<署名拡散!>東海第二原発の工事現場は2倍も「密」 | 脱原発の日のブログ

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12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

みなさまへ(拡散希望)

 

東海第二原発の再稼働のための工事の中止を茨城県知事と原電に求める署名への

協力を引き続きお願いいたします!

http://chng.it/ymF4sbqrz7

 

鹿島東部コンビナートの定期修理の延期を要請した茨城県大井川知事が、東海第

二原発で行われている再稼働のための工事については要請しない根拠としている

のが以下の2点です。

 

1.鹿島東部コンビナートの定期修理の延べ人数が30万人であり、千七百人の

東海第二原発よりも多いこと

 

2.鹿島東部コンビナートのある鹿行地区は県内でも医療体制がもっとも脆弱で

あること

 

しかし、1点目については、延べ人数と一日あたりの人数を比較することが誤り

であり、以下のように一日あたりの人数と敷地面積から「密」のおおよその度合

いを比較すると、東海第二原発の現場のほうが2倍も密であることがわかります。

 

東海原発の廃炉作業と東海第二原発の安全対策工事

・人数   合わせて1700人(東京新聞記事に記載)

・敷地面積 76ha(東海村HP)

・一人あたり 447平方メートル

・1haあたり22人

 

鹿島東部コンビナートの定期修理

・人数   一日最大8100人(下記NHK報道)

・敷地面積 30工場735ha(下記県のHP)

・一人あたり 907平方メートル

・1haあたり11人

https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20200424/1070009488.html

https://www.pref.ibaraki.jp/kikaku/jisui/kashima/plan/documents/plan-shirokuro.pdf

 

2点目の医療体制については、東海第二原発の現場であれば感染拡大してもよい

というのでしょうか。現場がクラスターとなったときに、それが医療崩壊をもた

らす恐れもあります。原発は安全管理のための人員がどうしても必要で、そのた

めにも他の現場にもまして、感染拡大は絶対に防がなくてはいけません。

 

阪上 武