7月中旬の関電管内は昨夏並みの節電(関電は節電を過小評価) | 脱原発の日のブログ

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12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

7月中旬の関電管内は昨夏並みの節電(関電は節電を過小評価)
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/282002631.html

関電管内では6月から7月初旬にかけて、大阪の最大気温が32.3℃までの平日の場合、昨夏と比べ大飯原発3、4号機分だけ節電していた。

関電管内の節電、32℃以上でも11年を凌ぐ(大飯原発3、4号機分)
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/280207932.html

7月中旬になり、最大気温が32℃以上の日が増え、需要も上昇してきた。32℃以上となった17~19日の最大需要は、関学の朴勝俊准教授が11年の実績に基づいて最大需要と最高気温の関係を示した一次モデルにほぼ沿っている。

つまり、昨夏並みの節電が行われていて、関電が主張している節電見通し3%はまったく当たってない。

でんき予報 [関西電力]
http://www.kepco.co.jp/setsuden/graph/index.html

日              17 18 19
最大気温(大阪)      34.9 33.4 32.5
最大需要(万kW)      2540 2555 2546
朴一次モデルの需要(万kW) 2625 2553 2510

2011年夏の関西電力管内における電力ピークに関する一考察(関西学院大学准教授・朴勝俊)
http://www.sdgovernance.org/internal/docs/SDG-DP-JNo11-03.pdf

なお、供給力予測(原発なし)は政府が関電予測を上回る2630万kWで、環境エネルギー政策研究所が2946万kW。

国家戦略室 - 政策 - 第4回 需給検証委員会 議事次第
http://www.npu.go.jp/policy/policy09/archive08_04.html
第4回需給検証委員会「供給と需要の精査」(環境エネルギー政策研究所・飯田哲也、2012年5月7日)
http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/20120507/iida_shiryo.pdf


太田光征