フクシマを思うシリーズ32 福島の今を撮り続ける~写真家が見た十二年 | 脱原発の日のブログ

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12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

3月2日(木)19:00開演
会場:武蔵野公会堂パープルホール
参加費:一般¥2000
主催:フクシマを思う実行委員会
連絡TEL090-2474-7911(鎌内)

 

福島撮り続ける写真家・飛田晋秀さん講演 吉祥寺で来月2日:東京新聞 TOKYO Web / https://www.tokyo-np.co.jp/article/232892 

 

「福島の今を撮り続ける〜写真家が見た十二年」をテーマに、福島県三春町の写真家飛田晋秀(ひだしんしゅう)さん(75)の講演会とチャリティーライブが三月二日午後七時、東京都武蔵野市吉祥寺南町の武蔵野公会堂で開かれる。東京電力福島第一原発事故直後の二〇一一年五月に、同市で産声を上げた原発問題を考えるイベント「フクシマを思う」シリーズの第三十二弾。(花井勝規)
 飛田さんが原発事故以来、被災地で撮り続けてきた写真は一万枚。講演では、このうちの百枚ほどを紹介しながら十二年間の移り変わりや現況を語る。
 事故から一年後の一二年三月、原発の遠景を撮ろうと約一キロ南側からカメラを向けた際、線量計が毎時二百マイクロシーベルトを超え、針が振り切れる体験をした。同じ年の夏、小学二年生の女児から「私、お嫁にいけるかな」と問われた。ショックを受けた飛田さんは撮影を続ける覚悟を決めた。

汚染タンク、置く場所がないから薄めて流す。置く場所はいくらでもある =2020年11月8日、福島県双葉町で(写真はいずれも飛田さん提供)

 講演の後、俳優の金子あいさんが、事故によって福島県南相馬市から滋賀県内に移住した人の詩を朗読する。藤野由佳さん(アコーディオン)とクリストファー・ハーディさん(パーカッション)の演奏もある。
 参加費二千円。二十三歳以下は無料。収益金は「未来の福島こども基金」などに寄付される。問い合わせは実行委員会の鎌内啓子さん=電090(2474)7911=へ。