今野敏 東京湾臨海署 安積班9 「陽炎」
2000年初版 2006年改装版
Webより
東京湾にまたがるレインボーブリッジで、乗り捨てられている車が発見された。
乗用車には、男女の連名で遺書らしきものが遺されていた。
東京湾臨海署・刑事課強行犯係の安積警部補は、指令を受け、
部下の須田と黒木を現場に向かわせる。
果たして、追い込まれた男女の心中事件なのか?
だが、現場から戻った須田刑事からは、『偽装心中』という意外な言葉が-。
須田の仮説を信じる安積たちは、謎に包まれた事件の真相に辿り着けるのか!?
(「偽装」より)表題作を始めとする八篇を収録。
短編集です
改装版
短編集で安積班のメンバーやちょっとした一人を中心に話が進みます
科学捜査ではSTの青山が登場します、ちょっと笑えますがしっかり捜査に
協力して犯人を特定していきます。
テーマの陽炎では暑い日に起こった出来事(事件ではない)を安積がその人柄で
二人の若者の人生を修正していきます。なんか~ほのぼの。
飛び飛びで短編集なのでお気楽に楽しんでいます。
年内にもう1冊いけるかな。