たんぽぽ舎です。【TMM:No5055】 2024年7月20日(土)地震と原発事故情報− | 脱原発の日のブログ

脱原発の日のブログ

12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

たんぽぽ舎です。【TMM:No5055】

2024年7月20日(土)地震と原発事故情報−

              6つの情報をお知らせします

                    転載・転送歓迎

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★1.能登半島地震の大惨事を目の当たりにして思う

  使用済み核燃料の発生源=原発の即時廃炉を求める

  老朽原発を運転し、原発依存社会に暴走する

  電力会社、規制委、政府を許さない

   原発推進法(「GX束ね法案」)の実体化のための

   エネルギー基本計画の見直しに反対

          木原壯林(老朽原発うごかすな!実行委員会)

★2.地震・津波対策など全く考慮せずに立地、設計された東海第二原発は

  手直し、追加工事で十分な安全確保はできない、廃炉を決断すべき  

   2024.6.25東海第二原発防潮堤問題院内ヒアリング

    報告資料2頁の紹介 (下) (了)

          披田信一郎(東海第二原発の再稼働を止める会)

★3.稼働中原発は9基…大飯3、4、美浜3、高浜2、3、4、玄海3、4、

  川内2、(美浜、大飯、高浜は関西電力、玄海、川内は九州電力)

  関電は40年超原発高浜1号、2号、美浜3号を再稼働させている

  川内1、2に続き、5月29日に高浜3、4号機が60年運転が可能に

  2024年7月19日現在の原発稼働状況

           山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

★4.子どもに継がせない。会社は公器、世襲などとんでもない

  ユニクロ柳井社長の発言。経済界に衝撃!

  インタビュー記事の紹介

           柳田  真(たんぽぽ舍共同代表)

★5.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

  ◆ライブトーク    7月27日(土)14時〜 高麗博物館

  群馬の森「記憶 反省 そして友好」の追悼碑を守る会 石田正人さん

★6.新聞より2つ

 ◆判決は2025年3月5日 伊方原発運転差し止め訴訟が結審、広島地裁

             (7月17日「中國新聞デジタル」より)

 ◆柏崎刈羽原発で重大事故なら「人格権侵害避けられない」

  原発運転差し止め訴訟、

  新潟地裁の裁判長交代で原告・住民側が改めて主張

              (7月18日「新潟日報デジタルプラス」より)

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※7/26(金)第38回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)

 福島第一原発の核汚染水海洋投棄を中止せよ! 

 老朽原発うごかすな!  東海第二原発再稼働するな!

 フクシマは終わっていない!

 

 日 時:7月26日(金)18時30分より19時45分       

 場 所:首相官邸前

 主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会      

      定例:毎月第3金曜日

  定例の第3金曜日は「総がかり行動」のため1週後ろに変更しています。

  次回の第39回は、8月16日(金)18時30分より19時45分です。

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※8/7(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!   

     2つの行動=定例は第1水曜です。

 

1.第73回日本原電本店抗議行動

  東海第二原発の防潮堤欠陥工事発覚! 

  日本原電の「欠陥工事隠蔽」をゆるさない!再稼働やめろ!

 

 日 時:8月7日(水)17:00より18:00

 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1) 

     JR秋葉原駅より5分、銀座線末広町駅4番出口より4分

      ※北ビルです!南ビルではありません!

 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549

 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」 

     ☆第74回は、9月4日(水)17:00より18:00です。

 

2.「第131回東電本店合同抗議」

  放射能汚染水海洋投棄を中止せよ! 柏崎刈羽原発を再稼働するな!

  東電は2200億円の原電支援するな! 

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 

 日 時:8月7日(水)18:45より19:45

 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947 

      「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟など141団体 

   ☆第132回は、9月4日(水)18:45より19:45です。

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※【読者からのつぶやき】(仮) 投稿歓迎!

