今野敏 任侠シリーズ③ 「任侠病院」
2011年初版 2015年文庫版
Webより
日村誠司が代貸を務める阿岐本組は所帯は小さいが、
世の中からはみ出た若い者を抱えて、天下に恥じない任侠道を貫いてきた。
ところが最近、一部の地元民から暴力団追放の動きが起こり、
めっきり肩身が狭くなった。
そんな中、今回、組長が持ち込んだのは病院の再建話。日村は、
個性豊かな子分たちと、潰れかけた病院の建て直しに奔走するが……。
笑いあり涙ありのお馴染み「任侠」シリーズ第三弾!
文庫本
文庫のイラストは中々言い当てている感じです
またまた組長が立て直すと意気込んだのは傾きかけた病院
日村はまためまいがする、組長が監事で日村が代表理事
病院に行ってみると薄汚れた壁に草ぼうぼうの花壇
そしてブスッとした受付嬢に暗い待合室・・・
これだけ条件が揃えば組長の指示は明確!綺麗にしろ!!!
まずはそれからだ~と日村に指示、組長は院長や事務長を話をして
病院のサポート業務を一手に引き受けている企業の裏に暴力団が
見え隠れ。いつものように物心両面から改革していき形になります。
地元では暴力追放強化月間で組事務所には追放運動メンバーが乗り込んで
意気込みます・・・どうなっていくのでしょう。
ほんとに泣き笑いで”うるっ”とさせられてしいます。
次は浴場⁈