれた古ぼけた「タウトの椅子」を
除けば・・・・・・。このY邸でいったい何が起きたのか?
文庫本
引き渡し以降、ただの一度も住まれた形跡がないのだ。
消息を絶った施主吉野の痕跡を追ううちに、
日本を愛したドイツ人建築家ブルーノ・タウトの存在が浮かび上がってくる。
ぶつかりあう魂。ふたつの悲劇。過去からの呼び声。横山秀夫作品史上、
最も美しい謎。
今回は警察でも探偵でもありません、普通の建築家が遭遇した?
謎を追い続けながら、勤める小さな建築事務所が挑む大仕事コンペ
に絡む利権と同年の所長の闇・・・に振り回されながら壮大な過去が
繋がっていきます。
今までにない展開出先が見えないけど読まずにはいられないのです
ああもダメか、いや何とかなる、決定的ダメージが・・・
これまで読んだことないミステリーでした。感動あり