 ☆字数は2から4行位(70文字から140文字程度)、

  タイトルも付けて下さい。

 ☆テーマ:原発関連、「今、悩んでいること、困っていること」、

  ガザへの思い、ウクライナについて、政治の腐敗について、

  武器輸出問題、パンデミック条約…等々

 ☆投稿者名は、ペンネームも可能です。

    名前の後ろにかっこで在住県名を入れて下さい。

 ☆投稿は、別アドレス< tanpopo3238@yahoo.co.jp >へ。

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┗■1.能登半島地震の大惨事を目の当たりにして思う

 | 使用済み核燃料の発生源=原発の即時廃炉を求める

 |  老朽原発を運転し、原発依存社会に暴走する 

  |  電力会社、規制委、政府を許さない

 |  原発推進法(「GX束ね法案」)の実体化のための

 |  エネルギー基本計画の見直しに反対

 └──── 木原壯林(老朽原発うごかすな!実行委員会)

   

◎ 能登半島地震の大惨事を目の当たりにしても「原発依存社会」への

暴走を止めない岸田政権や電力会社は、昨年5月末に成立させた原発

推進法(「GX束ね法案」)の実体化のために、5月15日、エネルギー

基本計画の見直しに着手しました。

 今年度末までに「脱炭素・AI時代に対応するために、原発・再エネ

の最大限活用」を進めるとする第7次エネルギー基本計画を決定し、

「原発依存社会への暴走」を加速させようとしています。

 既存原発の再稼働、原発の40年超え運転をさらに進め、60年超え運転

も拡大し、原発リプレース、新設も俎上に上らせようとしています。

原発を「ベースロード電源」と定め、石炭火力まで維持しようとする、

世界でも稀な時代遅れの政策です。

 

◎ 具体的には、女川原発2号機の9月再稼働、島根原発2号機の12月

再稼働(8月を目指していたが、延期)を画策して、東電福島第一原発

事故以降停止していた沸騰水型原発の再稼働への道を開こうとしています。

 また、原子力規制委員会(規制委)は、昨年11月および本年5月に、

川内原発1、2号機(運転開始後40年、38年)および高浜3、4号機

(ともに運転開始後39年)の20年間運転延長を認可し(これで、関西電力

の稼働可能な原発7基の内、5基が40年超え運転となります)、老朽

原発運転を定常化しようとしています。

 なお、野瀬高浜町長は6月18日、杉本福井県知事は7月9日、高浜3、

4号機の運転延長容認を発表しています。

 

 さらに、規制委が昨年末に「運転禁止」を解除した柏崎刈羽原発では、

7号機の10月再稼働を目論んで燃料装荷を行い(去る4月)、満杯に

近い使用済み核燃料プールに空きを作るために(満杯になれば原発運転

は不可能)、同燃料の中間貯蔵施設「リサイクル燃料貯蔵(RSF)」

(青森県むつ市)への搬出を急いでします。東京電力、電気事業連合会、

政府は、RSFの運用を今年7〜9月に開始するとしています。

 

◎ 一方、老朽原発依存経営の泥沼にのめりこむ関西電力は、高浜3、

4号機でトラブル続きの蒸気発生器の交換を行い(2026年6月〜27年2月

実施予定)、また、老朽原発・高浜1、2号機(運転開始後49年、48年)

で応力腐食割れが進む炉内構造物(バッフルフォーマーボルト)の取替え

(2028年6月〜29年4月実施予定)によって、老朽原発の運転継続を

可能にしようとしています。

 しかし、老朽原発では、原発の一部を交換したとしても、交換不可能

な圧力容器の脆化が進み、点検や交換が難しい配管や送電ケーブルの

損傷も進んでいます。老朽原発運転の暴挙を許してはなりません。

 

◎ ところで、政府や電力会社がどう願望し、法律をどう変えようとも、

経済的利益や政治的思惑で原発の老朽化を防ぐ技術、安全性を高める

技術、使用済み核燃料の処理・処分技術が急に向上することはありません。

 例えば、政府や電力会社が「核燃料サイクルの要」とする六ケ所再処理

工場は、27回目の完成延期が確実となり、稼働の見通しもありません。

 

 また、MOXを燃料とする大間原発も運転開始延期を繰り返してい

ます。危険極まりなく、現在科学の手に負えないこれらの施設の稼働は

不可能であり、稼働させてはなりません。

 さらに、フランスで製造されたMOX燃料に不良品が多発し、輸入の

見通しが立たず、プルサーマル運転は停止を余儀なくされています。

 一方、核燃料サイクルの破綻に伴って、全国の原発では、使用済み

核燃料の行き場を見出せていません。使用済み核燃料の発生源・原発の

即時廃炉を求めましょう。

 

