たんぽぽ舎【TMM:No1561】8/31地震と原発事故情報 | 脱原発の日のブログ

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12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

たんぽぽ舎です。【TMM:No1561】
2012年8月31日(金) 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                               転送歓迎
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★1.9月11日(火)テント1周年 イベント&アクション
  13時から:プレイベント、16時から:1周年記念集会 ほか
★2.9月16日(日)18時開場、シンポジウム「原子力ムラの責任を問う」
  発言:田原牧さん・石丸小四郎さん 会場・文京区民センター3A
★3.『法案実現を「遅くとも2013年度中」と提案します』
  脱原発法制定全国ネットワークに質問状を出しました(石垣敏夫)
★4.東海村シンポジウムに参加した当日の出来事(梨の木舎・羽田)
★5.テントひろば テント日誌
<テント日誌 8/30(木)—経産省前テントひろば355日目>
 「再稼働是非」で国会議員を糺す! 議員意見聴取 - 既に44議員が回答!
 (シャワリン)
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【訂正】8月30日発行TMM:No1560「3.ふくしま集団疎開裁判~」の記事で
次のように訂正いたします。
 誤:放射線管理区域(5.2ミリシーベルト/h以上)
 正:放射線管理区域(5.2ミリシーベルト/年以上)
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◆あす1日(土)午後6時から、フォトジャーナリスト豊崎博光さんのお話と
作品展示『世界の被爆者~ウラン採掘から始まるヒバクシャ、チェルノブイリ
から福島原発事故まで』場所・スペースたんぽぽ 参加費800円。
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┗■1.9月11日(火)テント1周年 イベント&アクション
 └────(経産省まえテントひろば&再稼働反対!全国アクション)

13:00 プレイベント スタート。
    ライヴ トーク ワークショップ(かんしょ踊り)

15:00 「再稼働是非」で国会議員を糺(ただ)す、
    アンケート結果発表記者会見

16:00~1周年記念集会 テントひろば とつきとおかアクション
    特別アピール:福島原発告訴団、1000万人アクション
    1分間メッセージ・・・たくさん、ライブ、お茶・ところてんタイム、
    手編みロープによる地球(いのち)の小分け

18:15~経産省包囲かんしょ踊り
    福島の怒り・全国の怒りを1000人の人々による力強いかんしょ踊りで
    経産省を包囲。知らない人もすぐ覚えられる揃いのたすきを締めて。

19:00~20:30 経産省包囲 人間の鎖
    昨年9・11にはじめておこなった経産省包囲人間の鎖。規制委員会
    発足に対してさらに多くの人たちによって!

 テントひろばと再稼働反対全国アクションとの共催
 問合せ 070-6473-1947 メール tentohiroba@gmail.com
 ホームページ http://tentohiroba.tumblr.com/


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┗■2.9月16日(日)シンポジウム「原子力ムラの責任を問う」
 │   18時開場、資料代500円、文京区民センター3Aにて。
 └────(主催 再稼働反対!全国アクション)

・発言 田原 牧さん(東京新聞特報部記者)
    石丸小四郎さん(双葉地方原発反対同盟代表)
・質疑応答

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 放射能たれ流しの福島原発事故を収束させる見通しがつかない状況下で野田
 政権は、原発再稼働の動きを開始し、〈原子力ムラ〉のメンバーを中心にお
 いた「原子力規制委員会」の人事を強行しようとしています。委員長候補の
 田中俊一氏は日本原子力研究開発機構副理事長時代に「もんじゅ」を推進し、
 原子力委員長代理として、福島原発事故をうみだした原子力行政の主役の一
 人といえる人物です。事故の責任を取らずに、あらためて原子力行政の中心
 にいすわろうという、こんな無責任人事を私たちは許すわけにはいきません。
 そしてムラ(原発利権)関係者の委員候補は、彼だけではないのです。

 「〈原子力ムラから選ぶな〉の声を、私たちは、さらに大きなものにしてい
 かなければならないとの思いから、9・11経産省包囲アクションと9・16シン
 ポジウムの準備に向かいました。もちろん私たちは、つくられようとしてい
 る「規制委員会」自体が原発推進のための機構にすぎないことを忘れている
 わけではありません。私たちに本当に必要なのは「廃炉」のための委員会で
 す。「廃炉」へ向かうステップとして「規制委員会」の無責任人事を徹底的
 に批判しぬく必要があるのです。

