1.29(火)【傍聴を!】活断層認定の骨抜き許さない 「新安全設計基準」検討チーム | 脱原発の日のブログ

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12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

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東京の杉原浩司(福島原発事故緊急会議/緑の党 Greens Japan)です。
[転送・転載歓迎/重複失礼]

1月29日(火)10時~12時30分に原子力規制委員会で「地震・津波に関わ
る新安全設計基準に関する検討チーム」の第8回会合が行われます。

7回目となった22日の会合では「原子炉建屋は活断層上への建設を想定し
ないが、その他は安全上重要な建物・構築物(耐震Sクラス)でも条件次
第で認める」との趣旨の事務局原案が出され、外部専門家の間で激論とな
りました。

原子力業界から資金提供されている「利益相反」メンバーである谷和夫氏
は原案を支持。これに対して、和田章氏は「無責任だ」と反発。骨子案の
結論は持ち越されました。

コンピューターによる解析で地震による「ずれ」を計算できる、というト
ンデモ理論を押し付ける事務局原案が通れば、敷地内の断層が活断層と認
定されても、原発の再稼働や運転継続がまかり通ることになります。重大
な骨抜きです。

【参考】
特集ワイド(1月25日、毎日夕刊)
規制委の3人に1人、原発事業者から「資金提供」 「公正な判断」に懸念
http://mainichi.jp/feature/news/20130125dde012010003000c.html

29日の検討チーム会合は、今後の原発再稼働の行方を左右する重大な分か
れ道です。でたらめな骨子案を許さないために、多くの市民による傍聴と
注目が必要です。また、谷和夫氏ら利益相反メンバーの解任も求めていき
ましょう。

★傍聴の申し込みは明日1月28日(月)12:00までとなっています(その
後でも席が空いていれば身分証明書持参で傍聴可能ですが)。可能な方は
ぜひ傍聴してください。また、遠方の方はUstream中継(アーカイブも)
の視聴もできます。

【Ustream中継】1月29日:地震・津波に関わる新安全設計基準検討チーム
http://www.youtube.com/user/NRAJapan/featured?v=Ig9NbToCwbM

◆原子力規制庁 広聴広報課 (TEL) 03-5114-2105
◆原子力規制委員会への御質問・御意見
https://www.nsr.go.jp/ssl/contact/

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<以下、規制委員会HPより抜粋>

傍聴をご希望の方は、1月28日(月)12:00までに氏名(漢字及びフリガナ)、
職業(所属・役職)、連絡先(電話番号・FAX 番号・メールアドレス)、
を必ず明記の上、下記申込み先まで電子メール又はFAX にてご登録願います。

E-mail: jishin-tsunami@nsr.go.jp
FAX:03-5114-2182

発電用軽水型原子炉施設の地震・津波に関わる新安全設計基準
に関する検討チーム 第8回会合の開催について(お知らせ)
http://www.nsr.go.jp/committee/yuushikisya/shin_taishinkijyun/data/0008_00.pdf