緊急署名:自主避難者の賠償問題などグリーンアクションより | 脱原発の日のブログ

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12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

■グリーン・アクション メールマガジン
http://www.greenaction-japan.org/
2011年11月28日発行
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第32号
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■目次
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01………………… ごあいさつ

02………………… 緊急署名:自主避難者の賠償問題(締め切り12月2日と12月9日)

03………………… 福島 渡利地区 避難の権利署名(締め切り12月9日)

04………………… 予告:「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

05………………… 「日刊SPA!」に経産省前「女たちの座り込み」記事
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■ごあいさつ
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メルマガ読者の皆様へ

北から冷たい風が吹くようになりました。
皆様元気にお過ごしのことと存じます。

さて、今回は緊急署名アクション2件のお願いと、
来年1月に開かれます「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」のお知らせ、
「日刊SPA!」にweb配信された経産省前「女たちの座り込み」記事のお知らせです。

署名の件、ご多忙中とは存じますが、是非ともご協力下さいますようお願い申し上げます。


朝晩冷え込んで参りましたので、皆様どうぞお体ご自愛ください。

グリーン・アクション 代表 アイリーン・美緒子・スミス
グリーン・アクション スタッフ一同

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■緊急署名:自主避難者の賠償問題(締め切り12月2日と12月9日)
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「自主」避難者に、正当で幅広い「損害賠償」を!

福島の原発事故に対して国から支払われる損害賠償の方向が明らかになってきました。
自主避難者・残留者を問わず、すべて一律同額の賠償とすること、
また、賠償の期間が今年の12月までとなっており、あまりにも短すぎます。

このままでは、「見舞金」的なものが、わずかに同額支払われて
賠償は済んだことになってしまうでしょう。

このような危機的な状況を打開するために、
国際環境NGO FoE Japan(エフ・オー・イー・ジャパン)と
福島老朽原発を考える会(フクロウの会)が呼びかけ団体となって、
急遽、以下のような緊急署名を集めることになりました。

署名のタイトルは、
「緊急署名:「自主」避難者に、正当で幅広い「損害賠償」を!避難費用実費を賠償すべき」

要請項目は、
○一律一括の金額ではなく、避難費用の実費がカバーできる賠償とすること
○賠償期間は、少なくとも2年間とすること


提出先は、原子力損害賠償紛争審査会です。

第一次締め切りは、12月2日(金)、
第二次締め切りは、12月9日(金)となっております。

署名用紙はこちらからダウンロードできます。

署名フォーム1(PC対応):http://goo.gl/2HQzW
署名フォーム2(PC、携帯対応):https://pro.form-mailer.jp/fms/795bfc1624252

詳しい内容は、こちらです。
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-cdf5.html

ぜひ、内容をご一読いただき、
署名にご協力くださいますようお願い申し上げます。

また、この緊急署名の賛同団体として
一緒に呼び掛けていただ来ますようお願い申し上げます。

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■福島 渡利地区 避難の権利署名
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渡利署名、第2弾が始まりました。新たに付加された要請事項は、
除染期間中の子どもたちの一時避難の要求です。

提出先は、福島県知事、原子力災害対策本部長と原子力災害現地対策本部長です。

呼びかけ団体は、渡利の子どもたちを守る会(Save Watari Kids)、
子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク、福島老朽原発を考える会、
国際環境NGO FoEJapan(エフ・オー・イー・ジャパン)となっております。

賛同団体は、今のところ、
子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク、グリーンピース、グリーン・アクション、
A SEED JAPAN、ウィンドファーム、ナマケモノ倶楽部、気候ネットワーク、
高木基金、脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会(eシフト)、
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)、
ハイロアクション福島原発40年実行委員会、stopプルサーマルふくしま、
福島原発30キロ圏ひとの会、ハーモニクスライフセンターです。
もう少し増えそうです。
グリーン・アクションも賛同団体に入っています。

第一弾ご署名のみなさまも、ぜひ再度、ご協力ください。
一次締め切りは、12月9日(金)です。

【子どもたちを放射能から守るために
渡利・小倉寺・南向台の避難の権利・賠償に関する要望書】

要請事項

1.現在の「特定避難勧奨地点」の制度を見直し、高線量が計測されている渡利での生活
に不安をもつ住民、特に子供や妊婦のいる家庭が、(一時)避難できるよう、渡利地区を
「選択的避難区域」に指定してください。

2.除染前・除染中の期間に、子どもたちを安全な場所に移転させてください。

3.渡利の住民が(一時)避難できるよう、市内あるいは近隣市町村へ「移転」することを
推奨し、県外への避難と同等の援助を行ってください。

4.渡利に留まり生活する住民に対しての補償を行ってください。

5.除染は国と東京電力が責任をもって計画・実行し、住民を不用意に被曝作業に駆り出
したり、住民不在で仮置き場を選定することがないようにしてください。

6.小倉寺および南向台地区にも、渡利地区と同様の措置を行ってください。

7.すでに自主避難、自主移転を行っている家庭への支援を行ってください。

http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-87fb.html

署名フォーム1(PC対応):http://goo.gl/RJlUJ

署名フォーム2(PC、携帯対応)
https://pro.form-mailer.jp/fms/0a9d20d924258


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皆様の暖かいご支援により、グリーン・アクションは活動できております。
ここに改めて御礼を申し上げます。
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■予告:「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」
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2012年1月14日~15日に横浜にて
「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」が開催されます。

事務局はピースボート、実行委員会にはグリーン…アクション他4団体が入っています。

「脱原発世界会議」は、二つのことをめざしています。

 一つは、世界の人々がフクシマの現実に学ぶと同時に、全世界の核被害者すなわち
グローバル・ヒバクシャの声を集め、互いの経験に学びあう場を作りだすこと。
そして核の脅威を明らかにし、原子力からの脱却を世界に発信します。

 もう一つは、原子力に頼らない社会をつくることが
現実的に可能であることを明らかにすることです。
日本をはじめ世界各国が採用できる脱原発への行動計画を作り、提言します。

さらにこの会議のユニークな点は、市民が率先して行動し、男女・親子・老若に関わらず
参加し、国境をこえてつながり、あらゆる機関・団体との連携を広げることによって、
原子力に頼る現在の文明の転換を促し、未来への希望を生み出すように進められているこ
とです。

皆様のご協力をお願い申し上げます。

詳細はこちらからご覧下さい。
http://www.peaceboat.org/info/news/2011/110908.shtml

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■日刊SPA!に経産省前「女たちの座り込み」記事
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週刊SPAのネット版「日刊SPA!」にて、
先日の経産省前での女たちの座り込みの記事が配信されました。

タイトルは、【「原発いらない」と女たちが経産省前で座り込み】です。

女性と子どもに与える放射線の影響についても掲載されています。

2006年に米国科学アカデミー(NAS)が出版した、
『電離放射性物質の生物学的影響(BEIR?)』の中にある
「低レベル放射線被曝による女性への健康リスクの調査報告」の内容について、
スミスが説明しています。どうぞご覧下さい。

アドレスは、こちらです。http://nikkan-spa.jp/94867


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是非、サポーターになってください。よろしくお願いします。
詳細はこちら:
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