ALPS処理汚染水の海洋放出差し止め訴訟で原告募集中です。 | 脱原発の日のブログ

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12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

既にご存知のことと思いますが、「ALPS処理汚染水差止弁護団」から、海洋放出差し止め訴訟が提起されました。

以下の要項で原告を募集していますのでお知らせします。

締め切りが8月31日と急ぎの募集ですのでお気を付けください。

間に合わない場合は2次提訴の原告となります。

 

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ALPS処理汚染水の海洋放出を差し止めるための訴訟を提起します

ALPS処理汚染水差止弁護団

共同代表:弁護士広田次男、弁護士河合弘之、弁護士海渡雄一

 

1 ついに漁業関係者が、ALPS処理汚染水を放出させないために、立ち上がりました。

福島とその周辺の住民で、彼らの貴重な決断を支え、これを応援する動きを作りたいと思います。

原告になってくださる方を募集します。

(裁判費用1万3000円)

8月31日までに手続きをしていただいた方が第一次原告となります。

今回の提訴は福島原発事故の直接的な被害を受けた方を原告とする方針です。

福島、茨城、宮城、岩手、千葉、東京にお住まいの方、福島から避難中の方は当然原告になれます。

 

2 第一次提訴は、9月8日(金)13時に福島地方裁判所へ提訴する予定です。

当日は提訴行動を行いますので、福島地方裁判所前に集合したあと、13時に提訴予定です。

第二次提訴は、10月末までに準備する予定です。

 

3 海洋放出に反対する理由

・この汚染水は東京電力による福島原発事故とその後の東電と国による地下水の建屋への流入を止めなかった無策によってこれだけ増えてしまいました。これは、東電と国の責任で、汚染物質の発生者が最後まで管理すべきです。

・過去に放射性廃棄物を故意に海に放出した例はありません。仮に、薄めても放射性物質の総量は変わりません。処理水にはトリチウムだけでなく、セシウム134,137、ストロンチウム90、ヨウ素129、炭素14等が含まれています。その健康への影響はどこでも評価されておらず、安全性は確認されていないのです。

・敷地内や敷地の近くに、7,8号機の建設予定地などタンクをたてる場所はたくさんあります。そして、海洋放出以外にも、大型タンクを増設するとか、汚染水をモルタル固化するなどの有効な代替案が提案されていますが、きちんと検討されていません。

・デブリの取り出しは、30年以上も先のことです。福島復興のための海洋放出という説明はまやかしです。いますぐにタンクの撤去を行う必要などないのです。

・放射性廃棄物の海洋への投棄は、ロンドン条約96年議定書によって全面的に禁止されています。海洋放出はこの議定書に違反する可能性があります

 

4 原告になりたい方は、8月31日までに下記までメールで、氏名、住所、電話番号とメールアドレスをお知らせください。

必要資料を郵送します。原告の氏名は、裁判上匿名にすることも可能です。

 

ALPS処理汚染水差止訴訟原告団事務局 担当 丹 治 杉 江

 


 

〒970-8045 福島県いわき市郷ケ丘4丁目13-5

電話番号:090-7797-4673  FAX:0246-68-6930

メールアドレス ran1953@sea.plala.or.jp