たんぽぽ舎です。【TMM:No4981】 2024年2月24日(土)地震と原発事故情報 | 脱原発の日のブログ

脱原発の日のブログ

12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

たんぽぽ舎です。【TMM:No4981】
2024年2月24日(土)地震と原発事故情報-
             5つの情報をお知らせします
                   転載・転送歓迎
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★1.核燃料輸送の安全対策は規制基準外だ
  「隆起する港」「襲いかかる津波」
  使用済燃料輸送は安全上不可能(上)2回の連載
          山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)
★2.2/28(水)東電株主代表訴訟 控訴審 
  第3回口頭弁論にご参集ください
  地裁の勝利を高裁でも     
           東電株主代表訴訟
★3.「恥ずべきことは過去の過ちよりも、
  そのことをなかったことにしようとすること」
  「朝鮮人労働者追悼碑撤去」に思う
             渡辺マリ(たんぽぽ舎ボランティア)
★4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
 ◆不当な代執行による大浦湾の埋め立てを許さない「3.7学習集会」
 ◆3/9(土)アリラン・ブックトークVol.6
  『朝鮮戦争と日本人 武蔵野と朝鮮人』
 ◆〈3/10(日)信州松本から講演会・集会・デモのお知らせ〉
 “つながろうフクシマ、ひろげよう脱原発、止めよう再稼働と
  汚染水海洋放出~サラバ原発長野県大行進 In 松本”
 ★5.新聞より1つ
 ◆複合災害「屋内退避不可能」東海第二控訴審弁論で住民側
  能登地震受け避難計画の不備指摘
          (2月22日「東京新聞」茨城版より)
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※2/27(火)『原発と火山リスク』  基礎からやさしく解説

 お 話:中野宏典さん(弁護士)
 日 時:2月27日(火)18時より21時 講師のお話は19時より
 会 場:「スペースたんぽぽ」
 参加費:800円(資料代含む) 
 ◇予約受付中 たんぽぽ舎・電話 03-3238-9035 か
 「ヤフーメール」<tanpopo3238@yahoo.co.jp> 宛てに、
  ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。
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※2/29(木)『台湾の脱原発と韓国の原発暴走』
          -ノーニュークス・アジアフォーラムの30年-

  お 話:佐藤大介さん(ノーニュークス・アジアフォーラム・
                        ジャパン事務局)
 日 時:2月29日(木)18時より20時
 会 場:「スペースたんぽぽ」
 参加費:800円(資料代含む)  ◇予約受付中 2/27と同じ方法です。
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※3/2(土)<浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座>
     「なかったことにはできない 関東大震災・知られざる悲劇・
       福田村虐殺事件」

 お 話:辻野弥生さん…映画「福田村事件」(森達也監督)の企画協力者
 日 時:3月2日(土)14時より16時 (開場13時30分)
 会 場:「スペースたんぽぽ」
 参加費:800円(資料代含む)  ◇予約受付中 2/27と同じ方法です。
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※3/3(日)たんぽぽ舎の「東海第二原発とめよう!第11波一斉行動」
     JR御茶ノ水駅2ヵ所でおこないます
   (「東海第二原発いらない!首都圏ネットワーク」呼びかけ)

 日 時:3月3日(日)14:00より15:15
 場 所:JR御茶ノ水駅2ヵ所…お茶の水橋口と聖橋口
 内 容:東海第二原発の再稼働反対!リレートーク、ビラまき、署名
     横断幕、ノボリ旗を掲げます。
 一緒に声を上げましょう! 参加歓迎!
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※3/11(月)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!
     東電福島第一原発過酷事故から13年

1.第68回日本原電本店抗議行動
  東海第二原発の防潮堤欠陥工事発覚!
  日本原電の「欠陥工事隠蔽」をゆるさない!
  東海第二原発の再稼働やめろ!

