【報告】第314日目報告★原発とめよう!九電本店前ひろば★ | 脱原発の日のブログ

脱原発の日のブログ

12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

青柳行信です。2月28日。

★ 本日、18:30から21:00
フクシマ~フクオカ、核なき未来へ
   さよなら原発! 3・11 福岡集会
第3回実行委員会日 
場 所:福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)
  http://jinken.city.fukuoka.jp/shisetsu/access.html
   福岡市博多区下川端町3番1号
   博多リバレイン リバレインオフィス10階
   ※1階アジア美術館受付の左横の専用エレベーターで10階へ

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第314日目報告☆
呼びかけ人(4月20日座り込みから2月27日現在総数2056名)
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人2月27日1名。
      未確認1名
★さよなら原発! 3・11 福岡集会:http://0311fuk.blog.fc2.com/
★「原発なくそう!九州玄海訴訟」:http://no-genpatsu.main.jp/index.html
 原告を募集しています。(九州以外の方もO.k)

<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>
 ★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★

★ 横田つとむ さんから:
青柳 様
お疲れさまです。
今週から 小学生(中国人)の日本語を担当することになり
またまた忙しくなりそうです。

また、4月に写真展の計画もあり、その準備も始まりました。
音楽ライブの写真と、さよなら原発の写真を準備する予定です。
(会場は 大濠公園の福岡市美術館です。)

東電は 賠償のために 本社ビルの一部を売却することに
なるそうです。 他の電力会社が 事故が起こったら 会社が
つぶれるかもしれないことを認識してくれたら と思います。

住民の力で 原発を廃炉に追い込みたいものです。

 あんくるトム工房
東電 本社ビル一部売却の方針   http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/1731
講演会の お知らせ            http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/1732 
 
 宇野さえこさんが くれよんはうす から出しているメッセージの本を
みました。 みんなで 読みたいものです。

★ ひろば 上條 さんから:
テント報告
私がテントひろばに着いたとき、安河内さん姉妹がいて、私がどのように
テントひろばに関わったかを金子譲さんの動画を見て知ったと聞きました。
今後もつながりをもてそうです。
日本共産党の方が3.11の各地の反原発集会について教えてくれました。
全国各地の反原発集会では政党が共闘して集会を開くことが多いそうで、
宮崎では自民党、民主党、社民党、日本共産党の県議が出るそうです。

夕方に人が多く集まりました。
東京電力等電力会社が巨大津波発生の危険性の報告書に対して修正を
求めていたことが明らかにされましたが(http://goo.gl/b4v1u)、これに対して
テントに来た男性が「文科省が科学をごまかすとはどうかしている」と発言しま した。
また、この男性は去年12月に福島・宮城に行かれ、そこの子供に福島の子の
声の本「福島の子どもたちからの手紙~ほうしゃのうっていつなくなるの?」に
書かれているようなことを聞かれショックを受けたそうです。
別の男性は玄海と川内原発で作業されていた方でした。外部業者としてメンテナ ンスを
していたそうです。国策を進めるにあたって、お金で人の心を釣ったり、アセス メントと
評して国策に沿うような報告をする国のやり方に対して批判していました。原発 に関わった
お話もありました。
原発に反対する人が増えればいいですねと女性が発言しました。
国分さんが持ってきてくれたお菓子を食べながら、自己紹介をし、上のようなお 話を聞きました。

朝のテント立ち上げ時には初夏のような温かさだったそうですが、時間がたつと
風が強く吹き、気温もかなり下がりました。

★ 福島市在住 苫米地 好道(とまべち こうどう)さんから:
  ★原発とめよう!九電本店前ひろば★の[報告] を読ませてもらっています。
福岡の知人から表記報告を教えられ、その後、直送の手配をしてもらいました。
福島にいて思うことを次の通り送ります。若し役に立つところがあったら、報告 の中に使って頂いてもよろしいです。

福島市在住 とまべちと申します。
福島市の25日8:00の環境放射線量は0.87μSv/時でしたが、26日 6:00の線量は0.62μSv/時です(県のホームページ)。
16cmの積雪があるとこうなります。融ければまた0.8台後半に戻ることで しょう。

