2.11検証!原発のゴミ最終処分地選定の前にすべきこと~動員されない若者が考える「現世代の責任」 | 脱原発の日のブログ

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12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

 

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核ごみプロセスをフェアに!

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<転載>

【2/11(日)開催】検証!原発のゴミ最終処分地選定の前にすべきこと ~動員されない若者が考える「現世代の責任」~

2018年2月11日(日)13:00~16:30

SHIBAURA HOUSE 5階

 
Concept

原発を動かすことで発生する高レベル放射性廃棄物―

政府や電気事業者は、「将来世代に負担を先送りしない」ためにも、原発のゴミの処分の道筋をつけることが、電気を使う「現世代の責任」であると強調し、最終処分地の選定を急いでいる。

2017年7月、経産省は自治体や国民の「理解」を得ようと、「科学的特性マップ」を発表した。

それを受け、経産省と高レベル放射性廃棄物最終処分の事業者である「原子力発電環境整備機構」(NUMO)が主体となって、全国各地域で意見交換会を開催した。

若者も動員されていたという意見交換会で議論のテーブルに上がるのは、最終処分候補地の選定のことのみ。

「ゴミが出ればゴミ捨て場が必要だ。ゴミ捨て場となる地域をどう公平に決めるか考えよう。」

本当にそれが「現世代の責任」なのだろうか。

3.11の教訓に立ったエネルギー政策、核燃料サイクルの必要性、そして、最終処分地選定や最終処分研究のために犠牲となった地域の歴史…

あまりに多くのことが議論のテーブルから隠され、最終処分地選定に問題が矮小化されている。

果たして、このまま原発のゴミの総量を決めずに、世代間公正を議論できるのか。

地域振興策と引き換えに、処分地を決めることが地域間公正を担保できるのか。

私たちには、原発のゴミの最終処分地選定の前にすべきことがある。

隠された話題をテーブルに上げて議論することが「現世代の責任」だ。

 

開催概要

日時:2018年2月11日(日) 13:00~16:30

   (12:40開場)

場所:SHIBAURA HOUSE 5F(東京都港区芝浦3-15-4)

  http://www.shibaurahouse.jp/ 

  (JR田町駅芝浦口より徒歩7分/都営三田線・浅草線 三田駅A4出口より徒歩10分)

主催:(特非)A SEED JAPAN

助成:(一社)アクト・ビヨンド・トラスト、パタゴニア

 

プログラム

○Part1.地域間・世代間の不公正問題

 short movie(稲垣美穂子/ライター、映像制作)

 総論:最終処分地決定プロセスにおける問題(西島香織/ASJ事務局長)

 報告:高レベル放射性廃棄物処分事業はなぜ進まないか ~翻弄されたいくつかの地域の経験から~

    (水藤周三/高木仁三郎市民科学基金事務局)

 報告:電源三法交付金制度の問題と立地地域の社会変容

    (藤原遥/一橋大学大学院経済学研究科)

  現地報告:すべての自治体から核ごみ拒否の回答を得た37年間の記録

    (石丸裕介/岡山県自治労本部)

○Part2.公論形成を目指す取り組み、現状と課題

 話題提供:「立地問題」化から新たな公論形成へ 

    (寿楽浩太/東京電機大学准教授)

 報告:韓国における最終処分場をめぐる公論形成の努力と示唆点

    (高野聡/韓国・慶北大学行政学科修士)

○Part3.パネルディスカッションーあるべきプロセスとは何か

 パネリスト:石丸祐介、藤原遥、寿楽浩太、高野聡、西島香織

 モデレーター:水藤周三

 

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