 日 時:3月11日(水)17:00より18:15
 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1) 
     JR秋葉原駅より5分、銀座線末広町駅4番出口より4分
             ※北ビルです!南ビルではありません!
 スピーチ予定
  ・野口修さん(東海第二原発の再稼働を止める会)
  ・藤岡彰弘さん(志賀原発に反対する命のネットワーク)
  ・中井はるみさん(忘れまい3.11!反戦・反原発の会/千葉)ほか
  △多摩川太鼓、日本原電六人衆
 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549
 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」
   ☆第69回は、4月3日(水)17:00より18:00です。

2.「第126回東電本店合同抗議」放射能汚染水海洋投棄を中止せよ!
  柏崎刈羽原発を再稼働するな! 東電は2200億円の原電支援するな!
  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日 時:3月11日(月)19:00より20:15
 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)
 スピーチ予定
  ・鎌田 慧さん(ルポライター)、肉球新党、
  ・玉造順一さん(茨城県議会議員)、
  ・山崎久隆さん(たんぽぽ舎共同代表)、
  ・藤岡彰弘さん(志賀原発に反対する命のネットワーク)、
  ・岡田俊子さん(脱被ばく実現ネット)、
  ・鴨下祐也、美和、全生さん(福島原発被害東京訴訟団)
  ・三上 治さん(経産省前テントひろば)、
  ・柳田 真(たんぽぽ舎共同代表)
  △多摩川太鼓、日本原電六人衆
 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947
       「たんぽぽ舎」 03-3238-9035
 賛 同:東電株主代表訴訟など141団体
  ☆第127回は、4月3日(水)18:45より19:45です。
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※3/15(金)第34回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)
                    定例:毎月第3金曜日
 福島第一原発の汚染水海洋投棄を中止せよ! 老朽原発うごかすな!
 東海第二原発再稼働するな! フクシマは終わっていない!

 日 時:3月15日(金)18時30分より19時45分
 場 所:首相官邸前
 主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会
  第35回は、4月26日(金)18時30分より19時45分です。
    (4/19は「総がかり行動日」なので1週後ろに変更)
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※3/16(土)『答えはひとつ、抗争あるのみ
      反労働・反民主・反共・反北の尹錫悦政権と闘う
           韓国・民主労総』-映像上映と報告-

 お 話:土松克典さん(韓国労働運動研究)
 日 時:3月16日(土)14時より16時30分
 会 場:「スペースたんぽぽ」
 参加費:800円(資料代含む)  ◇予約受付中 2/27と同じ方法です。
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※3/20(水・休日)さようなら原発全国集会 

 日 時:3月20日(水)13:00より  15:00よりデモ 
     ブース出店:11:00
 会 場:代々木公園  
 主 催:「さようなら原発」一千万署名 市民の会   他
 問い合わせ:さようなら原発1000万人アクション事務局 
        TEL 03-5289-8224

 ○たんぽぽ舎も反原発のなかまと共にブース出店(テント)予定です。
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※≪事故情報編集部≫よりお知らせです。
 たんぽぽ舎のメールマガジンは、基本的に『月曜、水曜、金曜、
 土曜』の週4回の発信とさせていただきます。
 「緊急事態」発生の場合はこの限りではありません。
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┗■1.核燃料輸送の安全対策は規制基準外だ
 | 「隆起する港」「襲いかかる津波」
 | 使用済燃料輸送は安全上不可能(上)2回の連載
 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

 2月21日、参議院議員議員会館で福島みずほ議員の紹介による院内
ヒアリング集会「能登半島地震が教える原発の危険性」「地震はどこ
でも起こる、退避も避難もできない」が開かれた。
 主要なテーマは本年1月1日の能登半島地震を踏まえた原発の安全性の
欠如、防災体制の不備、屋内退避も避難行動も不可能な事態に直面して、
規制庁と内閣府の担当者と問題点を論じ、今動いている原発の全面停止を
求める取り組みが行われた。
 今回は特に、これまで原発の安全問題としてはあまり正面から取り上げ
られることがなかった、自然災害と使用済燃料輸送との関係について
まとめたので、速報として提供する。