2月27日朝日新聞朝刊38面に、
原子力PR「理解得られない」 福島の自治体 財団を解散
の見出しで、木原貴之記者による記事がありました。ご存知かもしれませんが一 部抜粋します。
原子力の普及や安全性のPRを目的とした財団法人「福島県原子力広報協会」の解 散が決まった。
県と県内11市町村で構成する理事会で16日に合意した。
理事長の渡辺利綱・大熊町長は「 (解散理由の説明、略) 」と説明した。  (以下略)
有名になった渡辺利綱・大熊町長も、原発事故まではPR側でした。

飯館村は福島から原発方向に10㎞ほどいったところにありますが、26日 15:30の環境放射線量は 0.652μSv/時です(県のホームページ)。
福島市にも多くの方が避難しています。
菅野典雄・飯館村長は、除染して村民の帰村を早めようと頑張っています。
月刊雑誌「伸長45」3月号に、菅野典雄飯館村々長と中川恵一東大放射線科準 教授の対談が出ています。
これは、原発事故後の安全を主張する側の典型的な一類型でしょうが、私のよう な反対の立場をとるものにとっても、とても参考になります。
村長は国を非難していますが、私から見ると、事故後国が福島に対して執り、ま た執り続けている態度と全く同じに見えます。
村長が国を非難する声が虚しく悲痛です。
そして、原発周辺で無関心でいる人にとっても、とても分かりやすい教訓となる のではないでしょうか。
「推進側は、こういう思考と態度をとるのですよ。そうなってからでは遅いので すよ」と。
(この対談を、専門家のどなたか分析していただきたいです)

東北Z 『直撃インタビュー・被災地の目線で「第4回 児玉龍彦」 』
というテレビ番組が、2月10日、再放送2月25日、NHK仙台から、東北向け に放映されました。
南相馬市の除染に取り組み、その難しさに直面しての痛切な思い、これからのあ り方を心底から訴えておられます。
NHK仙台がよく勇気を持もって放映したなと思う程でした。
全国放送の価値は十分にあると思います。

★ 金子 譲(IWJ福岡 中継市民 )さんから:
青柳様
2月26日に開かれたツイッターデモの九州版、
「脱原発デモ@福岡天神 TwitNoNukes九州」を中継しました。その録画をノー カットで公開しています。
http://samadi.cocolog-nifty.com/sahasrara/2012/02/2012226-twitnon.html

デモ終了後の、福島から母子で避難してきたお母さんの悲痛な叫びが胸に突き刺 さります。

★ 近藤嘉昭 さんから:
 同日の「たまちゃん」のお言葉に「善い」を判断する「物さし」が示されて
①他者の幸せに貢献する ②自己の成長を・進化に資する、とあります。

これについて私見を申しますと「他者に貢献する」は人によって「何がそうか」 という点で様々に分かれてしまいます。
例えば、前航空幕僚長の田母神さんが「自らの身は顧みず」という著書を出され ていますが、
著者なりに「他者(例えば「日本国家」)のために「貢献」するということで しょうが、
小生から見ると、田母神さんのことはしばらくおいて、戦前戦中多くの「軍国主 義者」が「国家のため」と称して、
実は【東洋、世界を制覇せんとする権力欲】の虜になったのではないでしょうか。

「個人の利益を顧みず、お国のために」と称して「個人主義」を否定し、その結 果が、惨憺たる結果でした。
「他者」という内容は、個人の判断で著しく異なる、不安定なもの、時に危険な ものです。
現憲法が「個人の幸福」追求を「公共の福祉に反しない限り」認めているのはす ばらしいことだと思っています。
「個人」という概念もその内容は多様多義ですが、「理性的個人」の「良心」が 一番宜しいのではないでしょうか。
かくいう小生も「個人」として「原発ゼロ」の立場です。

勿論「家族」「子孫」「他人」「自然」も、私が原発に反対する【理由】になり ますが、先ず第一に個人ということです。
「自分自身」ほど相対的とは言え、確実なものは御座いません。
小生は夏目漱石の「私の個人主義」に賛成の立場です。
昨秋の福岡「さよなら原発」の集会に、80歳の老齢を押して参加したのも、第一 に「個人」の立場からでした。