 9・11アクションと9・16シンポジウムへの、一人でも多くの参加を
 呼びかけます。
 **********
 [連絡先](FAX)03-6424-5749 (E-mail)contact@2011shinsai.info
 イベント詳細 http://2011shinsai.info/node/2672


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┗■3.『法案実現を「遅くとも2013年度中」と提案します』
 │   脱原発法制定全国ネットワークに質問状を出しました
 └────(石垣敏夫 原発から住民の命と安全を守る連絡会 世話人)

脱原発法制定全国ネットワーク 御中         2012.8.28
代表世話人 大江健三郎 殿
代表世話人 河合 弘之   殿
代表世話人 鎌田 慧   殿
事務局長  海渡 雄一 殿

法案実現を「遅くとも2013年度中」と提案します

 みなさんお世話様です。本来この法案は2011.3.11フクシマ大事故の反省か
ら、政府が自ら緊急提案すべきものでした。しかし、現政府と電力会社は何も
反省せず、大飯原発の再稼動を強行してきました。
 日本はドイツやフランスと異なり、地震多発国であり、2020年度まで待つこ
とはできません。国民・市民は、いつ第2第3のフクシマが起こるか、不安に
おびえる毎日を送っています。このことは全国規模で母親・子どもを含む集会
デモが続けられていることからも明らかです。
 ご承知の通り明日にでも第2、第3のフクシマが起きたら日本は壊滅してし
まいます。この法案の成立は一刻の猶予もありません。

下記質問に対し回答をお願いします。
(アンダーライン([]囲み)は貴ネットワークの見解です)

●脱原発基本法案の概要
[ この法案では脱原発は遅くとも2020年度ないし2025年度までのできる限り
 早い時期に実現されなければならないことを基本にしています ]
【質問1】
 菅直人前首相発言によって、浜岡原発は止まりました。
 現野田佳彦首相が原発を止める、と発言すれば原発は止まります。この案で
 は2020年度までは再稼動しても良い、という解釈もできます。
  この案は国民・市民の命と安全に関わる問題で「遅くとも2013年度中に実
 現」とすべきです。日本は地震多発国でドイツの例とは異なります。電力会
 社、原発推進議員は原案のままでしたら2020年度までの再稼動を認めている、
 と解釈してくるでしょう。現在7千億円もの予約済み核燃料があると言われ
 ていますが、私たちはお金より命が大切です。
 地震の専門家、石橋克彦さんは、日本は現在地震の活動期に入っており、
 いつどこで起こるか、予測ができない、と述べています。
 消費税重税法案は約半年で制定されています。
 野田首相に対し私たちが質問しているように、明日にでも第二のフクシマが
 起きたら単に首相が責任を取ればそれで済む、という問題ではありません。

●[ 発電用原子炉の運転を廃止するまでの間は、最新の科学的知見に基づいて
 定められる原子炉等による災害防止のための基準への適合性が確認されない
 限り発電用原子炉の運転(運転の再開を含む。)をしてはならないこと。]
【質問2】
 科学的知見とは誰が判断するのですか。これまでも科学的知見として、私た
 ちは騙されてきた経緯があります。
 新しくできる、原子力規制庁ならそのことが実現できるとお考えですか。

●今夏、原発なしで日本の電力は賄えたという事実が生まれました。
 大飯原発を再稼動している関電は火力発電を停止させています。
【質問3】
 現在原発を止めても日本の電力は賄える、ということが証明されました。
なぜ危険な再稼動を許す必要があるのですか。

●[ 未だに放射性廃棄物の最終処理が確立できておらず、仮に確立できたとし
 ても、10万年以上の長い管理が必要とされるものです ]
【質問4】
 ここに記載されていますように核燃料廃棄物(死の灰)の処理方法が未定で
 あるのに、科学的知見の下にと、死の灰製造を2020年度まで続けることは許
 されることでしょうか。
 ここでは言及されていませんが、使用済み核燃料からプルトニウムを抽出し
 核兵器の製造も可能となっています。これは日本の非核3原則(持たない、
 作らない、持ち込まない)にも抵触しています。

恐縮ですが文書で回答をお願い致します。
 石垣敏夫 TEL/FAX 048-686-7398
 (原発から住民の命と安全を守る連絡会 世話人)


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┗■4.東海村シンポジウムに参加した当日の出来事
 └────(梨の木舎・羽田)