◎またひとつ原発の危険性を示す現実が露わになった

 能登半島地震があったことから、各地の原発ではそれぞれの耐震性や
地震想定などについて問題を指摘する声も増えている。
 原発の耐震設計は、各地域の特性によりバリエーションがある。南海
トラフ地震の震源域にある浜岡原発や中央構造線の上に位置する伊方原発
のような例と、その他の原発の事情は、それぞれ異なると考えられがちだ。
 到底、耐えられるとは思えないけれども。
 そして、ここでは全国共通の極めて重大な案件があることを指摘したい。
それは核燃料輸送である。
 新燃料や燃料の材料もそうだが、ここでは「使用済燃料」に焦点を
当てたい。

◎使用済燃料の現状

 福島第一原発事故を受けて過酷事故を起こさないために原発や原子力
施設は一定の耐震性や耐津波性能を上げる必要が生じた。それに付随
するように、火山や火災、航空機墜落などの類型についても高い安全性
を求めるとして、特定重大事故等対処施設の整備など、これまでに
なかった対応を求めるようになった。
 しかし、そうした新規制基準適合性審査を経ていない重大な要素が
残されている。
 それが使用済燃料輸送である。

 日本の核燃料サイクル事業は、現在は各原発で貯蔵している使用済燃料
を六ヶ所村の再処理工場で再処理し、ウランとプルトニウムに分離し、
プルトニウムはプルサーマル用燃料体に加工するとされている。
 そのため現在は大量の使用済燃料が六ヶ所村の貯蔵プールの冷却水に
沈められている。
 使用済燃料プールは各地の原発にも備わっており、そこにも大量の
燃料体が貯蔵されている。
 東電と日本原電は青森県むつ市に「中間貯蔵施設」を建設し、それを
子会社のリサイクル燃料貯蔵(RFS)に委託することになっている。
しかし運用は未だ始まっていない。
  (下)に続く


┏┓ 
┗■2.2/28(水)東電株主代表訴訟 控訴審 
 | 第3回口頭弁論にご参集ください
 | 地裁の勝利を高裁でも
 └──── 東電株主代表訴訟
   
 東電株主代表訴訟とは、津波への安全対策を怠り福島第一原発事故を
招いたとして「脱原発・東電株主運動」の株主らが中心となり原告として
旧経営陣5人に会社への22兆円の損害賠償を求めたものです。
 東京地裁(朝倉佳秀裁判長)は、2022年7月13日、勝俣恒久元会長、
清水正孝元社長、武藤栄元副社長、武黒一郎元副社長の4人に対し、
連帯して13兆3210億円の支払いを命じる判決を出しました。

 日 時:2月28日(水)13時30分より
 場 所:東京高裁101法廷
     *双方、証人尋問の申出予定
 12:30 原告アピール裁判所前 傍聴整理券配布締切り時間:13時10分
 13:30 口頭弁論期日@101号法廷

 15:00 口頭弁論終了後報告会:弁護士会館10階会議室1008号室
            (最寄駅:霞ヶ関A1出口)
 HP https://tepcodaihyososho.jimdosite.com/ 

 東電取締役の責任を認めた一審の判決を更に強固なものにするため、
ぜひ傍聴と応援をお願いします。
 第4回期日:2024年5月27日(月)13:30より

<株主代表訴訟>
 株主代表訴訟とは、株主が会社に代わって、会社の損害を取締役等の
責任を追及する訴訟です。
 取締役等の責任は本来会社自身が追及すべきものですが、同僚意識な
どからその責任追及が行われず、その結果、会社すなわち株主の利益が
害される恐れがあります。
 そこで、会社法では、個々の株主に自ら会社のために取締役等に対す
る会社の権利を行使し訴えを提起することが認められています
(会社法847条以下)。
 原則として、まず、会社に対して取締役等に対する訴訟を提起する
ように請求します。
 会社が、その請求の日から60日以内に訴えを提起しない場合は、その
株主が会社のため訴訟提起することができます。
 本件では、東電取締役らが、津波対策を怠り、福島第一原発事故に
より、多大な損害を会社に与えたとして、損害賠償請求を提起しています。
 なお、 この訴訟によって回収された金銭は、原発事故の被害者の方々
に対する損害賠償として使用されることを要求しています。


┏┓ 
┗■3.「恥ずべきことは過去の過ちよりも、そのことをなかったことに
 | しようとすること」
 | 「朝鮮人労働者追悼碑撤去」に思う
 └──── 渡辺マリ(たんぽぽ舎ボランティア)

「清廉な『美しい国・日本』」
「韓国併合は合法・正当」
「徴用工は『朝鮮半島から来た労働者』」
「反省すべき過去も、恥ずべき過去もない」

上記の4行は、誰の言葉でしょうか?

