たんぽぽ舎【TMM:No3185】 2017年9月29日(金)地震と原発事故情報 | 脱原発の日のブログ

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12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

たんぽぽ舎です。【TMM:No3185】
2017年9月29日(金)地震と原発事故情報
            -2つの情報をお知らせします

                         転送歓迎

編集部より:本日メールのアクセス不具合によりこの2件の情報のみ
送らせていただきます。
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★1.「関東全域を襲う内陸直下型地震 
   人々の記憶に残らなかった西埼玉の被害 」
   関東地方のどこにも、これから襲ってくる
     内陸直下型地震の危険はあるのだ
      「警戒せよ! 生死を分ける地震の基礎知識」その216。
                    島村英紀(地震学者)
★2.国会議員様
   誰も責任を取ることができない「原発放射能拡散事故」 
    これを選挙の争点にして国民に信を問うてください!
             髙橋元廣(太陽光発電の会)
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※お詫びと訂正です。
  昨日9月28日(木)のメールマガジン【TMM:No3184】で
 10月4日の抗議行動の場所が違っていました。
  正:大飯原発再稼働やめろ!関西電力東京支社抗議行動
    誤:玄海原発再稼働やめろ!九州電力東京支社抗議行動
       お詫びして訂正します。正しくは下記の通りです。
※10/4(水)2つの抗議行動にご参加を!
1.大飯原発再稼働やめろ!関西電力東京支社抗議行動
 日時:10月46日(水)17時30分より18時15分まで    場所:富国生命ビル前(内幸町出口すぐ)
 主催:「再稼働阻止全国ネットワーク」TEL 070-6650-5549
2.第49回東京電力本店合同抗議のご案内
 東京電力の傲慢、独善、隠蔽、無責任体質は現在も継続中です  東京電力へ抗議の声を挙げましょう
 日時:10月4日(水)18時30分より19時45分頃まで   場所:東京電力本店前
 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947  「たんぽぽ舎」 03-3238-9035
 賛 同:東電株主代表訴訟ほか128団体
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※明日です。9/30東海村JCO臨界事故を忘れない!18年目の追悼と抗議
 ぜひご参加を!そしてこれも高速炉「常陽」の燃料か?
 6月6日発生…大洗のPu被ばく事故!
  日本原子力研究開発機構(旧動燃も含む)の追及も!
  日 時:9月30日(土)朝10時から11時(抗議・黙祷・献花) 
  場 所:経産省別館前(経産省の飯野ビル側)
  よびかけ:たんぽぽ舎
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※10/1原子力空母いらない!オスプレイNO!爆音なくせ!
 原発ゼロ!戦争法廃止!市民と野党の共同で安倍政権の退陣を!
      母港化に反対する10・1横須賀集会にご参加を!
 日 時:10月1日(日)15:00より   集会後市内デモ   
 会 場:ヴェルニー公園(京浜急行汐入駅下車3分)
 主 催:神奈川平和運動センター/三浦半島地区労働組合センター
 共 催:平和フォーラム/全国基地問題ネットワーク/関東ブロック連絡会議
 たんぽぽ舎も旗を持って参加します。ご一緒にどうぞ!
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┗■1.「関東全域を襲う内陸直下型地震 
 |  人々の記憶に残らなかった西埼玉の被害 」
 |  関東地方のどこにも、これから襲ってくる
  |   内陸直下型地震の危険はあるのだ
  |    「警戒せよ! 生死を分ける地震の基礎知識」その216。
 └──── 島村英紀(地震学者)

 埼玉県は地震も台風の被害も少なく、自然災害が少ない県として知られ
ている。住んでいる人も油断しているに違いない。
 たとえば首都圏に死者10万人を超える大災害をもたらした関東地震
(1923年)も、埼玉県では死者数は死者全体の約2%、220名弱。それも東京
に接する南部に被害が集中していた。

○だが、油断してはいけない。埼玉県でも内陸直下型地震は起きる。その
ひとつが、1931(昭和6)年9月21日に起きた「西埼玉地震」だ。マグニ
チュード(M)は6.9だったが20人近い死者を生んでしまった。
 この地震は県西部の寄居(よりい)に震源があった。震源がごく浅い直
下型地震だった。
 寄居(現大里郡寄居町)は秩父山地が迫っているところだ。地鳴りが広
い範囲で聞こえた。これは堆積物がほとんどない山地の地震の特徴である。
山地には被害がほとんどなく、寄居の市街地は壁が落ちた程度で被害が少
なかった。
 一方、埼玉県の中部や東部で人々が集まっているところに被害が多かっ
た。被害が大きかったのは、荒川と利根川沿いの県東部の地盤が軟弱なと
ころだった。
 揺れが大きかったところでは地面に亀裂が走り、広い範囲で地盤液状化
による地下水や土砂の噴出、井戸水の濁りなどが生じた。

○そもそも西部を除いた埼玉県の多くが田んぼや湿地を埋め立てて住宅街
ができている。こういった場所では液状化が起きやすい。
 隣接する群馬県でも、関東地震より西埼玉地震のほうがずっと大きな被
害を出した。たとえば倒壊家屋は関東地震では50棟もなかったのに、西
埼玉地震では150棟を超えたし、死者5人も出た。西埼玉地震での群馬県
の被害も利根川と支流の近くに集中していた。
 関東地震のときの揺れの分布図を見ても、東京から埼玉県東部へかけて、
揺れが大きかった「帯」が延びている。これは荒川と利根川が長年かかっ
て運んできた軟弱な土が厚く堆積しているところだ。これから襲って来る
大地震でも、これらの地域は、また、大きく揺れるに違いない。

○西埼玉地震が人々の記憶に残っていない理由がある。
 ひとつは群馬・長野県境にある浅間山(標高2568メートル)だ。1927
年ごろから噴火活動がさかんになり、毎年のように爆発を繰り返していた。
そして1930年には死者6人、1931年にも死者3人を出す噴火が続いてい
た。━━
 天災ばかりではない。西埼玉地震の4日前には、満州事変の発端となる
柳条湖事件が起きている。地震発生当日にも朝鮮に駐留していた帝国陸軍
が独断で中国国境を越えて派兵して、国内も騒然となっていた時期だった
のだ。つまりメディアや人々の関心は西埼玉地震からすぐに離れてしまっ
たのである。

○しかし、忘れてはいけない。関東地方のどこにも、これから襲ってくる
内陸直下型地震の危険はあるのだ。昔とは比較にならないくらい多くの家
が建ってしまっただけに、地震への弱さがことさら心配になる。
 (島村英紀さんのHP http://shima3.fc2web.com/ 
 「島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より2017年9月8日の記事)


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┗■2.国会議員様
 |  誰も責任を取ることができない「原発放射能拡散事故」 
 |   これを選挙の争点にして国民に信を問うてください!
 └──── 髙橋元廣(太陽光発電の会)
 
   国会議員様
             
 我が国が抱える最大の災厄懸念事項は「原発放射能拡散事故が再び起き
るか?」ということです。誰も責任を取ることができない「原発放射能拡
散事故」を政権与党と経産官僚と電力会社は 原発再稼働政策で 堂々と
推進しています。
 これを選挙の争点にして国民に信を問うてください!
             (エネ庁長官への質問は省略)

              
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