今野敏 警視庁神南署 安積班4「蓬莱」

1994年初版  1997年改装版

Webより

面白い。文句なく、面白い。

大沢在昌氏絶賛!今野敏警察小説の見事な源流!

この中に「日本」が封印されている。

ゲーム「蓬莱(ほうらい)」の発売中止を迫る不可解な恫喝。

なぜ圧力がかかるのか、ゲームに何らかの秘密が隠されているのか!?

 混乱の中、製作スタッフが変死する。

だが事件に関わる人々と安積警部補は謎と苦闘し続ける。

今野敏警察小説の原型となった不朽の傑作。

初版本

これは大作ですね、厚みも単行本くらいあります

日本ができる前まで遡り誰が何処からきたのかまで、中盤は難しすぎです

相当調べていることが参考文献からも分かります

でお話はこれをファミコンゲームにする会社から始まります

勿論殺人が起きてから安積警部補は登場しますが、この回から

ベイアエリアではなく警視庁神南署になっています。あれっ!

どこでどうなったのか説明がありません。

今回は安積班は須田部長刑事と黒木刑事が主で全員登場しません

ゲームと日本建国がからみ、建国に至った経緯は非常に難しい話で

チョット理解し難い部分もありました。

半分はゲーム会社の社長渡瀬と部下が頭脳的活躍をします、

事件の方は勿論安積警部補ですが、殺人のバックには超大物がいて

警察組織に圧力がかかります、しかし安積と渡瀬が協力して犯人を

追い詰めて行きます。長編でしたし、難しいところもありましたが

なんとか事件解決・・・・久々に疲れました。(笑)

次の事件は始まっています。