東海村バスストップ事件を送ります。
「(2012年)8月26日、 私たちのバスは、「げんでん」(東海村)の見学
施設テラパークに入るゲートで、ストップをかけられました。バスにかけられ
たプレート「「反原発自治体議員・市民連盟ご一行様」を外すように、Tシャ
ツに「脱原発」と書いてあるのは脱ぐように」、と。

同行していた、静岡の浜ネットの鈴木さんが言うことに、「あのアクシツな
中部電力でもそんなことは言わない。私たちは車の屋根に脱原発という看板を
のせて出入りしている」。柳田さんも「何回も来ているがはずせと言われたの
は初めて」。プレートを裏返してバスは入りました。

私たち見学にきたお客なのに……。


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┗■5.テントひろば テント日誌
 └────

<テント日誌 8/30(木)—経産省前テントひろば355日目>
 「再稼働是非」で国会議員を糺す!
  議員意見聴取—既に44議員が回答!

8月30日(木) 晴れ
8月上旬から開始された、テントひろばの国会議員意見聴取プロジェクトの活
動は、今佳境を迎えている。8・29の「女の一票一揆」でも報告されていた
が、ここで現状を報告し、皆さんの注視とご協力をお願いしたい。
「脱原発」経産省前テントひろばの国会議員意見聴取プロジェクトでは、
衆参両院の議員に対する意見聴取(アンケート)のお願い封書を8月20日
(月)頃に配布しました。質問は極めて単純で次の2点です。
 ・原子力発電を止めるか続けるか
 ・今ある原発を稼働させるかさせないか
8月30日現在で44人の議員から回答をいただきました。以下に、回答をい
ただいた議員名をお知らせします。回答郵送が入れ違いになった議員さんには
申し訳ありません。締切は9月5日です。返信用封筒も同封しています。なる
べく早いご回答を各議員さんにお願いしたいと思います。
なお、回答結果(回答の有無、回答内容、回答用紙など)も公開します。

既に回答いただいた議員さん(敬称略)

衆議院議員
1 橋本べん 山岐阜2区 8月23日
2 黒田雄 千葉2区 20日
3 浅尾慶一郎 神奈川4区 21日
4 木内孝胤 東京9区 空白
5 牧義夫 愛知4区 21日
6 瑞慶覧長敏 沖縄4区 21日
7 田中康夫 兵庫8区 23日
8 高橋千鶴子 比例東北 21日
9 中川おさむ 大阪18区 23日
10 小林正枝 東海ブロック空白
11 中島隆利 九州比例区 21日
12 照屋寛徳 沖縄2区 21日
13 道休誠一郎 宮崎2区 22日
14 亀井静香 広島6区 21日
15 吉泉秀男 東北比例(山形3区)20日
16 相原しの 南関東比例区20日
17 菊池長右ェ門 比例東北23日
18 原口一博 佐賀1区 22日
19 赤松正雄 近畿比例 22日
20 石田三示 南関東 22日
21 石毛金英子 東京比例 22日(回答控えるのメモ)
22 岡本英子 神奈川3区 21日
23 京野きみこ 秋田3区 21日
24 重野安正 大分2区 21日
25 川内博史 鹿児島1区 24日
26 小林興起 東京10区 24日
27 土居隆一 兵庫3区 28日

参議院
1 田城郁 比例区 8月21日
2 今野東 比例区 21日
3 谷岡郁子(くにこ)愛知 24日
4 小野次郎 全国 21日
5 田村智子 比例 21日
6 浜田和幸 鳥取 空白
7 吉田忠智 比例 空白
8 又市征治 全国比例 20日
9 糸数慶子 沖縄 21日
10 山内徳信 比例(全国)22日
11 徳永エリ 北海道 22日
12 行田邦子 埼玉県 21日
13 はたともこ 比例区 21日
14 福島みずほ 全国比例区 22日
15 山下芳生 比例 22日
16 姫井由美子 岡山 24日
17 大河原雅子 東京 24日 以上(国会議員意見聴取プロジェクト K.M)

 8・29(木)「女たちの一票一揆」の会でも報告されましたが、いよいよ
8月も最後の明日、恒例の金曜抗議にあわせ、テント前も<掲示発表>いたし
ます。盤国会も残り一週間、もはや開店休業状態、議員たちは今日辺りから各
地元に戻る等とも報じられていますが、未回答の約680名には、電話に加え
来週は〆切の直接訪問にも回りますし、日々ホームページ等でも公開報告致し
ますので、みなさま、よろしくお願いいたします。(シャワリン)



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