<原発短信>2.26【能登半島地震の示す大間原発への影響】函館市大間原発裁判 | 脱原発の日のブログ

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12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

みなさま

松田です。
複数のML等にBccで送信しています。
重複ご容赦ください。

函館市が提起した大間原発建設差止等訴訟は、日本で初めて自治体が原告となって原発の差し止めを求めた裁判です。
建設中の大間原発は、函館市から30キロの距離にあります。
大間原発から50キロ圏内の函館市を含む北海道の道南区域には、37万人の人口を抱えています。大間原発が過酷事故を起こした場合、避難は不可能です。
大泉潤新市長のもとで、本裁判は続いてまいります。

原告側は、急遽、令和6年能登半島地震を受けての主張書面を提出します。

法廷では、井戸謙一弁護士が、自身が2007年金沢地裁で裁判長として運転差止判決を命じた当時の状況も踏まえて、本件地震による志賀原発の様々なトラブル、150キロもの断層の連動は全く予想されていなかったこと、これらを原発の安全対策に活かすべきであることをうったえます。
また、兼平史弁護士(函館弁護士会)が、令和6年能登半島地震の被害状況から、原告函館市が実効性のある避難計画を策定することや住民を安全に避難させること等は不可能であることを説明します。
なお、被告国が初めて法廷でプレゼンによる説明を行う予定です。

裁判終了後、市民による記者会見を兼ねた報告集会も企画されています。
ぜひご参加ください。
▼集会[PDF]
https://bit.ly/48mtT3A
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■函館市大間原発建設差止等請求訴訟■
>>第31回口頭弁論期日
東京地裁103号法廷(最寄駅 地下鉄:霞が関A1出口)
<抽選はありません。先着順となります>
▼函館市:大間原発の建設凍結のための提訴について
http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014031000166/
弁護団事務局:03-6384-1153さくら共同法律事務所(松田)

>>記者会見を兼ねた報告集会
16:30~18:00 参議院議員会館 101(最寄駅「永田町」「国会議事堂」)
※16:00から入館可能(ロビーにて入館証配布)
1.弁護団報告 井戸謙一弁護士・海渡雄一弁護士・中野宏典弁護士
「能登半島地震の大間原発への影響について」
2.講 演 丹治杉江 さん(原発避難者群馬訴訟原告・ALPS処理汚染水放出差止訴訟事務局長
ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館事務局長)
「この国はいつまで国民を騙し続けるのか!終わらない福島原発事故」

 


3.現 地 報 告
主催:大間原発反対関東の会 事務局イロハネット(090-6517-3341 山本)
賛同:経産省前テントひろば 070-6473-1947