昨日から大雪です

ということで読書です

今野敏「自覚」隠蔽捜査5.5

2014年

スピンオフ短編集

Webより

「隠蔽捜査」シリーズ入門編
捜査情報漏洩、拳銃発砲、部署間対立……
信念のキャリア・竜崎伸也が悩める7人の警察官を救う。
7つの視点で描かれた、最強スピン・オフ短篇集!

 


竜崎伸也名言録
「私は隠蔽が嫌いだ。そのことは、君もよく知っているだろう」
「現場は任せる。そのための課長だ」
「何か問題が起きたら、責任は取る」
「別におまえのためにやったわけじゃない」

 

畠山美奈子警視は実技を伴うスカイマーシャルの訓練中、壁に直面する。

彼女は共に難事件を乗り越えた竜崎に助言を求めた(「訓練」)。

関本良治刑事課長は部下・戸高善信の発砲をめぐり苦悩した。

そこで竜崎の発した一言とは(表題作)。

貝沼悦郎副署長、久米政男地域課長、小松茂強行犯係長、野間崎政嗣管理官、

伊丹俊太郎刑事部長、

彼らが危機の際に頼りにするのは信念の警察官僚(キャリア)、

大森署署長竜崎伸也だった――。

七人の警察官の視点で描く最強スピン・オフ短篇集。

各話にそれぞれ主人公がおり、彼らに竜崎がかかわっていくという展開。

周辺の人から見た竜崎の印象を知ることができる。

文庫本

 

それぞれの視点で竜崎署長の考え方に共感してしまうことが

それぞれの短編でハッキリとしてある意味感動しているように思えます。

短編なのでスラスラ読んでしまいました。

自分たちが失敗したと考えすぎて方向を間違えそうになっても

竜崎が正しい方向で向けてくれるという感じですね。

 

さて次はまだまだ続く隠蔽捜査シリーズ