パロディネタ「ゾウゼイマン」 | うお~たぁの独り言

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新たな試みとして…増税パロディネタ「ゾウゼイマン」。

 

ゾウゼイマンオープニング主題歌「ゾウゼイマンのマーチ」

(アンパンマンOP主題歌「アンパンマンのマーチ」の替え歌)

 

 

そうだ理由つけて 上げるよ税を
たとえ 生活水準下がっても

何のために税取られ
何のために使われる
謎に包まれて終わる
そんなのは当然

しゃぶりつくす 銭を
随時増やす 利権
だから税は上げるよ
どこまでも

そうだ理由つけて 上げるよ税を
たとえ 生活水準下がっても

ゾゾ ゾウゼイマン 外道だ君は
一気に みんなの夢 壊してく


登場人物一覧

1.ゾウゼイマン
ザイムおじさんによって作られた高性能なAIアンドロイド。
パトロールで治安維持活動を行い、税金の収集も担当している。
その取り立ては萬田金融よりも厳しいと恐れられている。
体が金で出来ており税金がエネルギー源となっている。


2.ノウゼイマン
国の労働階級の者たちはまとめて「ノウゼイマン」と呼ばれている。
納めた税金が正しく使われているのか疑問視し反乱を起こす。
マンパワーを生かして宿敵・ゾウゼイマンに立ち向かう。


3.ザイムおじさん
国の金を管理しているおじさん。ザイム荘と呼ばれる豪邸に住んでいる。
その権限は絶大で、国のトップを裏から操っているという噂もある。
税金を支払う事の重要さを説き、あらゆる手段で税を取り立てようとする。
「民に還元して国を豊かにする事」を誓うが、その真の目的とは…?


4.ボッタ子さん
ザイムおじさんの助手。中性的な風貌で男性か女性かは不明。
選挙カーを改造した専用車・ゾウゼイマン号の乗組員を務める。
裏でこっそりぼったくりバーを経営しているという噂がある。


5.チープ
ザイムおじさんのボディーガードである犬の着ぐるみを着た男。
元・珍走団(暴走族)という経験を生かして運転手も担当している。
気性が荒くゾウゼイマン号の煽り運転をして検挙される事多し。


第一話「ゾウゼイマンとノウゼイマン」


ゾウゼイマン「ザイムおじさん、今日もパトロールに行ってきます。」
ザイムおじさん「うむ。治安維持活動に励むのは素晴らしい事じゃ。」
ザイムおじさん「ついでに税金も収集してきてくれないかい?」

ゾウゼイマン「また支払い拒否が発生しているんですね。」
ザイムおじさん「そうじゃ。ノウゼイマンが抗議運動をしておるのじゃ。」
ザイムおじさん「このままだと財源が枯渇してしまうわい。」

ゾウゼイマン「そうですか。では、今から取り立てに行ってきます!
ゾウゼイマン「そして来年はさらに税金を上げましょう!」

ザイムおじさん「うむ。こうなると増税もやむを得ないじゃろう。」
ザイムおじさん「税金はこの国を豊かにするために必要な物じゃからな。」

ゾウゼイマン「僕の体も税金で出来てるくらいですからね(笑)」
ザイムおじさん「では、頼んだよ。」
ゾウゼイマン「了解しました!ザイムおじさん!」

ザイム荘の前でデモ活動を行うノウゼイマンたち。

ノウゼイマン「パッピップッペッポ~ッ!」

ノウゼイマン「パピコも買えない!パピコも買えない!」

ノウゼイマン「これもゾウゼイのせいだ~!俺達の生活はボロボロだ!」
ノウゼイマン「こんな腐り切ったザイム荘など叩き壊してやる!」

ゾウゼイマン「そこまでだ!ノウゼイマン!」
ノウゼイマン「出たな!お邪魔ゾウゼイマン!」
ゾウゼイマン「無駄な抵抗はやめて大人しく税金を払うんだ!」
ノウゼイマン「うるせえ!物価が上がって生活が苦しいんだ!払ってられるか!」
ゾウゼイマン「ノウゼイはみんなの義務だ!守らない奴は懲らしめてやる!」
ノウゼイマン「そうはいくか!ぺっぺっぺ!ぺっぺっぺ!(唾を吐く)」
ノウゼイマン「ぶほ~っ!(火炎放射を吹き出す)」


ゾウゼイマン「顔の税金が溶けて力が出ないよ~!」


ノウゼイマン「はっはっは!これで終わりだな!ゾウゼイマン!」

都合良くゾウゼイマン号が駆けつけてくる。

ボッタ子さん「ゾウゼイマ~ン!新しい税金よ~!」


チープ「円(エン)!円(エン)!円(エン)!」

税金を貪り食って元の屈強な体に戻るゾウゼイマン。

ゾウゼイマン「元気百億倍!ゾウゼイマン!」
ノウゼイマン「しぶとい奴め!今度こそ仕留めてやる!」
ゾウゼイマン「ゾウゼイパ~ンチ!」
ノウゼイマン「ウザウザゼイキ~ン!」

ゾウゼイマン「さあノウゼイマン、大人しく税金を払うんだ!」
ノウゼイマン「もう金は底をついたのさ。払える金などありゃしねえ。」
ゾウゼイマン「そこに金庫があるよ。それを払えばいいんじゃないかい?」
ノウゼイマン「金庫は駄目に決まってるだろ!これじゃあ強盗じゃねえか!」


ゾウゼイマン「早く金庫の暗証番号を言うんだ!」


ノウゼイマン「そんな大事な情報を言える訳ないだろ!」
ゾウゼイマン「言うんだ!言わないと脱税容疑で逮捕されるかもしれないよ。」
ノウゼイマン「仕方ねえ…暗証番号は…ごにょごにょ(周りに聞こえないように)…」

ゾウゼイマンが開けた金庫から金を全て取り出し、金庫は叩き壊した。

ゾウゼイマン「それでいいんだ。これは全て税金として納めてもらうよ。」
ノウゼイマン「そんな~!最悪だ~!」

ゾウゼイマン「ノウゼイマン、これだけは分かって欲しい。」
ゾウゼイマン「僕もザイムおじさんも君達の味方だよ。」
ゾウゼイマン「税金って世の中になくてはならないものなんだよ。」
ゾウゼイマン「みんなが税金を払う事でこの国はどんどん豊かになっていくんだ。」
ゾウゼイマン「そして税金が上がれば上がるほどみんなに還元されていくはずさ。」
ゾウゼイマン「きっと暮らしやすい夢のような世界ができるはずだよ。(キリッ!)」


ザイムおじさん「ゾウゼイマン、よくやったのう。」

 

※当パロディ作品は税金を支払う事を否定するものではございません。

税に関しては知識不足なため内容はかなり適当です。ご了承下さい。