<原発短信>【電源開発の能力不足】3.1函館市大間弁論(東京地裁) | 脱原発の日のブログ

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12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

3月1日(水)15:00
函館市 大間原発建設差止裁判

まもなく、3・11東京電力福島第一原発事故から12年を迎えますが、核の傷跡は消えることはなく、多くの人々が苦しんでいます。
函館市が提起した大間原発建設差止等訴訟は、日本で初めて自治体が原告となって原発の差し止めを求めた裁判です。
建設中の大間原発は、函館市から30キロの距離にあります。
大間原発から50キロ圏内の函館市を含む北海道の道南区域には、37万人の人口を抱えています。
大間原発が過酷事故を起こした場合、避難は不可能です。

被告電源開発は2014年12月16日、原子力規制委員会に対し、原子炉設置変更許可申請書及び工事計画認可申請書を提出しました。
しかし、そこから、すでに8年以上が経過しているにもかかわらず、原子力規制委員会の審査は、未だ地震・地震動の基本的な審査にとどまっており、遅々として進んでいません。
その最大の原因の一つが、敷地内におけるS-11シーム(断層)です。

また、本訴訟の中心論点である、実効的な避難計画の欠如に関し、立地審査指針及び原子力災害対策指針について、被告国に対する求釈明を申し立てます。

裁判終了後、市民による記者会見を兼ねた報告集会も企画されています。
皆様のお力をお借りして、多くの市民の方に知っていただければと思っています。ぜひ取材していただきますよう、お願いいたします。

■函館市大間原発建設差止等請求訴訟■
3月1日(水)15:00
>>第29回口頭弁論期日
東京地裁103号法廷(最寄駅 地下鉄:霞が関A1出口)
<抽選>当日14:40までに指定場所に来られた方を対象予定。
詳細は東京地裁ウェブサイト https://bit.ly/3f4GgsZ にアップされます。
原告側提出書面:
1)準備書面(50)S-11シーム(断層)、被告電源開発の能力不足について
2)求釈明申立書(立地審査指針及び原子力災害対策指針について)
弁護団事務局:03-6384-1153さくら共同法律事務所(松田)
▼函館市:大間原発の建設凍結のための提訴について
http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014031000166/

>>記者会見を兼ねた報告集会
16:00~ 参議院議員会館 B104 講堂(最寄駅「永田町」「国会議事堂」)
※15:30から入館可能(ロビーにて入館証配布)
1.16:00~講演:小倉志郎さん「原発を並べて自衛戦争はできない」※チラシ参照
2.16:30~17:30弁護団報告 海渡雄一弁護士、只野靖弁護士 期日の報告、「シーム(断層)に係る審理が8年経過してもずっと保留にされていること」
3.17:40 現地報告

>>詳細:https://bit.ly/3EtCVQy [PDF]チラシ

主催:大間原発反対関東の会 事務局イロハネット(090-6517-3341 山本)
賛同:経産省前テントひろば 070-6473-1947