「原発からの撤退」は勿論単なる「犬の遠吠え」で実現するものでは御座いません。
「個人主義」であれ「全体主義」であれ、キリスト教であれ、仏教であれ、
「緑の党」であれ、個人や団体が立場を越えて、大同団結して「国民戦線」のよ うなものを形成して、
政府、国会、電力会社、電力労組などを動かすために「肉薄」しなければならない、
そういう運動が必要で御座います。頑張ってまいりましょう。
「さよなら原発」で一致するという共通の立場で、小生と全く面識のない「たま ちゃん」とおっしゃる方と、
こうして【友好的】にメールで意見交換することができる喜びに、心より感謝申 し上げる次第です。有難うございました。
  2月27日 小生の81歳の誕生日に。合掌

★ ひつじのショーンこと久保 さんから:(2月27日)
先日電気料金の請求書(督促状)が来ていました。 
まだほったらかしにしてますが、青柳さんに以前、九電に対する料金支払いを止 める(法務局に供託する)運動はどうでしょう、
と尋ねたら、法律家の意見では”難しい”(不可能もしくはいい方法ではない)と いうことでした。 
不買運動は地域独占事業なもんだからハナから対象外だし。
今は原発で発電してないわけだから電気使ってもいいよな~と思いつつ、
しかし連中は再稼動しようとしてるし、今までのようにおとなしく払うのも癪に 触るしな~ ………。
 うつうつ、もやもやと考えているうちに、パッと閃いたものが……。
よし! 九電との契約を解除しよう、何とかなるさ。ということになりました。
わが家は集合住宅なので風力とか太陽光は使えません。 
でも今までの契約は最低(多分)の15Aでしたから夏場エアコンを使わなけれ ば多分大丈夫でしょう。 
実際この2、3年は冷房せずに扇風機だけで凌いでいましたからね。 
3月から究極の節電生活に挑戦です。 何とか目途がたったらまた報告します。

★ 北九州のSM さんから:
青柳様
いつもお世話になっています。
何か気になる名前が見える面白いイベントのお知らせが届きました。
みなさんにお知らせくださいませんか?
 北九州小倉から、eMo na Rock イモロックLIVEのお知らせです。
311ちょっと前に、自然が大好き!農業大好き!な仲間がRockで反原発?を訴え ます。
あの、九電株主総会に出現した、原発清志郎?も出演予定!

「原発なんて難しくってよくわかんないっ」「なにそれ?」
みたいな人、周りにいたら、ぜひぜひ誘ってみてください。老若男女に優しい Rock、それが、イモロックです!
みなさん、こぞって騒ぎに来てください~。
<eMo na ROCK SHOW>イモロック 2012年3月4日SUN FUSE KOKURA (093-551-3510)
17:00会場 18:00開演 出演:THE ひゃくしょうズ The coups Hitomi Tsurukawa's DUDE(ゲスト)
前売り :2000円 当日:2500円 学生:1500円 (1ドリンク・オーダー)
インターネット予約:http://sv54.wadax.ne.jp/~east-w-co-jp/fuse/ 問い合 わせ:090-8229-0662

★ FM さんから:
青柳様
『ミツバチ…』の上映会のお知らせを掲載していただき、ありがとうございました。
以下、昨日(26日)、北九州ミツバチの会主催で行われた
『ミツバチの羽音と地球の回転』の上映会の報告です。

午前と午後の上映会の2回、そしてその間に宇野朗子さん(ハイロアクション福 島)のお話がありました。
約300人の来場者がありました。
大野城市や山口県からも来てくれました(^_^)
来場者の方々の年齢層は幅広かったですが、託児もあったせいか小さな子供さんを
連れた若い世代が夫婦で多く参加してくださいました。

皆さん熱心に映画をご覧になり、宇野朗子さんのお話を聞かれていました。
祝島の物産の販売もあり、あっという間に売り切れていました。
脱原発の署名や瓦礫受け入れ反対の署名なども同時に行われましたが、
たくさんの方が署名してくださっていたようです。