◎ 今、世界は原発縮小、自然エネルギーへの転換に向かっています。

 自然エネルギーのみを利用すれば、燃料費はほぼゼロですから、コスト

は原発に比較して圧倒的に安いのは当然です。

 また、自然エネルギーのみの利用は、地球環境を維持する最良の手段です。

 さらに、自然エネルギーは、供給が国際情勢の影響を受け難い自前の

エネルギーです。

 大地震が発生しても過酷事故に至ることもありません。

 このような視点からも、原発依存の理不尽は明らかです。

 老朽原発を運転し、原発依存社会に暴走する電力会社、規制委、政府を

許してはなりません。

 反原発運動の高揚によって、原発のない、人が人間らしく暮らせる社会

を実現しましょう! 

 

 

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┗■2.地震・津波対策など全く考慮せずに立地、設計された東海第二原発は

 | 手直し、追加工事で十分な安全確保はできない、廃炉を決断すべき  

  |  2024.6.25東海第二原発防潮堤問題院内ヒアリング

  |  報告資料2頁の紹介 (下) (了)

 └──── 披田信一郎(東海第二原発の再稼働を止める会)

 

◎ その後の展開

 

1.2023年9月6日に、2年以上もこの現場に関わられていた工事関係

者から、内部ではらちが明かないとして東海村の共産党村議に内部告発

=公益通報がなされ、共産党関係者によって原電への問い合わせや県、

村への通報がなされて、10月16日に記者会見で共産党県議らによって

公表され、同日、原電も直前に公表し、規制委員会への正式報告がなさ

れた。

 

2.しかし、南側基礎の中実部が掘削されて判明していたことのみの

公表で、認可されている設計には違反せず、規制委への設計変更審査の

申請はいらないと高をくくっていたようだ。

 11月8日の東海村議会、同23日の那珂市議会原子力安全対策常任委員会

へのそれぞれの説明など。

 

3.しかしその後、国会での追及や市民からの取り組みなどもあり、原電

としては補修計画を立てた上で、2月7日に、規制委員会に対しての

「設計変更の補正申請」の提出へと至った。

 

4.間に、規制庁職員との数時にわたるヒアリングを挟んで、3月26日

の規制委第1240回審査会合の議題とされ、審査が始まったが、北側基礎

の掘削調査も終わっていない段階での施工不良の全容が示されていない

こと、などの厳しい指摘を受けた。

 

5.5月6日のヒアリング会合での厳しい更なる指摘、調査手法につい

てのやり取りなどを経て、6月18日の第1259回審査会合では、特に地山

側について直接確認できずに音響探査とコンクリートコアの抜き取り検査

によるコンクリート未充填の規模の推定(数cm程度)が、中実部(最大

70cmもえぐれているという実測)との乖離から、精度は不完全なこと。

 一部の鉄筋はないものとして、内側への鉄筋を追加するということ

では、当初の設計とは反すること。「立て直し」まで考えないのか、

などとの厳しい指摘がなされた。

 

6.結果、原電は改めて社内の方針検討を行って、7月中旬ころに

説明することとなった。

 

◎ 課題は何か

 

1.いっけん厳しい対応が規制庁からなされているが、これは、それほど

看過できない問題で、原電の当初の反応、対応の甘さがひどいことを示

している。

 しかも、内部告発がなされていなかったら、どのように隠蔽、補修で

すませていた可能性を、物語っている。

 

2.規制庁・規制委としても、10月18日の山中委員長発言にあるように

「まだ工事途中であって、最後の使用前検査でしっかりチェックする

からよい」という認識の甘さについて、軌道修正せざるを得なかった

ということだろう。

 

3.しかし、従来から、厳しい指摘をしていても最後には認めてきた経緯

からも、今後、どのように対応していくのかについては厳しく監視が必要だ。

 

