今野敏 東京湾臨海暑 安積班⑬ 「夕暴雨」

初版2010年初版 2012年文庫版

Webより

東京湾臨海署管内で大規模イベントへの爆破予告がネット上に流れた。

安積警部補率いる班と相楽班は警戒警備にあたるが、爆破は狂言に終わる。

だが再び、翌週のコミックイベントへの爆破予告がネット上に書き込まれた。

前回と違う書き込みに、予告の信憑性を訴える須田刑事。

須田の直感を信じた安積は、警備の拡大を主張するが、

相楽たちの反発をうけてしまう。迫り来るイベントの日。

安積班は人々を守ることができるのか? 

文庫本

今回は単行本でしたが結構な長編でした300ページ超え

ですが、やはり引き込まれてしましました。

臨海暑が新庁舎になって本庁からなんと相楽警部補が移動になり

強行犯2係となって安積に対抗心むき出しで安積は迷惑します。

それでも須田を中心に犯人の特定を急ぎますが爆発事件発生!

被害者が5人・・・

証言で個室を使えないと声かけしてきた個室男が見え隠れ

安積達は翻弄されますが第一発見者は容疑者では?が・・・

新庁舎の横に新しい建物に本庁警備部がそして特車二課が移動

最高機密の車両があるらしいと速水からの情報です。

爆発事件の大騒ぎの収拾に煙の中に見え隠れした機密車両でしたが

安積ほか全員がハッキリとは見えませんでした、謎⁈の車両は・・・

捜査が続く中第二の爆破予告が、突き詰めていくと特車二課の倉庫を

爆破することが分かり捜査は急展開、須田の活躍でした。

犯人はやはり・・・証言者でした。

暑い中を捜査する安積の心の声を中心に進みます

 

そして事件解決後のラストは

分厚かったのですが最速で読み終えました。