アンケートも多く集まっていました。私はまだアンケートは詳しく見ていないの ですが、
映画を観終わって出てこられる方から「本当に素晴らしい映画だった。」「若い 世代でどんどん脱原発の声をあげていかないと」と
いう声を聞き、上映会をして本当に良かったと思いました。

準備段階から取材をしてカラー写真でお知らせを大きく載せてくれた毎日新聞、
お知らせを掲載してくれた朝日新聞、西日本新聞、小倉タイムス、週刊金曜日 等、各マスコミ、ラジオという形で紹介してくれた
FM KITAQ、クロスFM、口コミで必死に回りに伝え、広めた皆さんに感謝です。

昨日の上映会をきっかけにまだ実際に動いていなかったという方も、何か自分が できる方法で、
脱原発へと行動し、原発再稼働を絶対に許さない強い力にしていってほしいと思 います。

★ 前田 朗 さんから:
25日に開催された原発民衆法廷第1回東京公判の写真をブログにアップしました。
http://maeda-akira.blogspot.com/2012/02/blog-post_6166.html

原発を問う民衆法廷第1回公判(2.25)の映像です。
http://www.ustream.tv/recorded/20678440

開会あいさつ 判事入廷 決定第一号判示 起訴状朗読 権利告知説明 罪状認否
村田 弘さん意見陳述 増子理香さん意見陳述 亀屋幸子さん意見陳述
武藤類子さん意見陳述
http://www.ustream.tv/recorded/20680410

設楽さん 意見陳述
http://www.ustream.tv/recorded/20681010

ミニコンサート

大河原多津子さん意見陳述 佐々木慶子さん意見陳述
鵜飼判事 所見
冒頭陳述 河合検事 田部検事 長谷川アミカス
証拠調べ請求手続 1:30 高橋哲哉証人 尋問 2:19 山崎久隆証人 尋問

★ 八木沼 豊(原発体制を問うキリスト者ネットワーク(CNFE)) さんから:
青柳さん
いつもメール有り難うございます。
私の第一回原発民衆法廷」の傍聴報告です。

2月25日「第一回原発民衆法廷」の傍聴に出かけてきました。
昨年、玄海原発の訴訟団の一員にはなりましたが、これまで裁判というものに は、無縁でしたので、
とても興味をもって参加できました。
法的拘束力のない模擬裁判とはいえ、菅直人前首相や東京電力の清水正孝前社 長、班目春
樹原子力安全委員長ら被告9名に対して、検察官役の弁護士は、「被告」の行為 が公害罪法
違反や業務上過失致死傷罪にあたるとかなりつっこんだ主張をおこない、対する 弁護側もかなり、
しっかりとした弁護(実際の裁判であったとしてもこの程度なのかなと思われ る)で対応していました。
約300人の傍聴席がほぼ満席でした。

福島県からの避難者7人の方々が意見を述べました。原発から約16キロの場所 で農業を営んでいた
方は「避難先を転々とする中で86歳と99歳の知人が亡くなり、自ら命を絶っ た人もいる。田畑
は今年も作付けできず、草ぼうぼうのまま春を迎える」と訴えました。
また、自主避難をして首都圏に住んでいる母親は、避難に反対する夫を福島に置 いて、
今年小学一年になる娘を放射線から守るために、東京に来たが、
「自主避難」であるが故に「被災証明」もないために公的支援も受けられず、経済的にも苦しい二重
生活を余儀なくされている実態を切実に訴えていました。
身体障害の方からの訴えもありました。
有機栽培をされている方々からは「福島県内の農産物は今後口にしたくない、という長年の顧客に
たいして答える言葉がでない」という悲しい訴えもありました。
原発災害を実際苦しみの中におられる方々の訴えはどれも心を打つ内容でした。

また、興味深かったのは、証人の高橋哲哉氏(東大教授・専攻は哲学)に対する反対尋問(ア
ミカス)のやりとりです。概略を記載します。

証人:「犠牲のシステム」とは、ある人の利益が、他の人の犠牲(生命・健康・ 生活・希望等)の
   もとにのみ得られ、また維持されるシステムをいい、
   原発はまさに「犠牲のシステム」の上に成り立っている。

