<イベント情報> 福島原発事故12年、拡散する放射性廃棄物と私たちの未来 | 脱原発の日のブログ

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12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

「福島原発事故12年、拡散する放射性廃棄物と私たちの未来」
・日時:2023年3月12日(日)午後1時30分〜 4時
・場所:いわき市平堂根町1−4 いわき市文化センター大会議室
・内容:12年目の報告、
    パネルディスカッション〜ふえつづける放射性廃棄物、どうする汚染水の海洋放出
・主催:脱原発福島ネットワーク
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●犠牲者追悼の黙祷

●主催者から:「事故処理から廃炉の課題、わたしたちはどう生きるか」

●12年目の報告:
 ・1「廃炉の現状をどう見るかー汚染水、放射性廃棄物」 石丸小四郎 
 ・2「拡散する放射性廃棄物をどうするか」 和田央子
 ・3「ふえつづける放射性廃棄物、原発回帰でいいのか」 澤井正子 

●パネルディスカッション〜ふえつづける放射性廃棄物、どうする汚染水の海洋放出
 ・パネラー:織田千代、鈴木薫、満田夏花

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オンライン参加は、以下からご参加ください。

https://us06web.zoom.us/j/85706083555...

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 福島第一原発事故から12年、いまだに政府の原子力緊急事態宣言は解除されていません。
 依然として、廃炉の最終形態も法的に定義されず、1号機の原子炉圧力容器の土台=ペデスタルの倒壊の危険性すら指摘されるなかで、困難な事故収束作業が続いています。
 政府は、7年間で約1千億円の事業規模を見込む福島国際研究教育機構などに巨額の復興予算をつぎ込み、福島原発事故など無かったかのように、原発の運転延長や建て替えなどの原発推進に舵を切り、復興が道半ばにもかかわらず、トマホークミサイルなどの軍備拡大のために、復興税を防衛費に転用しようとしています。
 また、タンク貯蔵汚染水=液体放射性廃棄物の海洋放出問題も重大な局面です。政府と東京電力は『関係者の理解なしには如何なる処分も行わない』という約束を反故にして、今夏にも海洋放出を実施するために、テレビ等で安全宣伝を行い、被害発生を前提にした「風評対策」をゴリ押ししています。
 「事故処理はどうなっているの?」「放射性廃棄物はどうするの?」「汚染水の2次処理ってできるの?」などなど、私たち住民自身が放射性廃棄物と汚染水の現状を語りあい、事故処理と廃炉の現在を検証して、住民にとってのより良い未来を考えます。