今野敏 倉島警部補シリーズ⑦ 「台北アセット」

2023年初版

Webより

警視庁公安部外事一課の倉島は、

台湾の警察から研修の講師を務めるよう要請され、

ゼロの研修から戻った後輩の西本と台北に向かった。

そこで倉島は、サイバー攻撃を受けた日本企業の現地法人から捜査を

要請されるが、その会社のシステム担当者が殺害され、

日本人役員に疑いの目が向けられる。

サイバー攻撃と殺人事件は連動していると直観した倉島は、

公安のオペレーションとして正式に捜査に乗り出すが――。

帯付き

2年半ほどの久しぶりの公安の倉島警部補です。

後輩の西本がゼロの研修から帰ってきたところから始まります

研修を終えて成長したと思われる西本でしたが・・・

台湾ということで名前が漢字ではありますが、読みが全然読みにくいし

登場した時はルビありますが登場人物が増えてくると、アレっと

名前読みを考えてしまい戸惑う感じありました(笑)

何処の警察にもやっかみと自己中の輩がいるものです

今回は相当手に余るやつが登場、倉島の邪魔をして困らせます

まして日本語通じない、英語もむり通訳を通じてなので進まない

サイバー攻撃を受けた日本企業の関係者や役員秘書まで怪しくなり

西本と倉島は行き詰まり・・・

嫌な奴がいれば良いやつもいるわけで、台湾公安警察の上部が協力して

なんとかなり事件解決、意外な奴が犯人でした。

西本もゼロ帰りで背負いすぎでしたが、この作業を通じて成長を倉島は

感じていたのでした。

次回作はまだ分かりませんが2年以内にはでるでしょう。

次は安積班復帰です。