4.原電が出している文書によれば、既に出来てしまったものを壊して

取り除いて作り直すことは、工事スペースもあって安全に工事できない

としている。

 6月18日の審査会合では、規制庁から「大都会などでもっと厳しい状況

での建設工事もある。出来ないとするのは」との発言もあったが、そも

そもが、無理な地盤、スぺース、既設の取水口を前面に抱えているという

配置設計であり、地震対策に加えて津波対策など全く考慮せずに立地、

設計された東海第二原発は、手直し、追加工事で十分な安全確保は

できないことを、この際認めて、廃炉を決断するべきである。

 

 

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┗■3.稼働中原発は9基…大飯3、4、美浜3、高浜2、3、4

 | 玄海3、4、川内2、(美浜、大飯、高浜は関西電力、

 | 玄海、川内は九州電力)

 | 関電は40年超原発高浜1号、2号、美浜3号を再稼働させている

 | 川内1、2に続き、5月29日に高浜3、4号機が60年運転が可能に

 | 2024年7月19日現在の原発稼働状況

 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

 

電力会社 号機    状態    運転開始日  停止日  出力(万kW)

関西電力 美浜3    運転中  2022.10.25        82.6

         大飯3    運転中  2024.04.07          118

         大飯4    運転中  2023.10.27        118

         高浜1    定検中          2023.06.02       82.6

         高浜2    運転中  2023.09.16        82.6

         高浜3    運転中  2023.12.25        87

         高浜4    運転中  2024.04.24          87

四国電力 伊方3    定検中          2023.07.19        89

九州電力 玄海3    運転中  2024.02.02         118

         玄海4    運転中  2024.06.03         118

         川内1    定検中          2023.06.14        89

         川内2    運転中  2023.08.15          89

合 計 12基 運転中9基 停止中3基    900.2/1160.8

 

*伊方3号が定検入り。夏もピーク真っ最中でも1/4は動いていない。

*運転開始日は営業運転開始の日なので原子炉起動の日とは

一月程度違いがある。

*運転可能な12基の原発のうち稼働中は9基(75%)、

 その出力は1160.8万kWに対して900.2万kW(76%)

 

 

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┗■4.子どもに継がせない。会社は公器、世襲などとんでもない

 | ユニクロ柳井社長の発言。経済界に衝撃!

 | インタビュー記事の紹介

 └──── 柳田  真(たんぽぽ舍共同代表)

   

〇国会議員などの世界で子どもへ地盤をつがせる「世襲」が当たり前に

なっている。この日本社会のまずしい風景の中で、カジュアル衣料の

ユニクロを展開する柳井正(会長兼社長)が「子どもに継がせない」

「会社は公器、世襲などとんでもない」とまっとうな発言をされている。

(6月28日の朝日新聞のインタビュー記事)

〇私もこの発言に大賛成だ。庶民は営々と自分で働いて、あるいは妻と

共に働いて、子どもたちを育て生活している。

これが普通だ。ユニクロ柳井社長発言の要旨を紹介します。

 

※これを受けた記事を紹介  

     (日刊ゲンダイ「政官財スキャニング」7月13日)

 

官界通(以下=官)    カジュアル衣料の「ユニクロ」を展開する。

ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長(75)が、取締役に引き

立てている息子たちを後継社長にしないと明言した。

(中略)

 

官    そうだ。取締役の長男・一海氏(50)も、次男・康治氏(47)

も「絶対、経営者にしない」として「いい経営チームを選んで、その

人たちが仕事できるようにする」と話したと載っていた。

財界通(同=財)    これは経済界にけっこうな衝撃を与えたよ。

 (中略)

 

財    よく知っているな。ただ、発言の内容は一貫しているが、なぜ

いま、それをまた持ち出したのか。14人いる上席執行役員たちを「社長

候補」として、引き締めるためかな。

政    私は、2世や3世に選挙を継がせる政治家と同様に、創業家出身

というだけで「オーナー顔」をして子どもに継がせようという経営者たち

に「会社は公器。上場していれば、なおさらで、世襲などとんでもない」

と警告を発したと受け止めたいね。

 (中略)

官    いいことだ。「いまや会社のガバナンス(経営統治)が大事な時代」などと

言っておきながら、「世襲」はそれに反する場合が多い。

政    永田町の政治家たちにも、柳井氏の発言を聞かせたいね。

   構成=竜孝裕(ジャーナリスト) =隔週金曜掲載

   https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/357531

 

