伊予灘地震、「目覚め」をうながす警告 | 脱原発の日のブログ

脱原発の日のブログ

12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

http://blog.livedoor.jp/sakatakouei/archives/51555555.html
<「市民SOHO 蒼生舎」より転載>

伊予灘地震、「目覚め」をうながす警告
20140314jishin 3月14日(金)未明、伊予灘を震源とする地震がありました。寝ていた人は、目を覚ましたかもしれません。私はその時間、実は起きていて、立った状態で長い揺れを体験しました。身近なところでは、幸い大きな被害はありません。被害に遭われた方には、お見舞い申し上げます。

 それにしても、今回の震源は、伊方原発と上関原発(予定地)との真ん中あたりでした。愛媛県伊方町が震度5弱、山口県上関町が震度4でした(右上の地図は、NHKの画像に、私が原発の位置を書き加えたもの)。

 もちろん、これぐらいの揺れで原子炉が損傷したりすることは有り得ないと思いたいですが、しかしこれは率直に、地球からの警告だと受け止めるべきでしょう。一番乗りをめざす伊方原発の再稼働計画。ずるずると引き延ばしてゾンビのようによみがえりつつある上関原発の建設計画。人類のおごりと自己欺瞞のるつぼである原子力発電所のすぐ間近での地震は、偶然というにはあまりに象徴的です。

 寝ていた人は、目を覚ましてほしいと思います。