■■■核燃基礎講座のおしらせ■■■
■2024年3月5日(火)19:00〜21:00
「高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター」について
講師:澤井正子(元原子力資料情報室スタッフ)
■zoom接続先:(申込みの必要はありません)
トピック: 核燃基礎講座「高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター」
時刻: 2024年3月5日(火)19:00〜21:00
https://us02web.zoom.us/j/81174981379?pwd=REhYQW51ZUdlY2ozZlpzQ2szNk5sUT09
ミーティング ID: 811 7498 1379
パスコード: 051153
■今回の核燃基礎講座は、六ヶ所村の「高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター」
を取り上げます。現在この施設で貯蔵されているのは、イギリス、フランスの
再処理工場で製造され、日本に輸送されたガラス固化体です(1830本)。
この「高レベルガラス固化体」は、再処理工場で使用済み燃料からプルトニウム
とウランを分離した残りの高レベル廃棄物、いわゆる「死の灰」をガラスと混ぜて固めた物です。
一体どういう性質のものなのか? 危険性はどれほどなのか、考えます。
現在、日本で高レベル放射性廃棄物というのは、使用済み燃料の再処理によって
発生する「高レベルガラス固化体」を指します(世界的には、使用済み燃料も高レベル放射性廃棄物)。
この高レベル廃棄物を地層処分するため、NUMO(原子力環境整備機構)によって
処分場候補地が公募され、北海道の寿都町、神恵内村の調査が行われていますが、
その危険性から北海道では、条例をつくって持ち込みに反対しています。
「トイレなきマンション」といわれる原子力発電、その根本的問題である
高レベル放射性廃棄物の現状を報告いたします。