〇 群馬県高崎市の県立公園群馬の森に市民団体が設置した朝鮮人労働者
追悼碑を県が行政代執行によって撤去した。知事は山本一太氏。
 歴史否定と人種差別活動を展開してきたレイシスト集団はヘイト
スピーチを行うだけでなく、強制連行の歴史を否定するものとして、
日本各地にある朝鮮人慰霊碑を撤去させる運動を行ってきた。
 その一つが群馬の森の追悼碑だ。
 「強制連行などと、そんな恥ずかしいことをするはずがない」、「政府
見解として認めていない」「日本国民を貶めるもの」がその理由だ。
 歴史的事実を認めることが「反日」?

〇 碑に刻まれているのは「記憶 反省 そして友好」
 差別・蔑視にまみれ、酷使され、故郷を思いながら寂しく死んでいった
朝鮮人。
ではなぜこの人たちは働いて(働かされて)いたのだろう。
 「不法な植民地支配と直結した不法行為(2018年韓国大法院判決)」=
強制連行によって連れて来られたからだ。
 追悼碑には「記憶 反省 そして友好」の文字が刻まれている。
 追悼碑を守る会の人たちが、単に死者を悼んでいるだけでないことが
分かる。

〇 しかし、多くの人々の抗議にもかかわらず、群馬県は追悼碑を撤去
した。
 かくして全国の地方自治体が過去の過ちを記す碑などを撤去していけ
ば、あったことはなかったこととなり、反省すべき過去も、恥ずべき過去
もない、清廉な「美しい国・日本」の完成だ。

〇 恥ずべきことは過去の過ちよりも、そのことをなかったことにしよう
とすること。

 皆さん、どう思いますか?

 
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┗■4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
 └──── 

 ◆不当な代執行による大浦湾の埋め立てを許さない「3.7学習集会」

  日 時  3月7日(木) 18時30分~
 会 場    文京区民センター 3A
 講 師  花輪伸一さん(沖縄環境ネットワーク世話人)
      武田真一郎さん(成蹊大学教授・行政法)
      長南博邦さん(沖縄に連帯する自治体議員ネット・
             元千葉県野田市議)
      具志堅隆松さん(遺骨収集ボランティア
             「ガマフヤー」代表・リモート参加)
 資料代  700円
 主 催・「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委員会/
    協賛・総がかり行動実行委員会
        https://humanchain.tobiiro.jp/

 斎藤国土交通大臣は昨年12月28日、辺野古の埋め立て設計変更申請の
承認権限を沖縄県知事から剥奪する「代執行」を行いました。
 それを受け、沖縄防衛局は早くも本年1月10日、大浦湾への石材・
土砂投入を開始しました。
 しかしこれは、戦後初めて自治体首長の権限を国が奪う地方自治の
否定、埋め立てに反対する県民の民意を踏みにじる暴挙です。

 「代執行」の根拠とした福岡高裁那覇支部の判決は、軟弱地盤により
完成の見込みがなく、これ以上軍事基地はご免だという民意に反し、
豊かな大浦湾の環境破壊を進めるという、玉城デニー知事が設計変更
を不承認とした理由を何ら審理しない一方的で理不尽なものでした。
 私たちは、今回の「代執行」、大浦湾の埋め立ての問題点を改めて
学習して、玉城デニー知事を支持し、諦めることなく辺野古新基地建設
に反対し続けている沖縄の人々に呼応していきたいと考えています。

