<原発短信>  3/24まで汚染水放出パブコメ | 脱原発の日のブログ

脱原発の日のブログ

12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

汚染水海洋放出に関するパブコメが始まっています。

 

新潟の桑===さんがポイントをあげお知らせ発信してくださったのを転送します。

*****

政府がこの春から夏と決めた汚染処理水海洋放出について、規制委員会がまとめた審査書案のパブコメが23日始まりました。

「東京電力ホールディングス株式会社福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画の変更認可申請(ALPS処理水の海洋放出時の運用等)に係る審査書案」に対する意見の募集について|e-Govパブリック・コメント

 

・締め切り:3月24日24時

・審査書案:「はじめに」を除くと7頁と短いです。上記URLを開いてください。審査書案のPDFがあります。

・ポイント:審査項目は、 ①海洋放出設備の運転・保守管理の体制 ②測定・評価対象核種の選定の考え方 ③その他(既認可事項の記載の充実及び変更)。


注目は、7頁「 人と環境に対しての影響が十分に小さい」に続く「 代表的個人に対する被ばく線量は、10 -3から 10 -2 µSv/年程度(前回報告 書では 10 -2から 10 -1 µSv/年程度)となり、評価の目安である 50 µSv/年 と比較すると極めて小さいものであること」も含む部分。

「極めて小さい」を繰り返して海洋放出を進める規制委員会は「人と環境を守る」どころか「人と環境を危険にさらす」です。汚染処理水だけではありません。原発は「被ばくは極めて小さい」を呪文のように繰り返しながら、放射性物質を垂れ流すシロモノです。

 

「規制委員会なら、本気で人と環境を放射性物質から守れ!」とパブコメに書こうと思います。

皆さまもぜひ、一言でいいですよね、たくさん書く必要はありません。

「海に放射性物質を流さずに、汚染処理水を解決せよ」とパブコメを出してください。