 

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┗■5.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 

 ◆ライブトーク    7月27日(土)14時〜 高麗博物館

  群馬の森「記憶 反省 そして友好」の追悼碑を守る会 石田正人さん

 

 日 時  7月27日(土)14時〜16時      

 会 場  高麗博物館(kouraihakubutsukan.org)    

 トーク    石田正人さん(群馬の森「記憶 反省 そして友好」

             の追悼碑を守る会)

  参加費  1000円(入館料含)

  申し込み等詳細は https://kouraihakubutsukan.org/event/2024kyouseirenkou0727/

 

  高麗博物館では、「強制連行」「強制労働」の否定に抗う〜各地の

 追悼・継承の場をたずねて〜の企画展が始まりました。

 今年の1月末に群馬県立公園「群馬の森」の朝鮮人犠牲者追悼碑を

県が強制代執行し、破壊、撤去しました。2004年に市民が建立し、2012

年右翼団体の「碑文が反日的だ」と撤去を求める動きが起きてから12年

後のことです。日本の各地に同様な事が起きています。歴史否定に抗う

各地の活動を知って頂きたく追悼式や遺骨発掘を行っている人たちを

お呼びします。

 現在、追悼碑に埋め込まれていた銘板の一つ、平和を願った鳩の

レリーフ(陶板)を展示しています。熱い想いを聞いて、暴挙を忘れ

ないため是非、ご参加下さい。

 

 

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┗■6.新聞より2つ

 └──── 

 

 ◆判決は2025年3月5日 伊方原発運転差し止め訴訟が結審、広島地裁

 

 広島や長崎両県の被爆者を含む29都道府県の住民337人が、四国電力

伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転差し止めを求めた訴訟の口頭

弁論が17日、広島地裁であった。

 住民側は原発の安全対策が不十分などと訴え、四国電力側は請求棄却

を求めて結審した。判決は来年3月5日の予定。

 

 住民側は最終準備書面で、原発の沖合を走る地質の境界線「中央構

造線」で起きる地震や阿蘇山(熊本県)の噴火の被害想定が不十分と指摘。

 放射能汚染のリスクがあるとし「実現可能で防護効果の高い避難計画を

持たない原子炉の運転は、差し止められなければならない」と訴えた。

     (中略)

 

 伊方原発を巡る同種訴訟は山口地裁岩国支部と松山、大分の両地裁

でも起こされ、大分地裁は今年3月に住民側の請求を棄却し、住民側が

控訴。岩国支部では審理が続き、松山地裁では来年3月18日に判決が

予定されている。           (後略)

       (7月17日「中國新聞デジタル」より)

      https://www.47news.jp/11207637.html 

 

 

◆柏崎刈羽原発で重大事故なら「人格権侵害避けられない」

 原発運転差し止め訴訟、

 新潟地裁の裁判長交代で原告・住民側が改めて主張

 

 東京電力柏崎刈羽原発の周辺住民らが東電を相手取り、柏崎刈羽原発

の運転差し止めを求めた訴訟の第44回口頭弁論が7月17日、新潟地裁

(鈴木雄輔裁判長)であった。

 裁判長の交代に伴う更新弁論が行われ、原告側は柏崎刈羽原発で重大

事故が起きれば周辺住民の人格権侵害は避けられない上、東電は事業者

としての適格性を欠いていると改めて主張した。

 

 原告側は、柏崎刈羽原発敷地周辺の活断層について、東電の評価が

不十分で「想定を超える地震が発生する可能性が高い」と指摘。

 地震や大雪などと原発事故が重なれば、避難と屋内退避は不可能と

なり「周辺自治体が策定する避難計画は不十分だ」と述べた。

 柏崎刈羽原発ではテロ対策の不備などのトラブルも相次ぎ「東電に

原発を運転、管理する資質はない」と訴えた。

 

 新潟市西区の原告女性(74)が意見陳述し「能登半島地震で避難の困難

さを感じた。東電が再稼働を目指していることに恐ろしさを感じる」

と話した。   (後略)

 次回期日は10月23日。

          (7月18日「新潟日報デジタルプラス」より)

     https://www.47news.jp/11211311.html 

 

