【12月11日】「安保3文書」1年を問うシンポジウム――「戦争の時代」を拒み、平和の選択を | 脱原発の日のブログ

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12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

【12月11日開催】「安保3文書」1年を問うシンポジウム――「戦争の時代」を拒み、平和の選択を―― – 平和構想研究会 /

 

 https://heiwakosoken.org/2023/12/06/20231211symposium/ 

 

政府が国家安全保障戦略をはじめとする安全保障関連3文書(「安保3文書」)を閣議決定してから1年が経とうとしています。閣議決定の直前に、私たち平和構想提言会議は、「戦争ではなく平和の準備を――“抑止力”で戦争は防げない」(http://heiwakosoken.org/teigenkaigi/ )と題する平和構想提言を発表しました。私たちはその中で、敵基地攻撃能力の保有や軍事費倍増を含む一連の政策が、日本国憲法の平和主義の原則を逸脱し、周辺諸国との関係を悪化させ、軍拡競争を助長させるきわめて危険なものであると指摘しました。そして、こうした決定が憲法の下での民主的手続きを経ずに強行されていることに強く異議を申し立てました。

 それから1年の間に、岸田政権は大軍拡政策を次々と進めています。経済や社会の隅々にまで軍事化が広がり、憲法によって権力を統制するという立憲主義は瀕死の状態といえます。

 世界では、ロシアによるウクライナへの侵略戦争や、イスラエルによるガザ地区への無差別的攻撃により、無数の民間人が命を奪われ傷つけられています。国際法の基本原則を無視した横暴が繰り広げられています。

 世界が「戦争の準備」どころか、「戦争の時代」へと突入する勢いであるなか、東アジアで破滅的な戦争が起きるのを回避し、平和を選択するために何ができるのか。この1年を振り返りながら、研究者やNGO活動者の視点から問題を提起します。

「安保3文書」1年を問うシンポジウム
――「戦争の時代」を拒み、平和の選択を――

▼日時 2023年12月11日(月)17時~
▼場所 参議院議員会館 B109会議室
▼形態 会場とオンラインのハイブリッド
   (オンライン配信リンクはこちらから http://heiwakosoken.org/ )
   (会場参加の方は、16時40分~参議院議員会館1階で通行証を配布します)

▼発言者(対面またはオンライン)
青井未帆(学習院大学教授)
池尾靖志(立命館大学)
川崎哲(ピースボート共同代表)
清末愛砂(室蘭工業大学大学院教授)
佐々木寛(新潟国際情報大学教授)
杉原浩司(武器取引反対ネットワーク(NAJAT)代表)
谷山博史(日本国際ボランティアセンター(JVC)前代表理事)
中野晃一(上智大学教授)
ほか

※シンポジウムでは、「安保3文書」1年にあたっての平和構想提言会議としての声明を発表する予定です。
参加無料(カンパ歓迎)
参加登録 会場参加希望の方は、事前に以下のフォームにご登録ください。

https://forms.gle/FXhjEBHaPSDUr3aG9

またはメールにて<shudantekijieiken@gmail.com> お名前をご所属をお知らせください。

主催 平和構想提言会議
連絡先 平和構想研究会 <shudantekijieiken@gmail.com>