横山秀夫 「陰の季節」

1998年初版 2001年文庫版

Webより

驚愕の警察小説!
D県警警務部警務課調査官の二渡(ふたわたり)真治は、

警察一家の要となる人事担当である。
二渡は「任期三年」という暗黙の掟を破り、

天下り先ポストに固執する大物OB尾坂部の説得にあたるが、

にべもなく撥ねつけられてしまう。周囲を探るうち、

ある未解決事件が浮かび上がってきた・・・。
「まったく新しい警察小説の誕生!」と選考委員の

激賞を浴びた第5回松本清張賞受賞作を表題作とするD県警シリーズ第1弾。

表題作他、「地の声」「黒い線」「鞄」の短篇四篇を収録。

警視昇任を控えたQ警察署の生活安全課長・曾根が

パブのママと不倫をしているというタレコミが監察課に送られてくる。

監察官の新堂は、元公安課の柳刑事を使って、

密告者は誰なのか探ろうとする。(「地の声」)
鵜飼県議が、県警を揺るがす不祥事に関する爆弾質問を出すという情報が入る。
「議会対策」を担当する警務部秘書課の柘植は、

質問内容を調べるために東奔西走する。(「鞄」)など全4篇。
上川隆也、仲村トオルの主演でドラマ化もされている。

文庫本

初の横山秀夫さんです、前々から気になっていましたが

今野敏さんある程度読み終えたので初挑戦です

間違いないです、面白い引き込まれました。

短編ですが警務調査官という今までよく知らなかった警察の仕事で

相手を読み情報を読み何が真実かを見極める、そして最後に・・・

どんでん返しがあるのです。やられました~面白い

横山ワールドへ 次もD県警かな