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※【動画アップの紹介】

 

☆maruo yukifumiさんのツイキャス

・20240605 第71回日本原電前抗議の1

 https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/795071713 

・20240605 第71回日本原電前抗議の2

 https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/795074061 

 

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

  https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3 

 

・20240703 UPLAN 第72回とめよう!東海第二原発

 日本原電本店抗議行動 第130回東電本店合同抗議行動

 https://www.youtube.com/watch?v=Kk-GXsTFiyQ 

・20240625 UPLAN【原子力規制庁院内ヒアリング】

                 東海第二原発防潮堤欠陥工事

 https://www.youtube.com/watch?v=lBmPX40JEQM 

・20240617 UPLAN 【ヒューマンチェーン・講演・シンポジウム】

          司法の劣化を許さない〜最高裁共同行動

 https://www.youtube.com/watch?v=M3kHSR1PqY8 

・20240605 UPLAN 第129回東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=8OET820f7Dk 

・20240601 UPLAN 辻野弥生「なかったことにはできない 関東大震災・

 知られざる悲劇・福田村虐殺事件」

 https://www.youtube.com/watch?v=fdoN-AfiuCg 

・20240518 UPLAN たんぽぽ舎35周年記念講演

 木原壯林さん「老朽原発うごかすな!稼働原発は即時停止を!」

 村上志保さん(東海村村議)「私が東海村で取り組みたいこと」

 https://www.youtube.com/watch?v=1qs20ZxENP0  (約2時間)

・20240427 UPLAN 川口正昭「群馬県追悼碑撤去問題を考える」

 https://www.youtube.com/watch?v=-hRld857H5o&t=6s 

・20240406 UPLAN 山崎久隆「柏崎刈羽原発の再稼働を許さない 新規制

 基準は地震と津波を過小評価 どこでも起こり得る津波災害と巨大地震」

 https://www.youtube.com/watch?v=Zknd66R3uKg 

・20240224 UPLAN 山崎久隆「能登半島地震から考える東海第二原発」

 主催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

 https://www.youtube.com/watch?v=ARJStbsE2lU 

・20240210 UPLAN 山崎久隆ゼミ「大地動乱の時代」の原発は廃炉に〜

 地震・津波は止められないが原発は止められる〜今すぐ「止める、

 冷やす、閉じ込める」対策を

 https://www.youtube.com/watch?v=UIMWV9KC4nw 

 

☆広瀬 隆…私のYouTube「ロックフェラー財閥シリーズ第26話」で

 5月5日、「チェルノブイリ原発事故と放射能の基礎知識」を掲載。

 https://youtu.be/rRg2bq8B-Dk 

・ソ連の“ウラルの核惨事”と“キューバ・ミサイル危機”大事件に

 ついては「ロックフェラー財閥シリーズ第25話」

 https://youtu.be/6g2-jh1J9JU 

・“スリーマイル島原発事故”の被害とイギリスの“ウィンズケール

 再処理工場”による海の汚染は「ロックフェラー財閥シリーズ第24話」

 https://youtu.be/4XFzySIQi10  ぜひ、ご覧下さい。

 

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☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震と原発事故情報」

 へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

 

☆《事故情報編集部》より

 2024年2月中旬から、『月曜、水曜、金曜、土曜』の週4回の発信と

 なりました。「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合

 は、発信することもあります。

 

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

 

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

 

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

 

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、

 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

 掲載とさせていただきます。

 

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

 

5.【読者からのつぶやき】(仮)

 ☆字数は2から4行位(70文字から140文字程度)、

  タイトルも付けて下さい。

 ☆テーマ:原発関連、「今、悩んでいること、困っていること」、

  ガザへの思い、ウクライナについて、政治の腐敗について、

  武器輸出問題、パンデミック条約…等々

 ☆投稿者名は、ペンネームも可能です。名前の後ろにかっこで

  在住県名を入れて下さい。

 

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の

 別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp > です。

 なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上、全て掲載できない場合も

 あります。ご了解下さい。

 

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 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの

  「メルマガ:地震と原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震と原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の

  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

   違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは

  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

 ・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。

 ・配信削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。

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  別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp >へお送り下さい。

 ◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例が

  あります。

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