 
  ◆3/9(土)アリラン・ブックトークVol.6
 『朝鮮戦争と日本人 武蔵野と朝鮮人』

 日 時:3月9日(土)15時より17時 オンライン&会場開催
 ゲスト:五郎丸聖子さん(本書籍著者)
 場 所:文化センター・アリラン閲覧室
     〒169-0072 新宿区大久保1-12-1第二韓国広場ビル8F)
   ※後見せ配信あり(配信後1カ月程度)
 詳 細、申込ページ https://arirang-booktalk6.peatix.com/
 主催者:NPO法人 文化センター・アリラン
 連絡先:メール:info@arirang.or.jp  電話:03-5272-5141
  ※すぐに回答できない場合がございます。ご了承ください。
 参加費:一般 1,000円、学生/何かしらの困難を抱えている方 600円
 内 容:朝鮮戦争従軍の記憶と朝鮮人の暮らした地域の記憶
 現在に続く、日本の中の「朝鮮認識」は、いかに形成されたのか。
朝鮮戦争に関わった日本人の体験と言説を通して考える。と同時に、
武蔵野という一地域から戦争を考える。そこには「中島飛行機武蔵
製作所」があった。朝鮮人労働者がいた。飯場があった。そして解放
があり、希望があった。朝鮮学校があり、婦人団体が生まれた。

 ◆〈3/10(日)信州松本から講演会・集会・デモのお知らせ〉
 “つながろうフクシマ、ひろげよう脱原発、止めよう再稼働と
  汚染水海洋放出~サラバ原発長野県大行進 In 松本”

 日 時:3月10日(日)午前の部 9:30より11:20
 会 場:松本市駅前会館4階
 ・現地からの報告:「能登半島地震と珠洲・志賀・柏崎刈羽原発」
 ・講師:中垣たか子(さよなら!志賀原発ネットワーク)、
     武本 和幸(新潟県刈羽村議、原子力資料情報室理事)
 ・内容:建設中止の珠洲原発からの教訓:海岸の隆起で原子炉冷却水
    取水口が海面上に露出→メルトダウンは必至!(日本海側原発に
    共通の宿命的問題生起)、志賀原発の被害の現状と問題点等
 定 員:120名
 参加費:500円(高校生以下無料)

○午後の部 13:30より15:30
“つながろうフクシマ、ひろげよう脱原発、止めよう再稼働と
 汚染水海洋放出~サラバ原発長野県大行進 In 松本”
 会 場:松本市花時計公園(駅近辺)
       13:30歌  14:00集会:発言 小出裕章、中垣たか子、武本和幸
        14:40デモ  誰でも参加できます  ※雨天決行
 主催者:脱原発信州ネットワーク・松本
 連絡先:090-4628-8549水谷


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┗■5.新聞より1つ
 └──── 

 ◆複合災害「屋内退避不可能」東海第二 控訴審弁論で住民側
  能登地震受け避難計画の不備指摘

  日本原子力発電東海第二原発(茨城県東海村)の運転差し止めを、県内
など9都県の住民が求めた訴訟の控訴審第2回口頭弁論が20日、東京高裁
(相沢哲(てつ)裁判長)で開かれた。
 住民側は能登半島地震で家屋倒壊や道路の寸断が多数発生したことを
挙げ、大地震と原発事故が同時に起きる複合災害では「屋内退避は不可
能」とし、現在の県の広域避難計画は実効性がないと主張した。(竹島勇)

 国の原子力災害対策指針や原子力事故に備えた県の広域避難計画は、
原発から半径5~30キロ圏内では発災直後は屋内退避を原則としている。
 20日の弁論では住民側代理人の大河陽子弁護士が法廷で陳述し、能登
半島地震で損壊し通行不能となった主要国道の写真なども示した。
 大河弁護士は現在の避難計画が「道路の損壊・寸断を想定していない」
と指摘。「このような避難計画では、屋内退避できない多数の住民が
避難所に避難することもできず、放射性物質が漂う屋外で被ばくを
強いられる」とした。

 住民側はこの日の弁論で、他にも火山噴火による降灰がもたらす被害
の拡大と、原発事故がもたらす甚大な経済被害の2点について主張した。
原電側はこの日は弁論を行わなかった。

 閉廷後に住民側が開いた集会では、東海第二の防潮堤工事で昨年、
コンクリートのじゅうてん不足や鉄筋の変形などの施工不備が
見つかった問題を、控訴審で追及するよう求める声が上がった。原告団
の大石光伸共同代表は「法的な問題について弁護団と協議している」
と述べた。