アミカス:組織や共同体を運営するためには、ある程度の犠牲は止むをえないのではないか。
     原発は国民の代表である国会での議決に基づいて実施されていることである。

証人:憲法で保障されている国民の「基本的人権」が侵害される状況なら、「基本的人権」が優
   先されるのは当然であり、倫理的に認めることはできない。

証人:原発災害を引き起こした東電等、原発を推進してきた勢力の責任は大きい。ただ、原発を
   止めることができなかった私たちの責任は感じる。

アミカス:証人は、自分の責任も感じている。また福島の方々も原発交付金等をリスクの対価として
     受け取っている。
     責任を感じている方々や原発交付金を受け取っている方がこういう裁判をおこすのは、
     どうなのか。

証人:原発交付金等はリスクの対価ではなく、安全だという前提で配られたものである。
    安全であると騙された方も問題があるが、騙した方の責任は明白である。
    また、責任というのも、東電等の責任と私たちの責任は同じ線上で語られるものではない。
    同じ事故を二度と繰り返さないためにも、責任を追及する責任がある。
    かっての戦争や植民地政策で、国に騙された国民が国を裁くのは当然の権利である。
    ドイツで、戦後市民がナチス(かっての自国の指導者)を裁いたのは当然である。

なお、判事からは、被告個人に対して「社会的」「民主的」「刑事的」責任を徹 底的に追及すべきで
ある、集団無責任体制であるから、原発の再稼動だなどという馬鹿げた話がでてくる、
個人の財産を含め、責任の重さに対する恐怖感を与えれば、簡単に再稼動とは言えなくなる、
(オリンパス事件と同様に徹底的な責任追及が必要)といった指摘があり、
傍聴席から大きな拍手がありました。 ~ (^-^)/~~

★ 河内謙策 さんから:
原子力安全委員会 大飯原発をめぐる動き 伊方原発 署名運動 
 私たちは、「IK原発重要情報(78)」で、斑目原子力安全委員会委員長が、17 日、ストレステストの一次評価と原発の再稼動は関係がない、と発言したことを 知らせましたが、それは20日の原子力安全委員会で確認され、原子力安全委員会 の見解となりました。原子力安全委員会が賛成していないのに、また、ストレス テストの1次評価での運転再開反対が広範な世論になりつつあるのに、政府が独 断で運転再開ゴーというサインを出すのかどうか、という重大局面を迎えまし た。また、原子力安全委員会では、大飯原発3号機、4号機のストレステストの 1次評価について、かなり厳しい意見が出ているようで、この点も非常に注目さ れます。
http://www.alterna.co.jp/8410
http://news.livedoor.com/article/detail/6299257
http://mainichi.jp/select/biz/news/20120222k0000m020034000c.html

福井現地では、緊迫した局面が続いています。
 原子力発電に反対する福井県民会議と原発設置反対小浜市民の会が「2・20声 明『第二のフクシマ、若狭原発震災』の前に、広範な、深い論議と行動を!」を 発表し、活動を強めています。
 山本太郎さんを先頭に、福井県議会の傍聴活動も行われています。
 美浜の会などは、「周辺」自治体への働きかけも強めています。
 京都市長も、京都府知事も、政府の動きに抵抗の姿勢を見せています。
 福井県知事は、まだ政府に屈服していません。しかし、東京電力福島第1原発 事故を踏まえた新たな(!)暫定的な(!)安全基準が政府から(!)示されれ ば運転再開を認めるような発言も福井県知事はしているので、引き続き、全国か らの激励・要請行動が重要と思われます。
http://www2.interbroad.or.jp/shimada/denuclear/seimei2.20.pdf
http://www2.interbroad.or.jp/shimada/denuclear/nuclear-freehukui.home.html
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/02/24/kiji/K20120224002697750.html
http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/osaka_rep20120223.htm
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/politics/33225.html

