柏崎刈羽原発の規制委による運転禁止措置解除の動きについて
12月20日(水)六本木ファーストビル(六本木一丁目駅)にて
10:30~ 規制委会合 傍聴を!
12:00~ 規制委前にて運転禁止解除反対アピール行動を行います!
今日の規制委において、現地視察に行った山中委員長と伴委員の報告がありました。山中委員長は、東電が弱点を晒してくれた、対策が完全でないことを認めてくれた、それがよかったのだと。ワシントンの桜の木か!と思わず突っ込みたくなるものでした。
東電が晒してくれた弱点とは何か、伴委員によると、事故対応について計画を立てることは得意だがそれを実行することが苦手だと…ますますだめではないでしょうか!
懸案の大雪などの荒天時の警備については、確認することなく、監視役となるモニター室が機能するかなどについても、今後、継続的に検査すると。解除の検討はそれが終わってからではないのか?
さらに、福島第一原発で発生した汚染水による被ばく事故では、レッドアルファという、危険なアルファ線核種を扱う場所であったことがようやく明らかになり、にも関わらず、現場にはアルファ線のモニタがなく、被ばくした方のアルファ線被ばくについてはいまだにわからない状況にあるといいます。
この事故からも、東電の適格性が問題になるはずです。しかしこの事故については検討せず。次回20日の会合で小早川社長のヒアリングで意気込みを聞き、年内には解除しようとしています。
12月20日(水)は傍聴をお願いします。12時から、規制庁前にて柏崎刈羽原発運転禁止解除に反対するアピールを行いたいと思います。ぜひご参集ください。 状況により12月27日にも実施したいと思います。
また、12月19日(火)19:00~ 汚染水被ばく事故についてオンラインセミナーを行います。以下から登録ください。よろしくお願いいたします!
https://kiseikanshi.main.jp/2023/12/11/122222-2/
阪上 武(原子力規制を監視する市民の会)