11.01(火)放射能「安全」報道を読み解く | 脱原発の日のブログ

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12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

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<国連・憲法問題研究会 講演会>

◆放射能「安心」報道を読み解く

[講師] 影浦 峡さん
(東京大学大学院教授、
『3.11後の放射能「安全」報道を読み解く—社会情報リテラシー実践講座』著者)

[日時] 11月1日(火) 午後6時半~9時

[会場] 文京シビックセンター 地下1階学習室
     (後楽園駅・春日駅・水道橋駅)
http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_shisetsukanri_shisetsu_civic.html
http://www.b-civichall.com/access/main.html

[参加費]800円(会員500円)
[主催]国連・憲法問題研究会
連絡先
URL http://www.winterpalace.net/kkmk/
peaceberryjam@gmail.com


放射能「安心」報道を読み解く

■3・11原発震災の発生から半年以上。福島第一原発からはいまだ莫大な
放射性物質の放出が続いています。高濃度放射能によって、深刻な土壌、
海洋、農水産物の汚染が続き、被害が深刻化しています。

3・11の前まで「日本の原発は安全」「地震があっても事故は起きない」「事
故が起きても放射能は漏れない」という報道・言説が幅をきかせていました。
そして、3・11の直後、放射能汚染に関する情報隠しのために多くの住民が
被曝させられ、放射能対策は後手に回り続けています。原発安全神話が、
事故後も「放射能は安全」という報道・言説の横行につながりました。

こうして、事故が収束していないにも関わらず、「除染」「風評被害」対策を
とれば事態は収拾され放射能も“安心”であるかのような主張がいまだに
言われています。

原発安全神話の横行が福島原発震災につながった教訓を踏まえるならば、
市民は危険な放射能「安心」報道を読み解く力を身につけていかなければ
なりません。『3.11後の放射能「安全」報道を読み解く—社会情報リテラシー
実践講座』の著者である影浦峡さんに講演していただきます。

<影浦峡さんプロフィール>
かげうらきょう。東京大学大学院教授。札幌市出身。東京大学教育学部・
マンチェスター大学科学技術研究所卒。専門は言語とメディア。
著書に『3.11後の放射能「安全」報道を読み解く—社会情報リテラシー実践
講座』(現代企画室)、『子どもと話す 言葉ってなに?』(現代企画室)。