 大飯原発と同じように緊迫の度を強めているのが伊方原発です。保安院として は、大飯原発、伊方原発を「手柄」にして、4月からの原子力規制庁への移行を たくらんでいるようです。大飯原発3号機、4号機の保安院の審査が終了したい ま、伊方の審査の終了も近いようです。保安院の現地調査も終了しました。
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20120225ddlk38040623000c.html

 「原発再稼動に待った! 全国署名」が始まっています。署名の要請項目は、 以下の3点です。

1 原発運転の再開の判断は、国会の事故調査委員会の結果を踏まえること。
2 原発の事故の影響が及ぶ可能性のあるすべての自治体および住民に、十分な説明を行い、意見を聴取すること。
3 原発運転の再開の判断にあたっては、関心を有する国民の声を幅広く聴取すること。全国の主要都市において、公聴会を実施すること。

 誠に時宜にかなった署名運動です。この運動を全国で、それぞれの地域の原発の運転再開反対の運動と結びつけて展開することにより、全国が一つになった運 動を発展させることができるのでは、ないでしょうか。
 オンライン署名は、こちらからお願いします。
 http://goo.gl/R8FKc
詳細は、以下のサイトにアクセスしてください。
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-658d.html

★ 太田光征 さんから:
北電:原発停止で今夏に電力不足は本当か?
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/254421256.html

北電は泊原発1、2号機が再稼働できず、苫東厚真火力発電所4号機(70万kW)が5月から定期検査に入ると、今夏に供給力が不足すると主張している。
原発ゼロ 道内4月にも 「夏に電力不足」
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001202210006

[参考]
泊原発を止めても電力が不足しない理由...
http://ja-jp.facebook.com/onnatachinohiroba/posts/213095645449375
Shut 泊: 原発はいらない 新聞への疑問
http://shuttomari.blogspot.com/2011/10/blog-post_5221.html

しかし、北電の原発以外の稼働率(2010年9月平均)は26%しかない。原発以外の全設備(2011年3月、北電以外を含む)を75%稼働させれば、北海道で近年の夏の 最大需要(北電分は10年8月の506万kW)を賄うことができる。あるいは、2012年 2月の供給力600万kW以上をベースにすれば、泊原発3号機の91万kWを差し引いて も506万kWはほぼ確保できており、苫東厚真4号機の定検で不足する70万kWは、北本連系設備(損傷は4月中旬に復旧完了の予定)経由で東電から60万kW、自家発 電設備から若干を融通してもらえば補える。

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★ フクシマ~フクオカ、核なき未来へ
   さよなら原発! 3・11 福岡集会
3月11日(日)13:30集会開始 14:30デモ出発
ブログ:http://0311fuk.blog.fc2.com/
  集会場所: 須崎公園 福岡市中央区天神5丁目8
   地図: http://tinyurl.com/6od2twa
主 催: さよなら原発! 3.11 福岡集会実行委員会
連絡先: 原発とめよう!九電本店前ひろば
    090-1324-8588(ひろば)080-6420-6211(青柳)
チラシ設置場所
http://0311fuk.blog.fc2.com/blog-category-5.html
「このお店(など)にもチラシを置きました!」という情報をお持ちの方は、
ホームページ掲載の許可をお店(など)に取っていただいた上で、
「店名/業種/住所/電話番号/HP」の情報を0311.fukuoka@gmail.com
までお寄せください。随時、更新していきます。

★原発労働者・梅田(うめだ)隆(りゅう)亮(すけ)さんの裁判提訴をご支援くださ
い!! 『原発労災給付不支給処分取消請求事件』裁判提起。2月17日。
  第一回 公判日未定 福岡地方裁判所

★《九州・沖縄・韓国に住む市民による さよなら原発ネットワーク》 
  ホームページ: http://www.goodbye-nukes.com

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  ★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば★☆
    Twitter フェイスブック ミクシー等で拡散よろしくお願いします。
    ★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば ★☆
    午前10時から午後5時(土・日曜・休日は閉設)
    ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
   場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82 
   地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
   ★☆(ひろば・テント 090-1324-8588) ☆★

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青柳 行信
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
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