 東海第二の運転差し止めを巡る訴訟では、一審の水戸地裁が2021年
3月、避難計画に不備があるとして運転を認めない判決を言い渡した。
 原電と、訴えを退けられた東海第二から半径30キロ圏外の住民の双方
が控訴した。
 原電は昨年7月の控訴審開始時、本紙の取材に「原判決を取り消して
いただけるよう、安全性等の主張・立証に全力を尽くす」などとコメントした。
             (2月22日「東京新聞」茨城版より)
   ※じゅうてんの漢字はこのメールでは送れないためひらがなで送ります
 https://www.47news.jp/10558209.html 
 
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※【動画アップの紹介】

☆IWJさん
・2023.12.25 重信房子氏「イスラエルによるジェノサイドを許すな」
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520635 
・2023.12.23宮田律氏(現代イスラム研究センター理事長)
  「ガザ紛争の背景~台頭するイスラエル極右の世界観と
   米国のダブルスタンダード」 
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520531?fbclid=IwAR0o_CoPP1PAVlMqjW0f52UcfPmTuUFBcuD6hkKgtLAnjOHUhg2WAcWhYq8
 

☆maruo yukifumiさんのツイキャス
・20240207第125回東電本店合同抗議行動
 https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/786750473 

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より
                 https://www.youtube.com/@uplanpart3595 

・20240210 UPLAN 山崎久隆ゼミ「大地動乱の時代」の原発は廃炉に~
 地震・津波は止められないが原発は止められる~今すぐ「止める、
 冷やす、閉じ込める」対策を
 https://www.youtube.com/watch?v=UIMWV9KC4nw 
・20240129 UPLAN 岡 真理「ナクバ、起源の暴力としての-
              起源の暴力の起源は何か」
 https://www.youtube.com/watch?v=11urxhZlU2s 
・20240122 UPLAN 大久保貞利「電磁波の何が問題か」
 https://www.youtube.com/watch?v=eMaiGknN6UI 
・20240110 UPLAN 第66回とめよう!東海第二原発(日本原電本店)
                               第124回東京電力本店合同抗議
 https://www.youtube.com/watch?v=oARZ98ogzoY 
・ 20231225 UPLAN 重信房子「イスラエルによるジェノサイドを許すな」
 https://www.youtube.com/watch?v=cBLb9BY4kU0 
・20231220 UPLAN 後藤秀典「日本の司法・法曹界と原子力ムラ」
 https://www.youtube.com/watch?v=lmrRX5NSve0 
・20231127 UPLAN 只野靖弁護士「いまさら聞けない原発と基準地震動:
                その基本を解説」
 https://www.youtube.com/watch?v=cHJwoqElggY 
・20231118 UPLAN【前半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18
                        首都圏大集会
 https://www.youtube.com/watch?v=GgeU2qcho_8 
・20231118 UPLAN【後半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18
                        首都圏大集会
 https://www.youtube.com/watch?v=ApzpTgB4w2o 
・20231118 UPLAN【神田神保町古本屋街デモ】東海第二原発の再稼働を
                    許さない11.18首都圏大集会
 https://www.youtube.com/watch?v=Afmw-twguSg 
・20230624 UPLAN 広瀬隆「市民運動が知っておくべき過ち」
           【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】
 https://www.youtube.com/watch?v=VGYUHFAG6H8 
・20230624 UPLAN 川村晃生「行き詰まるリニア、窮地のJR東海」
            ストップリニア!訴訟を原告738名で提訴」
                【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】
 https://www.youtube.com/watch?v=_Hxdel9H-2s 
・広瀬 隆…みなさん、「遠い宇宙の彼方から地球にやってくる宇宙線
 が、地球上に雲をつくり、それが地球の気温を大きく変化させている」
 なんていう突拍子もない話を信じられますか。
 『気候変動の宇宙物理学』「第1話」を見て下さい。
 https://youtu.be/JSD2PyaOEmw 

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☆《事故情報編集部》より
 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他
 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、
 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し
 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)
 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ
 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。
 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、
   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、
 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。
 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先
 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。
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 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの
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4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、
 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。
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